京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/04/01
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洛陽工業高等学校は、平成29年度末をもって閉校し、 創立132年の歴史と伝統を京都工学院高等学校へ引き継ぎます。

立志塾生徒報告

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今日は、「中国との付き合い方」をテーマに討論・発表中心の授業でした。
ほとんどすべてのマスコミがほとんどトップで話題にしている「尖閣列島問題」と「反日デモ」の報道と解説をグループごとで検討・討論・発表・考察することを通して、この問題の考え方について学びました。
ファシリテータはジャーナリストで関西プレスクラブ特任委員の佐藤徳夫先生です。
仮説として、反日デモの理由を経済成長に伴う中国国内での経済格差の深刻性に置き、デモにおける行動の仕方や中国政府の対応の仕方を見ていきました。仮説の妥当性については、中国政府のデモへの対応で実証されると思うので、冷静に見ていきたいと思います。
では、日本はこれからどうすべきかについて、様々なシミュレーションを行いましたが、そのうちの代表的な3つのシナリオについて紹介したいと思います。
第一に、領土問題を国際司法裁判に委ねることで、決着するというものです。
第二に、他国から甘く見られている日本の対外姿勢について、軍備強化とそのための憲法改正もふくめた統治機能の改革が提案される可能性が大であるということです。
第三に、ヒロシマ、ナガサキの経験にもかかわらず、中国をはじめ他国に対する抑止力として核兵器の保有が議論される可能性があるのではないかということです。
日本をめぐる国際環境の変化は、これからの私たちの進路や将来に深くかかわってくると思います。答えのない問いに向き合い学ぶ者として、真剣にじっくりとしかも冷静に考えていきたいと思います。
今回のような時事問題を避けることなく、冷静に考えることが出来たことはこの授業の成果ではないかと思います。次週も新聞記事を題材に言語技術のブラッシュアップです。10月9日には再びブルースさんをお迎えして(前回は5月15日「夢に向かって」)、3か月の努力の成果について議論できることを楽しみにしています。(1年生YさんとSさんとSさんの合作をもとに学校の責任で若干編集しました)
以上のように、答えのないかもしれない問い、時には時事問題の討論を通して、文章力とプレゼン能力をあわせた言語能力を高めることを全員の共通目標にして成果をあげてくれることを望みます。そして、他流試合ができる人材に早く育ってくれるとなおのことうれしく思います。(校長談)


「創造基礎」生徒報告

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平成24年9月11日 「創造基礎」の生徒報告です。
【S.K君の報告】
 今回の創造基礎「リーダー養成講座」は、山本ひとみ先生にお越しいただきました。明るくて気さくな方です。山本先生は、普段は大学でブランディングやファッションをテーマにした授業をされているのですが、今回は高校生が対象ということで、プレゼンテーションについての講義をしていただきました。
 プレゼンで大事なのは、結論を最初に言う。つまり、自分が一番言いたいことをプレゼンの頭に持ってくるということです。プレゼンは時間が長くなることが多いので、言いたいことかはっきりしないと聞き手に飽きられやすくなってしまいます。しかし、最初に「これだけは覚えて帰って!」ということを言っておけば、聞き手に内容が伝わりやすくなります。言いたいことをバシッと先にぶつける! そして相手を引き込む! これが重要です。実際の授業では、自分自身のプレゼンということで自己紹介をみんなでしていきました。黒板を使うなどして、一人一人個性的な自己紹介ができ、山本先生からも「初めてなのによくできている」と好評価をいただきました。
プレゼン後進国といわれている日本ですから、これからの日本には間違いなくプレゼン能力が必要です。今回教わったことを軸に、話す力、プレゼン力を身につけていきましょう。

【S.G君の報告】
リーダー養成講座に、今回は「山本ひとみ」さんに来ていただきました。山本さんは普段、四年生大学では、ブランディングやマーケティングを、短大ではファッションについて教えていらっしゃいます。現在、○○歳だそうですが、実年齢より10歳ほど若く見え、とても明るい方でした。取材中もこちらを気づかってくださり話しをされていました。また、講義中は身振り、手振りを交えながら笑顔で話されていたのでとてもわかりやすかったです。
 今回、山本さんにはプレゼンテーションについてご教授いただきました。山本さんは、元々、書く、喋るということが苦手だったそうです。しかし、社会人になってからプレゼンをして一度、直接に「いいね」と言ってもらい、それが採用され、そこからうれしいと思い、またやってみるという繰り返しでプレゼンの能力が上がっていったそうです。プレゼンは、相手のニーズ(求めているもの)を前もってつかんでおくことが大事でそれによって、相手に応えることができます。つまり、相手をこちらに引き込んで話すことができるということです。どうしても相手の興味がわからない場合は対象の人物の周辺の人に聞いた方がいいようです。
 僕たちは、自己紹介をしましたが、相手を引き込む話し方がとても良かったと言っていただきました。しかし、恥ずかしがって言っていたりしたので、そこを改善すればカッコ良くなるとも言っていらっしゃいました。これは、公私の切り替えで自分がシマると周りもシマる。つまり、自分が変れば周りも変るということです。
 プレゼン能力がいかに必要かまた、どのようにすれば改善されるのか学べ、とても良い講義でした。今回は来ていただきありがとうございました。

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行事予定
3/25 合格者登校日(9:00)
3/26 新2年生教科書販売(10:00〜13:00)

学校だより

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