京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/04/01
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洛陽工業高等学校は、平成29年度末をもって閉校し、 創立132年の歴史と伝統を京都工学院高等学校へ引き継ぎます。

もう一つの創造基礎(8)

今回のといいながら実は6月28日の報告が延び延びになってしまい申し訳ありません。ゲストは京都高度技術研究所の江川博さん、パナソニックの横川亘さん、堀場製作所の若林聡さんでした。
今回の授業のテーマは「志」です。はじめは皆さんの高校時代、そして現在に至るまでの生い立ちを聞かせていただきました。横川さんは、海外で仕事をしたいという希望があったそうです。大学進学後、パナソニックの貿易関係に就職し、フランス、サウジアラビアなどで長年仕事をされて、結果的に見事、将来の夢を叶えられて、現在に至ります。若林さんは、高校時代あまり成績が良い方ではなかったそうです。しかし中学、高校時代と理系人であった若林さんは自らはんだごてで、ギターのアンプをつくるなど、理系に長けていたそうです。その後、大学で文系に一時的にシフトした若林さんでしたが、やはり理系に進みたい、と決心し、就職を目の前にした時、理系を生かせる堀場製作所に就職されました。若林さんが入社した時あまり規模は大きくありませんでした。
入社したときは小さくても自分と一緒に大きくなっていきたいと思える企業選びが大切だ。ともおっしゃっていました。江川さんは、高校時代、はっきりとした将来の目標がなく、「あまり勉強をしていなかった。」とおっしゃっていました。その後、大学は夜間制だったため、昼間は市役所のアルバイトをしておられました。その流れで役所に就職されました。ものづくりの世界へは、今から5年前から関わられており現在に至ります。
次に、社会に通用する人としての心構えについてお話をいただきました。皆さんに共通して「自分の中で、誰にも負けない長所を最低1つ持つということが大事だ」とおっしゃっていました。自分自身をみがき、長所を伸ばしていくこと、どれだけ優秀な人材になっても会社の方針にあわしていく事が大切だとわかりました。
(まとめとして)
 今回ゲストの方々の青春時代の話を聞いた時に、いろいろな経験が社会の中で生きていくうえで大切になってくると思いました。とりわけ、プロとしての心構え、信条について語ってくださったことが今回の宝物といえます。曰く「得意分野や得意技を持っているこのと強み」「法令遵守、役に立つことを考え抜く、組織の基本方針に沿っているかどうか考える」「逃げない」。私たちも失敗を恐れず、いろいろなことにチャレンジしていきたいです。また、京都の企業は基礎技術が高く、新しいことにチャレンジするのも7合目あたりから出来る強みを持っていることも知りました。最後に佐藤先生より喝。「二兎を追え!そして痛い目にあえ!そのために、自分を過小評価せずチャレンジせよ」
以上、発熱で朦朧とする中、1年2組の林がまとめました。

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行事予定
3/5 学年末考査(3/12まで)、在校生本館立入禁止(13:00〜)
3/6 一般選抜:在校生登校禁止(16:00まで)
京都市立洛陽工業高等学校
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