最新更新日:2024/05/22 | |
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キャリアフィールドワーク(2)
12月17日の訪問先です。
●京都大学放射線生物研究センター● 京都大学放射線生物研究センターを2年生理系の生徒6名が訪問しました。 松本智裕先生から「ようこそ染色体美術館へ」というテーマで講義をしていただいたあと,井倉毅先生から「細胞は、様々なストレスにどう対応しているのか?〜その仕組みと戦略〜」について講義をしていただきました。 高校の生物では扱わない染色体に関する高度な内容や研究者としての生き方など,情熱をもってわかりやすくおはなしいただきました。教科書の内容を疑う姿勢や世界で活躍するための心構えなどを教授いただき,生徒たちにとってとても刺激的な訪問となりました。 12月18日の訪問先です。 ●京都造形芸術大学文明哲学研究所● 2年生特別進学コースの23名が京都造形芸術大学を訪問しました。生徒たちは同大学文明哲学研究所の齋藤亜矢先生より、研究されている内容、研究者としての日常、高校生へのメッセージなどのお話を伺うことができました。 齋藤先生は「ヒトはなぜ絵を描くのか」という研究について、チンパンジーと人間の子供を比較しながら説明してくださいました。両者の最も大きな違いとして、人間の子供は「見立て」る力を使って、何かを表した絵を描くことができるという点が挙げられていました。そして、ヒトの認知的な特徴である想像力をもたらしたのは言葉の獲得であることや、「見立て」の想像力が次のステップである創造へつながることなどをわかりやすくお話しくださいました。 最後に齋藤先生から生徒たちへ、身の回りや自然に広く目を向け、自分が「いいな」と思ったことと、そこから生まれる疑問を大切にするようアドバイスをいただきました。 (左)京都大学放射線生物研究センター (右)京都造形芸術大学文明哲学研究所 |
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