最新更新日:2024/06/17 | |
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科学の甲子園 京都府予選会!
10月25日(土)午後,第4回科学の甲子園全国大会京都府予選会が,伏見区の京都府総合教育センターを会場に開催され,本校から2年生8名の選手が出場しました。(全国大会に向けて,1年生1名も同行しました)
科学の甲子園は,独立行政法人科学技術振興機構が実施し,全国の科学好きの高校生が集い,競い合い,活躍する場であり,理系高校生のトップ層を伸ばすことを目指すものです。 本校は,科学の甲子園で,第1回・第2回とも京都府予選会を勝ち抜き,第1回全国大会では7位の好成績を収めています。昨年の第3回は,惜しくも予選会で2位となり,全国大会出場を逃しました。そのとき悔し涙を飲んだ3名を中心とする今年の選手は,必勝を期して,物理・化学・生物・地学・数学・情報の筆記競技(120分)と実験競技(60分)に望むべく,これまで練習に取り組んできました。 はじめに実験競技です。昨年は岩塩の密度を測定し,その値を用いてナトリウムイオンの半径を求めるという内容でしたが,今年は,釣り用のおもりの質量を,ばねを用いて二つの異なる方法で求め,電子天秤で測定した値と比べて誤差について考察するというものでした。実験は簡単で,知識や技術の差が出にくいものでしたので,誤差の要因を十分に検討できたかどうかがポイントになりそうです。 次は,筆記競技です。例年通りの6分野12問の問題構成です。本校の選手は,各自が得意とする分野から解きはじめましたが,よくわからないところを議論したり,ダメそうなら途中で解答者を交代するなど,積極的に交流しながら解きすすめました。学校で練習を始めたころ,選手は黙って一人で考えることが多かったのですが,練習を重ねるにつれて,議論しながら考えたり確かめたりすることが,答に近づく重要な方法であることに気づいたためです。それこそが,科学の甲子園が求めるチーム力です。今年の選手は本番で最高のチーム力を発揮してくれました。予選会の結果が楽しみです。 |
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