最新更新日:2024/05/31 | |
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【理科】フィールドワークを実施しました
堀川高校では、理科教育の一環として野外観察や施設訪問を実施しています。
2月1日(木)には、物理基礎の授業で島津製作所創業記念資料館を訪問しました。京都発祥の企業として日本の科学技術発展に貢献してきた島津製作所の歴史や実績について、説明を受けながら館内を見学させていただきました。 明治8(1875)年の創業当時から現在までの貴重な理化学器械・標本などが開発された経緯や当時のエピソードなどに耳を傾けながらメモを取り、生徒たちがそれぞれ一番気になった展示物についての説明や、なぜそれが気になったのかなどをレポートにまとめました。 一方、2月6日(火)には、地学の授業の一環で黒染屋(馬場染工業)さんを訪問しました。京都盆地は鴨川や桂川の扇状地でできており、その扇端にあたる堀川高校周辺には良質な水が多く湧き出ています。 工場の中には、織田信長が本能寺の茶会で用いたといわれる「柳の水」という名水があり、ご近所の人が自由に汲むことができるようになっています。ご主人の馬場麻紀さんから、名水や染めに関するお話を伺い、京都の地勢に関する知識だけでなく、学校周辺の伝統産業の移り変わりなどいろいろなことが学べました。 今回のフィールドワークでは、京都にある身近な施設を訪問することで、京都ならではの、京都だからできる、本物に触れる機会を得ることができました。 ご協力いただきました島津製作所創業記念資料館さま、馬場染工業さま、ありがとうございました。 |
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