最新更新日:2024/05/31 | |
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児童館との交流事業
7月6日、1年生の家庭科の取組として、同心児童館にお邪魔し、乳幼児と保護者の方と触れ合う機会をいただきました。取組の目的は、将来の子育てに関する予備体験として、他者への関心や共感力を高めることです。
本校生徒は2〜3名のグループにわかれ、まずは1〜2組の乳幼児親子と一緒に「七夕の飾り」を作りました。生徒たちは、子どもに話しかけながら折り紙を折ったり、笹の葉を揺らして興味をひこうとしたりしていました。生徒たちは、事前に教科書等で「自分のペースですすめるのではなく、子供に合わせて動く」ことや「優しい笑顔」で「子供を見守る」などのポイントをまとめていましたが、実際にはなかなか子どもに合わせて動くことができず、後から「思っていた以上に(子どもの動きが)予測不可能で、それに合わせて行動するのはかなり大変だった」という感想を持った生徒もいました。 その後、保護者の方に、子どもの好きな遊びや食べ物、実際に子育てをしてみて想像以上に難しかった点などを聞きました。あるグループでは、一人が聞き取りながら、もう一人が子どもをあやすという連携を自然にとれているところもありました。やり取りの中で、子どもができることが増えたときの喜び、出産後の体調の変化、予想以上におむつ替えの頻度が高かったことなど、直接お話しを伺うことができ、生徒たちは「子どものことをとても気遣っていることが感じられ、子どもは大人に見守られて育つことが実感できた」「お母さんがとても大変そうで、尊敬してしまいました」などの感想を持ちました。 今回は家庭基礎12講座のうち、1講座だけの交流でしたが、今後も連携を継続していきたいと考えています。 |
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