京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/05/31
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学校教育目標「心豊かに、自ら学び 自ら考える子」の育成

校長室から  〜6月〜  『あいさつ 〜関係を大切にできる子〜』

 「おはようございます」「こんにちは」「いってきます」「いってらっしゃい」
「あいさつ」をすることの大切さは,子どもから大人まで,知っています。では,「あいさつ」はどうして大切なのでしょうか。
子どもたちに聞いてみると,「あいさつをすると気持ちがいい」「あいさつをすると仲良くなれる」などの答えが返っていきます。「あいさつ」をきっかけに会話が進み,人間関係か築かれていくことを,子どもたちも生活の中で感じています。
「あいさつ」について,こんなお話もあります。
「あいさつ」は,それ自体に意味をなす言葉なのではなく,お互い安心するための合言葉なのです。どんな動物でも,怒っているときは,表情や態度に表します。牙をむき出しにしたり,吠えたりすることなどで,機嫌がよくないことを相手に示しています。ところが,多くの動物の中で,人間だけが,自分の周りに見せる表情と実際の心の有様を変えることができるのです。そこで,「あいさつ」を交わすということが発明されたのです。「あいさつ」をすることで,「少なくともあなたの敵ではありませんよ。」と伝えているのです。
 「あいさつ(挨拶)」の語源を調べてみると,「一挨一拶(問答を交わして相手の悟りの深浅を試すこと)」という言葉に由来するそうです。「挨」には「押し開く」「互いに心を開いて近づく」,「拶」には「迫る」「擦り寄る」という意味があります。つまり,「出会った人が互いに心を開いて,相手に迫っていく」ということが「あいさつ(挨拶)」ということになるのです。
 「あいさつ」そのひとことの中に,安心を感じ,感謝,優しさ,心配りなどが伝わってきます。人と人のとの関係を大切にする上で,「あいさつ」は,とても大切なものなのです。
これから,子どもたちはたくさんの人と出会います。子どもたちには,いつも,自分から「あいさつ」のできる人になって,相手に安心の気持ちを持たせ,友だちや仲間をたくさんつくってほしいと思います。そして,人との関係を大切にできる人になってほしいと思います。

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