最新更新日:2024/09/11 | |
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いよいよ明日はメディアコントロールデー
コロナ禍にGIGAスクール構想が進み,子どもたちを取り巻く,メディア環境は大きく変わりました。学校から離れていても,一人一台の端末で,つながって学習ができるようになり,学習形態は進化し,子どもたちのパソコンスキルも上がりました。
一方,2019年に「ゲーム障害」が病気と認定されました。病気認定から3年と,歴史が浅い病気ですが,少しずつ治療や対策が進んできました。 国立病院機構久里浜医療センター樋口医師が予防対策として,5つあげておられます。 ・ゲーム・スマホの使用開始を遅らせる ・ゲーム・スマホの使用時間を少なくさせる ・ゲーム・スマホを全く使用しない時間を作る ・家族のスマホ使用も減らす ・リアル生活の充実をはかる また,2019年に兵庫県「ひょうごケータイスマホアンケート」で小中高生約一万人を対象に調べて,「保護者との話し合いの有無とルールを何度も破った割合」では,話し合いがあった方が,何度も破ったと答えた割合は半分程度に減ったという結果が出ています。 これまでの,本校の学校評価アンケートの集計結果をみると,メディア機器に関する項目で,子どもは「ルールを守れている」と答え,保護者は「あまり守れていない」と答えているケースがよく見られました。 本校でも,子どもと保護者の認識のずれをなくして,一緒にルールを守ろうとするベースが必要なのではないかと考えます。 そこで今年は,アウトメディアチャレンジシートを親子で一緒のベースに立って考えられるように,表紙の「今の自分を知ろう」におうちの方の記入欄を作りました。開いた見開きがチャレンジシートです。ご家庭で話し合って,記入されたシートを16日に持ち帰ります。「だれかからガミガミ言われたり,とりあげられたりするのではなく,自分でコントロールするためにする」ということを子どもたちに伝えています。 見開きの,右下「6/16をふりかえろう」までご記入しただき,6月20日までに学校にご提出ください。 「やってみてよかった工夫」もぜひご記入ください。一緒に取り組んでいる栗陵中学校・醍醐西小学校・池田小学校ともおすすめの工夫を紹介しあう交流をしたいと計画してます。 参考文献:岩波書店 10代と考える「スマホ」ネット・ゲームとかしこくつきあう 竹内和雄著 |
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