最新更新日:2024/06/06 | |
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【茶道部】「みやこめっせ」で呈茶をしました (その1)
3月16日(土)・17日(日)の両日,京都市勧業館「みやこめっせ」1階で行われました「京の名匠 春秋会展」(京都市伝統産業技術功労者作品展)のお茶席において,市立高校の茶道部が合同で呈茶をさせていただく機会を得ました。本校茶道部は,16日(土)に,京都工学院高,日吉ヶ丘高の茶道部員とともに,和装にて御来場の皆様へのおもてなしにつとめました。
京都市伝統産業技術功労者として顕彰されていらっしゃる匠の皆様の作品群に囲まれながらの,見事なお茶碗を使わせていただいてのお茶席ということで,開始当初,生徒たちは大変緊張していました。時間がたつにつれて徐々に落ち着き,またお越し下さった方々から温かいお言葉もかけていただいたおかげで,夕方までの限られた時間でしたが,楽しく豊かなひと時を過ごすことができました。 普段なかなか一緒に練習する機会のない他校の仲間と交流でき,生徒たちにとって良い経験になりました。それぞれが美しく端正な動きを落ち着いてにこやかにできるよう,これからも稽古に努めたいと思います。 お越しくださいました皆様,御指導くださいました先生方,誠に有難うございました。 [春秋会展について] 「春秋会」とは,京都市から「伝統産業技術功労者」として顕彰された皆様で組織されている,優秀な技術者の集まりです。西陣織,京友禅などの染織製品,京焼・清水焼, 京仏壇・京仏具,京人形等,その業種は京都の伝統産業のほとんどを網羅しています。 春秋会では年2回の作品展を京都市と共催で開催し,会場では功労者の作品展示や実演を行っておられます。今年は春の「京都市伝統産業技術功労者作品展」50周年記念という節目の年にあたります。 なお,作品展以外にも,京都市勧業館「みやこめっせ」地下1階「京の伝統産業交流サロン」(京都伝統産業ふれあい館内)で会員の皆さんの作品を常時御覧いただけます。 [市高茶道部合同呈茶について] 上記「春秋会展」の際に毎年お茶席を設けておられますが,今年初めて市立高校茶道部に呈茶のお誘いがあり,参加可能な4校から計約40名の部員が参加しました。 16日(土):11時から16時まで, 京都工学院,日吉ヶ丘,塔南の3校から約20人 17日(日):11時から15時まで,西京から約20人 いずれの日も9時に集合し,女子・男子とも和装に着替えた上で準備や呈茶等に当たりました。 ◎参考「伝統産業の日」について 京都市では,平成13年度に,春分の日を「伝統産業の日」と定めました。 匠の技の魅力を国内外に発信するため,この日を中心に,京都市勧業館「みやこめっせ」をはじめ,西陣織会館,京都経済センター等さまざまな場所で多彩な事業を実施しています。この「春秋会展」もその一環として行われました。 |
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