最新更新日:2024/05/27 | |
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第2回絵本の読み聞かせ(みらい科1年生)11月上旬に小学校から大型絵本をお借りして、この日を目標に練習を重ねてきました。経験は人を強くします。2回目の余裕もあり、高校生は最初の自己紹介から和やかな表情で、児童を喜ばせたいという気持ちで絵本のページをめくっていきました。前回よりとても上達していて頼もしく思えました。 終了後、児童からのお礼の歌と踊りをプレゼントされました。子どもたちが一生懸命に発表してくれる姿に感動する高校生も多く、中には泣きそうになる生徒もありました。それほど心に残る機会となったようです。 本日は語呂合わせで「いいみらい」の日でもあるそうです。小学生にも高校生にも有益な取組だと実感しています。双方にとって「いいみらい」が来ることを願います。貴重な機会をお与えいただいた祥栄小学校の皆様、本当にありがとうございました。 学校現場実習その3(最終日)
11月4日(金)は教育みらい科2年生の学校現場実習最終日でした。
この日は全ての班が実習授業をしました。2日の放課後にもリハーサルを行い、教材準備や打合せを念入りにしていました。緊張と不安の中、グループで協力しあって授業に臨みました。1年生から6年生の国語や算数をそれぞれの班が担任の先生方の指導のもと、工夫を凝らして授業をしていました。 終わりの会では、高校生からお礼の言葉を述べました。児童からも代表でお礼の言葉があったり、お手紙や色紙をもらったり、ハイタッチをしてお別れをしたり・・・、また小学生からのお礼の言葉が黒板一面に描かれた教室があったり、心あたたまる交流が見られました。 この4日間の実習で、多くの高校生が、小学生の元気さ、礼儀正しさ、純真さからプラスの影響を受けました。また、先生の仕事の大変さとやりがいの一端を感じ取ることもできました。さらに教師になる志が高まった人も多いと思います。残り半分を切った高校生活に今回の経験を生かしてくれることを望みます。 最後に、今年も実習生を受け入れてくださった祥栄小学校の先生方に厚くお礼申し上げます。ありがとうございました。 【写真上:3年生国語の実習授業の様子】 【写真中:4年生算数の実習授業の様子】 【写真下:終わりの会での高校生のスピーチ】 学校現場実習その2(3日目)
11月2日(水)、教育みらい科2年生(9期生)40名の祥栄小学校での実習も3日目となりました。今日は、朝学習から教室に入り、担任の先生の授業参観と授業補助をしました。最終日の4日(金)2限、3限には自分たちの実習授業が控えています。それぞれが、子どもたちの顔と名前を覚えること、笑顔で元気よく挨拶すること、積極的に声をかけること、けじめをつけること等の目標を決めて一日を過ごします。「先生」と呼ばれるのも3日目となり、休み時間もただ遊んで触れ合うだけでなく、児童の様子をよく観察し、気を配りながら対応できるようになってきました。
この日は、4年2組の1クラスが早くも実習授業の1時間目を実施しました。「秋の俳句をつくろう」という題材で、教室で秋にちなむ季語を児童にクイズ形式で問いかけた後、校庭(祥栄の森)に出て草花の観察を一緒にしました。児童の反応がとても良く、授業をうまく進められたようです。 お昼は、ランチルームで全員で給食の配膳をしてから、児童の待つ教室へ向かいました。久しぶりの給食です。昔の自分を思い出しながら班ごとに楽しくいただきました。そして、ロング昼休みで体育館やグラウンドでさらに交流を深めました。鬼ごっこ、大縄跳び、ドッジボール、ジャングルジム等々。心地良い疲れを全身で感じ、先生って大変だなあと呟きながら、塔南に戻り、いざ実習授業のリハーサル。放課後にはまた祥栄小学校に戻り、担任の先生から最終チェックをしていただきました。 班でいろいろと相談し、生き生きとした表情で協力する姿に、最終日の授業の成功がみえる思いがしました。本当に頼もしい「高校生先生」です。金曜日の健闘を祈ります。 【写真上:実習授業の様子】 【写真中:ランチルームで配膳完了】 【写真下:楽しいお昼休みの様子】 教みらい科・学校現場実習スタート
10月31日(月)〜11月4日(金)は、教育みらい科2年生40人の学校現場実習です。今年で9年目を迎えます。これは、毎年この時期に近隣の京都市立祥栄小学校のご協力により、将来の教師を目指す高校生が「先生」体験をする取組です。
実習初日の31日(月)は、祥栄小学校の朝の会に参加しました。クラス40人を代表して松田百華さんが挨拶をし、大きな拍手の中、実習がスタートしました。その後、緊張しながら担当クラスに入り、子どもたちの前でまず自己紹介をしました。年齢の近い高校生の来校を心待ちにしてくれていた児童も多く、各クラスでは自然とお互いの笑顔がこぼれていました。その後、担任の先生の授業を参観させていただき、授業のポイントや児童の様子で気づいたことなどをメモにとる真剣な姿がありました。 実習と言えど真剣勝負です。この一週間は「先生」と呼ばれます。小学校の先生から、「子どもたちは大人の言動をよくみています。校内に一歩入ったら先生としての自覚を持って行動してください。」と訓示がありました。「先生」には、挨拶、言葉遣い、態度などにおいて高いレベルが求められます。みらい科の生徒たちは毎年この実習を経験して、その後の高校生活にも人間的成長がみられます。今年もそんな成長ぶりを楽しみにしています。 11月4日(金)の2,3限に全8班(今年は、1年と3年と4年の各2クラス、5年1クラス、6年1クラスの計8クラスをそれぞれ1班5人で担当しています)が、実習授業をする予定です。自分たちで作成した「学習指導案」を基に、現在は教材準備に集中し、全班気合いが入っています。5人のチームワークが成功のカギです。多くの達成感が得られることを期待しています。 タイの高校生、塔南へ! その2
和装体験が終わり、いよいよタイ、ランパンカラヤニ校の高校生をお迎えです。
半年ぶりの再会を喜び、ホームステイで仲良くなったカラヤニ校生徒とみらい科生徒は、抱き合いながら喜びを表していました。 本校で体験いただいたのは、書道。進めるのは、教育課題探求発表で、書写と書道について発表を行ったみらい科2年生の生徒です。 選んだ題字は「春夏秋冬」と「一期一会」。季節折々の変化を見せる日本と、貴重な出会いの機会を大切にする心で選んだ題字ですね。 書道体験が終わった後は、タイの伝統遊びを一緒に体験しました。「ハンカチおとし」はタイも日本も共通のようです。 最後はみらい科生徒で花道を作ってお見送り。 タイで育んだ友情を、日本での再会で深めることができるとは、とても嬉しい幸運です。 今回のタイからの旅行をお世話いただいたすべての皆様に感謝いたします。 2期生先生への取材(その3)
9月16日(金)、長岡京市立長岡第八小学校へ本校卒業生の青谷栞教諭の取材に行きました。青谷教諭(洛西中学校出身)は教育みらい科2期生で、今年から新規採用教員として勤務しています。
この日は、担任されている3年生の教室でインタビューをしました。明るい笑顔で取材に答え、特に子どもたちの様子を語る時は生き生きとした話し方で、先生として毎日充実した日々を過ごされている様子が伝わってきました。 中学校時代にお世話になったバスケットボール部の顧問の先生に憧れて教職を目指すようになったそうです。教育みらい科では、2年生秋に行われる小学校での学校現場実習で、小学生に授業を教えたり一緒に遊んだりする中でキラキラと輝いた小学生の純真さに心を打たれ、小学校の先生を志すようになりました。大学では(佛教大学教育学部)、先生になるための学びはもちろん、学生ボランティアとして学校現場や地域のイベントに積極的に参加したことが今の教員生活にプラスになっているとのことでした。 青谷教諭には、先週10月1日(土)に行われた塔南高校第2回学校説明会にゲストスピーカーとして来校してもらい、教育みらい科をめざす多くの中学生・保護者の方の前で、自身の高校・大学生活で経験したことや今の教員生活のやりがいなどを語ってもらいました。その堂々とした熱い姿勢に、高校時代から彼女を知る教員はみな彼女の成長ぶりに目を細め、喜んでいたことは言うまでもありません。 今後ますますのご活躍を心より祈ります。 塔南新聞第2号(10月1日の学校説明会で配布しました)にも掲載しましたが、教育みらい科1〜3期生のうち37名が大学や大学院を経て、「先生」として教育現場で活躍しています。内訳は、幼3、小22、中9、高2、特別支援1です。教員になっていない卒業生も含めてさまざまな仕事の上で、それぞれが教育みらい科で学んだ経験をその後に生かして羽ばたいてくれています。とても嬉しいことです。みらいの立派な先生や社会人を育てていく決意で、今後も塔南高校は進んでいきたいと思います。 教育みらい科2年生教育課題探究発表会
9月23日(金) 教育みらい科2年生の教育課題探究発表会がありました。
生徒たちは1年生から取り組んできた教育課題に関する探究結果をポスターセッション形式で発表しました。どの発表も、生徒たちのこれまでの積み重ねが感じられました。 最後には京都教育大学の岡田教授から、今年のテーマが具体的な題材が多く興味深かった点、ご講評頂きました。 2年生の皆さん、発表お疲れ様でした。 文献を読み、大学で助言を受けつつ、考察してきた結果を、スラッシュボードや実物の見本を用いるなど工夫を凝らして発表してくれましたが、納得のいく発表となったでしょうか。 週明けには次の取り組み、小学校での現場実習に向けての打合せが始まります。 教育への志と実践力を高めていきましょう! 教育みらい科2年生、ふれあいキャンプに参加(7月)
去る7月30日(土)〜31日(日)、近隣の祥栄小学校にて「ふれあいキャンプ」(祥栄小学校学校運営協議会主催)が行われ、本校の教育みらい科2年生が30日(土)にボランティア参加しました。
開講式では小学校の堀出校長先生から高校生の紹介があり、大きな拍手をいただきました。その後、小学生(4〜6年生)と地域の大人の方、小学校の先生で構成された15の班の中に高校生も分かれて入っていき、自己紹介と打合せをしました。高校生は小学生と大人の間を取り持つ役割を期待されています。 打合せ後、活動開始。テント設営、カレー作り、飯盒すいさんに分かれて小学生のお手伝いをしました。時間がたつにつれ小学生とふれあい、仲良くなっていく高校生の様子を見て、「高校生が声をかけリードしてくれるおかげで小学生も班の活動にやる気が出るのでとても助かっています」と小学校の先生方からもお褒めの言葉をいただきました。 活動の合間に追いかけっこなどで小学生と交流するうちにあっという間に夕食タイム。おいしいカレーにスイカとジュース。自然に笑顔の花が咲く。後片づけを終えて7時頃には皆さんにお別れのあいさつをして、解散となりました。 その後、希望者が15人ほど残って校庭でのキャンプファイヤーに参加し、子どもたちとフォークダンスをして楽しい夏の夜のひと時を過ごしました。 11月には再度小学校を訪問し、子どもたちに授業を教えたり、給食を食べたり、一緒にお掃除したりする「学校現場実習」という先生体験があります。この日はその取組へ向けて小学生との接し方、声のかけ方を学べる貴重な機会となりました。 祥栄小学校の地域の皆様、先生方には高校生の受け入れに際し大変お世話になりましてありがとうございました。 教育みらい科2年生、連携大学を訪問(7月)
7月22日(金)午後、教育みらい科の2年生40名が連携大学である京都女子大学(写真上)、佛教大学(写真中)、京都教育大学(写真下)を訪問しました。
この大学訪問は、教育みらい科の大きな取組の一つである「教育課題探究」について、大学の教育学部等の先生方、大学院生、大学生の方々から専門的なアドバイスをいただくものです。今回は今年の3月につづいての2回目の訪問でした。6月に校内で中間発表をした内容をもとに各自が進捗状況を報告したのち、質疑応答がなされ9月23日(金)の本発表へ向けての方向性についてご助言いただきました。生徒たちは大きなヒントを得て、8月中旬すぎには校内で夏休み報告会をし、本番へと探究を進めていきます。 探究テーマの一例は、「ドイツのおもちゃと日本のおもちゃとでは子どもに与える影響はどう違ってくるのか」、「小学生に対するほめ方と叱り方」、「姿勢をよくすることで学力は向上するのか」、「道徳の授業は教科化しても考え方は偏らないのか」などです。 この時期はちょうど大学では前期試験やオープンキャンパス等が行われています。高校生は、大学生の真剣な学びの姿勢や大学ならではアカデミックな雰囲気を肌で感じることができ、進路選択へ向けての有意義な時間を持つことができました。ちなみにこの3大学へは本校の卒業生もたくさん進学しています。この日もキャンパス内で何人かと出会いました。みな高校時代より立派になっていて魅力的で輝いて見えました。彼らと関わってきた教員としては教え子の成長に触れ、大きな喜びを感じることができました。 連携大学の皆様には、お忙しい中、本校生への指導にご協力いただきまして本当にありがとうございました。 教育みらい科で、先生インタビューを行いました。
7月13日、教育みらい科1年生の取り組みとして、京都市教育委員会 総合教育センター 教員養成支援室から4名の先生方をお招きして「先生インタビュー」を行いました。
昨年度までは、一問一答形式の「インタビュー」だけでしたが、今年度は、先生方に聞きたい質問をいくつかした後、班ごとに「道徳教育の教科化について」や「いつメン(いつも一緒にいるメンバー)はあるべきか」など、4つの班ごとに自分たちで設定したテーマについて討議することをメインに取り組みました。 司会進行に苦労する場面も見られましたが、テーマについてメンバーの考えを聞き、さらに先生方からも実際の教師としての立場からご助言いただき、とても有意義な1時間となりました。 終わって「面白かった」という感想を聞けたことも、担当教員の喜びです。 わざわざ本校までおいでいただいた先生方には、大変お世話になりました。 秋のグループ発表、そして春の大学訪問につなげていけるように、さらに考えを深めていきましょう。 |
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