最新更新日:2024/05/27 | |
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タイの高校生、塔南へ! その2
和装体験が終わり、いよいよタイ、ランパンカラヤニ校の高校生をお迎えです。
半年ぶりの再会を喜び、ホームステイで仲良くなったカラヤニ校生徒とみらい科生徒は、抱き合いながら喜びを表していました。 本校で体験いただいたのは、書道。進めるのは、教育課題探求発表で、書写と書道について発表を行ったみらい科2年生の生徒です。 選んだ題字は「春夏秋冬」と「一期一会」。季節折々の変化を見せる日本と、貴重な出会いの機会を大切にする心で選んだ題字ですね。 書道体験が終わった後は、タイの伝統遊びを一緒に体験しました。「ハンカチおとし」はタイも日本も共通のようです。 最後はみらい科生徒で花道を作ってお見送り。 タイで育んだ友情を、日本での再会で深めることができるとは、とても嬉しい幸運です。 今回のタイからの旅行をお世話いただいたすべての皆様に感謝いたします。 2期生先生への取材(その3)
9月16日(金)、長岡京市立長岡第八小学校へ本校卒業生の青谷栞教諭の取材に行きました。青谷教諭(洛西中学校出身)は教育みらい科2期生で、今年から新規採用教員として勤務しています。
この日は、担任されている3年生の教室でインタビューをしました。明るい笑顔で取材に答え、特に子どもたちの様子を語る時は生き生きとした話し方で、先生として毎日充実した日々を過ごされている様子が伝わってきました。 中学校時代にお世話になったバスケットボール部の顧問の先生に憧れて教職を目指すようになったそうです。教育みらい科では、2年生秋に行われる小学校での学校現場実習で、小学生に授業を教えたり一緒に遊んだりする中でキラキラと輝いた小学生の純真さに心を打たれ、小学校の先生を志すようになりました。大学では(佛教大学教育学部)、先生になるための学びはもちろん、学生ボランティアとして学校現場や地域のイベントに積極的に参加したことが今の教員生活にプラスになっているとのことでした。 青谷教諭には、先週10月1日(土)に行われた塔南高校第2回学校説明会にゲストスピーカーとして来校してもらい、教育みらい科をめざす多くの中学生・保護者の方の前で、自身の高校・大学生活で経験したことや今の教員生活のやりがいなどを語ってもらいました。その堂々とした熱い姿勢に、高校時代から彼女を知る教員はみな彼女の成長ぶりに目を細め、喜んでいたことは言うまでもありません。 今後ますますのご活躍を心より祈ります。 塔南新聞第2号(10月1日の学校説明会で配布しました)にも掲載しましたが、教育みらい科1〜3期生のうち37名が大学や大学院を経て、「先生」として教育現場で活躍しています。内訳は、幼3、小22、中9、高2、特別支援1です。教員になっていない卒業生も含めてさまざまな仕事の上で、それぞれが教育みらい科で学んだ経験をその後に生かして羽ばたいてくれています。とても嬉しいことです。みらいの立派な先生や社会人を育てていく決意で、今後も塔南高校は進んでいきたいと思います。 教育みらい科2年生教育課題探究発表会
9月23日(金) 教育みらい科2年生の教育課題探究発表会がありました。
生徒たちは1年生から取り組んできた教育課題に関する探究結果をポスターセッション形式で発表しました。どの発表も、生徒たちのこれまでの積み重ねが感じられました。 最後には京都教育大学の岡田教授から、今年のテーマが具体的な題材が多く興味深かった点、ご講評頂きました。 2年生の皆さん、発表お疲れ様でした。 文献を読み、大学で助言を受けつつ、考察してきた結果を、スラッシュボードや実物の見本を用いるなど工夫を凝らして発表してくれましたが、納得のいく発表となったでしょうか。 週明けには次の取り組み、小学校での現場実習に向けての打合せが始まります。 教育への志と実践力を高めていきましょう! 教育みらい科2年生、ふれあいキャンプに参加(7月)
去る7月30日(土)〜31日(日)、近隣の祥栄小学校にて「ふれあいキャンプ」(祥栄小学校学校運営協議会主催)が行われ、本校の教育みらい科2年生が30日(土)にボランティア参加しました。
開講式では小学校の堀出校長先生から高校生の紹介があり、大きな拍手をいただきました。その後、小学生(4〜6年生)と地域の大人の方、小学校の先生で構成された15の班の中に高校生も分かれて入っていき、自己紹介と打合せをしました。高校生は小学生と大人の間を取り持つ役割を期待されています。 打合せ後、活動開始。テント設営、カレー作り、飯盒すいさんに分かれて小学生のお手伝いをしました。時間がたつにつれ小学生とふれあい、仲良くなっていく高校生の様子を見て、「高校生が声をかけリードしてくれるおかげで小学生も班の活動にやる気が出るのでとても助かっています」と小学校の先生方からもお褒めの言葉をいただきました。 活動の合間に追いかけっこなどで小学生と交流するうちにあっという間に夕食タイム。おいしいカレーにスイカとジュース。自然に笑顔の花が咲く。後片づけを終えて7時頃には皆さんにお別れのあいさつをして、解散となりました。 その後、希望者が15人ほど残って校庭でのキャンプファイヤーに参加し、子どもたちとフォークダンスをして楽しい夏の夜のひと時を過ごしました。 11月には再度小学校を訪問し、子どもたちに授業を教えたり、給食を食べたり、一緒にお掃除したりする「学校現場実習」という先生体験があります。この日はその取組へ向けて小学生との接し方、声のかけ方を学べる貴重な機会となりました。 祥栄小学校の地域の皆様、先生方には高校生の受け入れに際し大変お世話になりましてありがとうございました。 教育みらい科2年生、連携大学を訪問(7月)
7月22日(金)午後、教育みらい科の2年生40名が連携大学である京都女子大学(写真上)、佛教大学(写真中)、京都教育大学(写真下)を訪問しました。
この大学訪問は、教育みらい科の大きな取組の一つである「教育課題探究」について、大学の教育学部等の先生方、大学院生、大学生の方々から専門的なアドバイスをいただくものです。今回は今年の3月につづいての2回目の訪問でした。6月に校内で中間発表をした内容をもとに各自が進捗状況を報告したのち、質疑応答がなされ9月23日(金)の本発表へ向けての方向性についてご助言いただきました。生徒たちは大きなヒントを得て、8月中旬すぎには校内で夏休み報告会をし、本番へと探究を進めていきます。 探究テーマの一例は、「ドイツのおもちゃと日本のおもちゃとでは子どもに与える影響はどう違ってくるのか」、「小学生に対するほめ方と叱り方」、「姿勢をよくすることで学力は向上するのか」、「道徳の授業は教科化しても考え方は偏らないのか」などです。 この時期はちょうど大学では前期試験やオープンキャンパス等が行われています。高校生は、大学生の真剣な学びの姿勢や大学ならではアカデミックな雰囲気を肌で感じることができ、進路選択へ向けての有意義な時間を持つことができました。ちなみにこの3大学へは本校の卒業生もたくさん進学しています。この日もキャンパス内で何人かと出会いました。みな高校時代より立派になっていて魅力的で輝いて見えました。彼らと関わってきた教員としては教え子の成長に触れ、大きな喜びを感じることができました。 連携大学の皆様には、お忙しい中、本校生への指導にご協力いただきまして本当にありがとうございました。 教育みらい科で、先生インタビューを行いました。
7月13日、教育みらい科1年生の取り組みとして、京都市教育委員会 総合教育センター 教員養成支援室から4名の先生方をお招きして「先生インタビュー」を行いました。
昨年度までは、一問一答形式の「インタビュー」だけでしたが、今年度は、先生方に聞きたい質問をいくつかした後、班ごとに「道徳教育の教科化について」や「いつメン(いつも一緒にいるメンバー)はあるべきか」など、4つの班ごとに自分たちで設定したテーマについて討議することをメインに取り組みました。 司会進行に苦労する場面も見られましたが、テーマについてメンバーの考えを聞き、さらに先生方からも実際の教師としての立場からご助言いただき、とても有意義な1時間となりました。 終わって「面白かった」という感想を聞けたことも、担当教員の喜びです。 わざわざ本校までおいでいただいた先生方には、大変お世話になりました。 秋のグループ発表、そして春の大学訪問につなげていけるように、さらに考えを深めていきましょう。 人間学I特別講義
6月24日(金)
京都女子大学(教育みらい科連携校)から発達教育学部教授の岩槻知也先生をお招きし、教育みらい科1年生を対象に「人間学I特別講義」が行われました。 教育みらい科は「人間学I」の授業で教育についてのグループ研究に取り組んでおり、9月末に発表会を控えています。 特別講義では、岩槻先生のご専門である「社会教育」(学校外の地域社会の場で行われる教育)についてお話しいただき、教育学の研究を進めていく上での留意点についても解説していただきました。 その後、各グループから研究テーマと進捗状況についての報告があり、それに対して岩槻先生からアドバイスを頂戴しました。岩槻先生は、それぞれのテーマに応じて、本を紹介していただいたり、「●●とは何か」と本質的に考えることの重要性を説いてくださいました。 生徒の感想をいくつかご紹介します。 ・教育について様々な視点から探っておられていて、教育についての見方が変わった。 ・「遊び」という身近なものからも学べることや得られることが多いことに驚きました。どの遊びがどの能力の向上に適するのかということに興味を持ちました。 ・「遊びは学習」というお話を聞き、とても興味がわきました。最近では子どもが走り回れる場所も時間もありません。「冒険遊び場」をつくるのはとてもいいことだと思いました。 ・どこまで行っても教育は完成しないのかもしれないけれど、完成に近い教育ってどんなものなのか、そしてその教育を受けた人はどうなるのでしょうか。 ・今日いただいたアドバイスを参考に、さらに文献をたくさん読み、良い発表ができるように頑張りたいと思います。 写真左:特別講義の様子。「遊び」の教育的意義について熱く語られました。 写真右:真剣にメモをとる生徒。 絵本の読み聞かせにチャレンジ(1年生教育みらい科)
6月22日(水)、本校教育みらい科1年生40名が近隣の祥栄小学校の1,2年生の教室を訪問し、大型絵本の読み聞かせにチャレンジしました。これは教育みらい科10期生にして今回が初めての取組みでした。
9日(木)に祥栄小学校の校長先生と図書館指導員の先生より、絵本の読み聞かせのポイントを指導していただき、日々練習を重ねてこの日の本番を迎えました。 生徒たちは4人1グループで1つのお話を担当し、5教室に分かれて、「おばけのてんぷら」「うみの100かいだてのいえ」「おまえうまそうだな」など10種類のお話を子どもたちに楽しんでもらおうと必死で語りかけていました。 小学生にとっては年齢の近い高校生のお兄さんお姉さんの登場で嬉しそうに話に集中してくれ、高校生にとってはかわいい小学生のために上手に読んで喜んでもらおうと頑張る姿がみられ、とても有意義な時間が流れていました。 事後の感想では、「みんな真剣に聞いてくれていたのでやりやすかったです。」「もっと小学生と交流したい!」「予想通りすごくかわいい小学生でした。また行きたいってすごく思いました。」「相手も自分も楽しく活動できるように気をつけたい。」次の機会を楽しみにする声が多数あがっていました。 素敵な機会をいただいた祥栄小学校の皆様、本当にありがとうございました!! 絵本の読み聞かせ指導(教育みらい科1年生)
6月9日(木)、近隣の祥栄小学校から堀出校長先生と図書館指導員の一島先生が来校され、本校教育みらい科1年生40名に対して絵本の読み聞かせの仕方についての指導をしていただきました。
祥栄小学校は、教育みらい科2年生が毎年11月に「先生」になる体験をする「学校現場実習」でお世話になっている学校です。 6月22日(水)に祥栄小学校の1,2年生の教室に入り、4人1グループで絵本の読み聞かせに挑戦します。この日は、小学校から13冊の大型絵本を持参してくださり、本番を成功させるためのコツを教えていただきました。また、この取組を通して自分たちの持っている力を伸ばすこと、元気のよい挨拶や笑顔で小学生の良いお手本になってくれることを期待していることも付け加えられました。 教育みらい科が創設されて今年で10年目を迎えますが、この取組は今回が初めての試みです。生徒たちは自分が小学生だった頃を思い出してワクワクしながら先生方のお話に耳を傾けていました。 「子どもたちを楽しませるには、まずは自分がその本を楽しむこと。」などいくつかの心構えを聞いてから先生方の見本を鑑賞し、実際に生徒の代表が実演しました。初めてにしては上出来でした。これから練習を重ねてきっと本番ではさらにすばらしい読み聞かせができることと思います。期待しています! 教育みらい科 教育実習生にインタビュー
今年も教育実習が始まりました。
教育みらい科の1年生が、専門科目「教育チャレンジ」の時間に、実習生に様々なことを尋ねる実習生インタビューを行い、先生でもあり先輩でもある実習中の先生の話に耳を傾けていました。 教育みらい科1年生の学ぶ「教育チャレンジ」、次回は小学生への絵本の読み聞かせの練習を行います。 将来の「先生」に向けて、実習生もみらい科生も頑張っています。 |
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