最新更新日:2024/09/24 | |
本日:147
昨日:167 総数:1232689 |
教育みらい科2年生、ふれあいキャンプに参加(7月)
去る7月30日(土)〜31日(日)、近隣の祥栄小学校にて「ふれあいキャンプ」(祥栄小学校学校運営協議会主催)が行われ、本校の教育みらい科2年生が30日(土)にボランティア参加しました。
開講式では小学校の堀出校長先生から高校生の紹介があり、大きな拍手をいただきました。その後、小学生(4〜6年生)と地域の大人の方、小学校の先生で構成された15の班の中に高校生も分かれて入っていき、自己紹介と打合せをしました。高校生は小学生と大人の間を取り持つ役割を期待されています。 打合せ後、活動開始。テント設営、カレー作り、飯盒すいさんに分かれて小学生のお手伝いをしました。時間がたつにつれ小学生とふれあい、仲良くなっていく高校生の様子を見て、「高校生が声をかけリードしてくれるおかげで小学生も班の活動にやる気が出るのでとても助かっています」と小学校の先生方からもお褒めの言葉をいただきました。 活動の合間に追いかけっこなどで小学生と交流するうちにあっという間に夕食タイム。おいしいカレーにスイカとジュース。自然に笑顔の花が咲く。後片づけを終えて7時頃には皆さんにお別れのあいさつをして、解散となりました。 その後、希望者が15人ほど残って校庭でのキャンプファイヤーに参加し、子どもたちとフォークダンスをして楽しい夏の夜のひと時を過ごしました。 11月には再度小学校を訪問し、子どもたちに授業を教えたり、給食を食べたり、一緒にお掃除したりする「学校現場実習」という先生体験があります。この日はその取組へ向けて小学生との接し方、声のかけ方を学べる貴重な機会となりました。 祥栄小学校の地域の皆様、先生方には高校生の受け入れに際し大変お世話になりましてありがとうございました。 教育みらい科2年生、連携大学を訪問(7月)
7月22日(金)午後、教育みらい科の2年生40名が連携大学である京都女子大学(写真上)、佛教大学(写真中)、京都教育大学(写真下)を訪問しました。
この大学訪問は、教育みらい科の大きな取組の一つである「教育課題探究」について、大学の教育学部等の先生方、大学院生、大学生の方々から専門的なアドバイスをいただくものです。今回は今年の3月につづいての2回目の訪問でした。6月に校内で中間発表をした内容をもとに各自が進捗状況を報告したのち、質疑応答がなされ9月23日(金)の本発表へ向けての方向性についてご助言いただきました。生徒たちは大きなヒントを得て、8月中旬すぎには校内で夏休み報告会をし、本番へと探究を進めていきます。 探究テーマの一例は、「ドイツのおもちゃと日本のおもちゃとでは子どもに与える影響はどう違ってくるのか」、「小学生に対するほめ方と叱り方」、「姿勢をよくすることで学力は向上するのか」、「道徳の授業は教科化しても考え方は偏らないのか」などです。 この時期はちょうど大学では前期試験やオープンキャンパス等が行われています。高校生は、大学生の真剣な学びの姿勢や大学ならではアカデミックな雰囲気を肌で感じることができ、進路選択へ向けての有意義な時間を持つことができました。ちなみにこの3大学へは本校の卒業生もたくさん進学しています。この日もキャンパス内で何人かと出会いました。みな高校時代より立派になっていて魅力的で輝いて見えました。彼らと関わってきた教員としては教え子の成長に触れ、大きな喜びを感じることができました。 連携大学の皆様には、お忙しい中、本校生への指導にご協力いただきまして本当にありがとうございました。 教育みらい科で、先生インタビューを行いました。
7月13日、教育みらい科1年生の取り組みとして、京都市教育委員会 総合教育センター 教員養成支援室から4名の先生方をお招きして「先生インタビュー」を行いました。
昨年度までは、一問一答形式の「インタビュー」だけでしたが、今年度は、先生方に聞きたい質問をいくつかした後、班ごとに「道徳教育の教科化について」や「いつメン(いつも一緒にいるメンバー)はあるべきか」など、4つの班ごとに自分たちで設定したテーマについて討議することをメインに取り組みました。 司会進行に苦労する場面も見られましたが、テーマについてメンバーの考えを聞き、さらに先生方からも実際の教師としての立場からご助言いただき、とても有意義な1時間となりました。 終わって「面白かった」という感想を聞けたことも、担当教員の喜びです。 わざわざ本校までおいでいただいた先生方には、大変お世話になりました。 秋のグループ発表、そして春の大学訪問につなげていけるように、さらに考えを深めていきましょう。 人間学I特別講義
6月24日(金)
京都女子大学(教育みらい科連携校)から発達教育学部教授の岩槻知也先生をお招きし、教育みらい科1年生を対象に「人間学I特別講義」が行われました。 教育みらい科は「人間学I」の授業で教育についてのグループ研究に取り組んでおり、9月末に発表会を控えています。 特別講義では、岩槻先生のご専門である「社会教育」(学校外の地域社会の場で行われる教育)についてお話しいただき、教育学の研究を進めていく上での留意点についても解説していただきました。 その後、各グループから研究テーマと進捗状況についての報告があり、それに対して岩槻先生からアドバイスを頂戴しました。岩槻先生は、それぞれのテーマに応じて、本を紹介していただいたり、「●●とは何か」と本質的に考えることの重要性を説いてくださいました。 生徒の感想をいくつかご紹介します。 ・教育について様々な視点から探っておられていて、教育についての見方が変わった。 ・「遊び」という身近なものからも学べることや得られることが多いことに驚きました。どの遊びがどの能力の向上に適するのかということに興味を持ちました。 ・「遊びは学習」というお話を聞き、とても興味がわきました。最近では子どもが走り回れる場所も時間もありません。「冒険遊び場」をつくるのはとてもいいことだと思いました。 ・どこまで行っても教育は完成しないのかもしれないけれど、完成に近い教育ってどんなものなのか、そしてその教育を受けた人はどうなるのでしょうか。 ・今日いただいたアドバイスを参考に、さらに文献をたくさん読み、良い発表ができるように頑張りたいと思います。 写真左:特別講義の様子。「遊び」の教育的意義について熱く語られました。 写真右:真剣にメモをとる生徒。 絵本の読み聞かせにチャレンジ(1年生教育みらい科)
6月22日(水)、本校教育みらい科1年生40名が近隣の祥栄小学校の1,2年生の教室を訪問し、大型絵本の読み聞かせにチャレンジしました。これは教育みらい科10期生にして今回が初めての取組みでした。
9日(木)に祥栄小学校の校長先生と図書館指導員の先生より、絵本の読み聞かせのポイントを指導していただき、日々練習を重ねてこの日の本番を迎えました。 生徒たちは4人1グループで1つのお話を担当し、5教室に分かれて、「おばけのてんぷら」「うみの100かいだてのいえ」「おまえうまそうだな」など10種類のお話を子どもたちに楽しんでもらおうと必死で語りかけていました。 小学生にとっては年齢の近い高校生のお兄さんお姉さんの登場で嬉しそうに話に集中してくれ、高校生にとってはかわいい小学生のために上手に読んで喜んでもらおうと頑張る姿がみられ、とても有意義な時間が流れていました。 事後の感想では、「みんな真剣に聞いてくれていたのでやりやすかったです。」「もっと小学生と交流したい!」「予想通りすごくかわいい小学生でした。また行きたいってすごく思いました。」「相手も自分も楽しく活動できるように気をつけたい。」次の機会を楽しみにする声が多数あがっていました。 素敵な機会をいただいた祥栄小学校の皆様、本当にありがとうございました!! 絵本の読み聞かせ指導(教育みらい科1年生)
6月9日(木)、近隣の祥栄小学校から堀出校長先生と図書館指導員の一島先生が来校され、本校教育みらい科1年生40名に対して絵本の読み聞かせの仕方についての指導をしていただきました。
祥栄小学校は、教育みらい科2年生が毎年11月に「先生」になる体験をする「学校現場実習」でお世話になっている学校です。 6月22日(水)に祥栄小学校の1,2年生の教室に入り、4人1グループで絵本の読み聞かせに挑戦します。この日は、小学校から13冊の大型絵本を持参してくださり、本番を成功させるためのコツを教えていただきました。また、この取組を通して自分たちの持っている力を伸ばすこと、元気のよい挨拶や笑顔で小学生の良いお手本になってくれることを期待していることも付け加えられました。 教育みらい科が創設されて今年で10年目を迎えますが、この取組は今回が初めての試みです。生徒たちは自分が小学生だった頃を思い出してワクワクしながら先生方のお話に耳を傾けていました。 「子どもたちを楽しませるには、まずは自分がその本を楽しむこと。」などいくつかの心構えを聞いてから先生方の見本を鑑賞し、実際に生徒の代表が実演しました。初めてにしては上出来でした。これから練習を重ねてきっと本番ではさらにすばらしい読み聞かせができることと思います。期待しています! 教育みらい科 教育実習生にインタビュー
今年も教育実習が始まりました。
教育みらい科の1年生が、専門科目「教育チャレンジ」の時間に、実習生に様々なことを尋ねる実習生インタビューを行い、先生でもあり先輩でもある実習中の先生の話に耳を傾けていました。 教育みらい科1年生の学ぶ「教育チャレンジ」、次回は小学生への絵本の読み聞かせの練習を行います。 将来の「先生」に向けて、実習生もみらい科生も頑張っています。 卒業生先生への取材(その3)
4月28日(木)、この日は京都市立日吉ケ丘高校を訪問しました。
雨の降る中でしたが、校舎のリニューアル工事中で外壁の塗装がきれいに施され、内部も二足制になり、教室や廊下の壁や床も美しくなっていました。 日吉ケ丘高校には、教育みらい科1期生の嶋田三四郎教諭(弥栄中学校:現開晴中学校出身)が今春から新規採用教諭として勤務しています。担当教科は理科です。京都教育大学の理科領域専攻を卒業後、同大学院でさらに2年間学んで専門性を高めました。小中高の理科教育に共通するものを学校現場で学び、実践経験を多く積んでからの教員デビューです。 現在、1年生を担任しての今の気持ちを尋ねました。すると「子どもたちが成長している様子を間近で見られることと、それに合わせて自分も教師として成長できるのが思っていた以上のやりがいです。」と笑顔ですぐに返事が返って来ました。 弓道部の顧問として活躍中で、塔南高校時代にも3年間弓道部で「文武一貫」を実践した時の経験が生きているようです。日吉ケ丘高校には、塔南高校時代に教科指導や部活動でお世話になった先生方がたくさん在籍しておられ、今でも貴重なアドバイスをもらえる点がとても心強いようです。 高校時代を思い出すと、教育みらい科の取組で2年生の秋に学校現場実習に行けたことが一番良かったということでした。高校生が5人一班で授業をするにあたって学習指導案を書き、現職の小学校の先生から直接指導してもらえたことが財産になっているとのことです。 最後に教育みらい科をめざす中学生の皆さんに伝えたいことは、「みらい科で何をしたいかという明確な目的、目標をもつことです。教員になりたいとか、コミュニケーションスキルを高めるとか、社会性を身につけるとか意識し続けることで、みらい科でしか経験できない有意義な3年間になるはずです!」とのことでした。 今後ますますのご活躍を祈っています。 採用試験セミナー
5月21日(土)、本校にて採用試験セミナーが行われました。
教員採用試験を受験予定の教育みらい科4,5期生(現在大学3、4回生)の激励のため、3期生で今春から学校現場で活躍している先輩教員をゲストに迎えて、教師の仕事のやりがいや苦労話、大学時代にしておくべきこと、そして採用試験の対策の仕方など貴重な経験を伝えてもらいました。 昨年このセミナーに参加し、努力の末合格した先輩の話に一同熱心にメモを取る姿がみられました。各大学でも十分に試験対策をされているかと思いますが、塔南高校としても卒業後も何らかの形で応援ができればと思っています。 今春現在で、1〜3期生合わせて35人が先生になっています。(幼3名、小22名、中7名、高2名、総合支援1名:京都市、京都府、他府県、私立) 本校卒業生の今後の健闘をお祈りします。 【写真右】アジサイが少しずつ校内で咲き始めています(事務室前花瓶) まなびサポーター始動!
今年度も近隣の吉祥院小学校と祥栄小学校の「放課後まなび教室」に小学生の学習や遊びの補助をするサポーターとして、本校生徒が参加することになりました。教育みらい科だけでなく普通科で将来教員志望の生徒も含まれています。1年間の活動を通して高校生は小学生との接し方・関わり方を学び、小学生は年齢の近い高校生の来校を喜び、お互いに有益な取組となっています。
5月16日(月)、この日は吉祥院小学校担当の6人が小学校を訪問し児童の学習の様子を見学しました。その後まなび教室の職員の方からオリエンテーションを受け、6月からスタートするサポーターの活動の心構えなどをうかがいました。 祥栄小学校でも6月からサポート活動が始まります。両教室とも実り多い取組となることを願っています。 |
|