最新更新日:2024/09/24 | |
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オリエンテーション合宿その3(教育みらい学演習)
4月15日(金)
教育みらい科の合宿1日目では,「教育みらい学演習」の授業が行われました。 9月に行う「人間学I研究発表会」(グループごとの教育課題探究)で充実した発表を行うため,「情報をまとめて,発表する技術」を身につけるための取組です。 生徒たちは,苅谷剛彦著『学校って何だろう』を春休み中に読んできており,合宿では章ごとに8グループに分かれて5人で知恵を出し合い,各章の内容をまとめて,分かりやすくポスター形式で発表します。 1日目は,本の内容をふせんに書き出し,「論理フォーム」という基本の形に並べ直す作業に取り組みました。その作業の中で,グループ内で熱い議論が展開され,担当している章の理解レベルが「なんとなく」から「人に説明できる」レベルまで上昇しました。 また,「ポスターの中に図・表・グラフを1つ以上入れること」というルールが設定されていたため,担当する章に明確なデータが掲載されていないグループが苦戦を強いられた結果,ある生徒が「この場で同級生にアンケートをとってグラフ化しよう」というアイディアを提案し,すぐに実行に移していました。 アンケートの内容にはまだまだ改善の余地があるものの,フットワークの軽さには目を見張るものがありました。教師になるためには欠かせない特性です。 夜9時半までポスター作りの作業が続き,各グループ,翌日の発表会に向けて懸命に準備を進めていました。 写真左:担当する章の本文をグループごとに読み込み,まとめる。 写真右:本文の内容をふせんに書き出す。 |
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