最新更新日:2024/09/20 | |
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6年 社会 「町人の文化と新しい学問」
江戸時代後期には,鎖国の中で西洋からの書物が日本に入ってきました。その中の一つに「ターヘル・アナトミア」という体の仕組みを詳しく書いている本がありましたが,鎖国中であったため,外国の人にどのような内容かを聞くことができません。この「ターヘル・アナトミア」を翻訳していく前に解剖が行われましたが,この解剖は身分上厳しく差別されてきた人が行いました。今日に続く医学の発展には,杉田玄白などの医者の他にも,こうした身分上厳しく差別されていた人の存在が大きかったと言えます。差別をすることにより,差別している側も差別を受けている側も不利益があるということに子どもたちは気付いていました。おかしな世の中にしないために自分たちは何ができるのか,という視点で考えたいですね。
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