伝える学習の効率を考えると,一人が発表し,後の残りの児童が聞いている場面と言うのは,あまり効率のいい場面ではありません。一人で話す練習を一定時間しているとか,二人組みでやっているとかの方が,何度も主体的に話すし,確実に聞かなければなりません。全体で聞くには,聞く視点を明らかにして聞くことや,それに基づいての評価の共通理解していくことが,大事です。みんなが発表するのでなく,評価の視点の確認やそこから,自分のめあてとして意識づけること,発表者のよいところを認めることなどの意図に基づいての時間にしていきたいです。
この時間は,一人練習〜二人組みのあと,全体で2名が,「聞こえる声の大きさ,話し方であったこと,見せるものの活用」についての例としてデモをしました。