最新更新日:2024/06/08 | |
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生活委員会 ABCはじまる!
本日の朝から、生活委員会によるABC(あいさつ・バリバリ・キャンペーン)活動がはじまりました。生活委員達の元気な挨拶の声が、校門前で聞こえます。
一日の始まりを、元気な「挨拶」で迎えることができるのはとても心地よいものです。漢和辞典をひもといてみると「挨」は押す、「拶」は迫るの意味とあり、その語源は禅宗において門下の僧に押し問答し、その悟りの深浅を試すこと、とありました。 「何のためにあいさつをするの?」「あいさつをすることに意味はあるのか?」といった疑問を、まだ若い頃に生徒から問いかけられたことがあります。その時は、なかなか良い答えが見つからなかったのですが、今はこう考えています。 まず、挨拶は「相手を認めている」ことのサイン。「あなたがそこにいてくれて、わたしにとってあなたたは意味のある人ですよ。」と伝えることはとても大切ですよね。 そして「自分の心の状態を確認」する手段。笑顔で「おはよう」と言えてる自分、伏し目がちで黙って通り過ぎる自分、そのときの「心のコンディション」がはっきりと表れますね。したがって、落ち込んでいるときに、あえて大きな声で「おはよう!」と言ってみるのは、セルフ・コントロールとしても有効な方法です。 前述しました禅における「挨拶」。悟りの深浅を問うまではいかなくても、相手を「見て取り」、しっかりコミュニケーションを図るには、やっぱり挨拶は大事です。そのために必要なエネルギーをしっかり蓄えていないと、実践・継続することは簡単ではありません。これこそまさに「生きる力(エネルギー)」ですね。 |
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