最新更新日:2020/03/27 | |
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一寸光陰(いっすんのこういん)
先々週末は,5月としては異例の暑さが続きました。また,屋久島など九州南部や関東でも大雨が降り,被害に遭われた方もおられました。心よりお見舞い申し上げます。天候不順,自然災害に関しては,ここ京北でも昨年の集中豪雨や台風による被害がありました。学校としても保護者・地域の皆様と連携して備えていきたいと思います。
4月末から5月初めにかけては,超大型連休がありました。連休明けの5月7日には,今年度最初の合同学習がありました。京北3校の子どもたちが一緒になってこの第一小学校で学習しました。1年生にとっては初めてのことでしたが,子どもたちは,仲良く半日を過ごすことができました。子どもたちの感想を読むと,どの学年の子どもたちも第二小,第三小のお友だちと学習できたことが楽しかった,また合同学習がしたいというものがたくさんありました。今年度も合同学習を通じて,次年度のスタートがよりスムーズに切れるようにしていきます。6月14日には,登下校シュミレーションも含めた合同学習を行います。保護者・地域の皆様には,引き続きご理解とご協力をお願いいたします。 5月9日からは,一泊二日で6年生は修学旅行に出かけました。修学旅行でも3校の子どもたちが仲良く楽しく活動することができました。天候にも恵まれ,奈良,大阪,神戸の名所・観光地を回りました。東大寺南大門や大仏(盧舎那仏),大坂城の天守閣や展示品,神戸の夜景,須磨水族園,人と未来防災センターなどでの学びはどれも心に残るものでした。子どもたちは,添乗員の方やバスのドライバーの方はもちろん,それぞれのところで出会った方々にもきちんと挨拶をし,礼儀正しく接していました。改めて京北の子どもたちは素晴らしい子どもたちだなあと実感しました さて,6月10日は「時の記念日」。671年(ずいぶん前ですね)のこの日に,天智天皇が日本で初めて水時計を利用して時を刻み,鐘を鳴らしたことによる記念日だそうです。「一寸光陰」という言葉もあるように,ほんのわずかな時間でも無駄にしないことが大切です。学校生活でも,チャイムを守ることを大切にしています。4年生から始まる宿泊学習でも「5分前行動をしよう」というめあてがあります。先ほど紹介した修学旅行でも,子どもたちはしっかりと時間を守って行動していました。決められた時間や時刻を守ることは,人を大切にすることにもつながります。これからも人・もの・時を大切にする子になってほしいと思います。 山紫水明(さんしすいめい)
今年は桜の花もプランターのチューリップも入学や進級を祝うかのように咲きました。春本番,爽やかな季節を迎えました。山々は,新緑で美しく彩られるようになりました。川の流れも清らかで,ここ京北の美しい風景に見とれてしまいます。自然の風景が清浄で美しいという意味を表す「山紫水明」がぴったりだなあと思う毎日です。保護者・地域の皆様には日頃より本校教育にご理解,ご支援をいただいておりますこと心よりお礼申し上げます。
新年度が始まって一ヶ月が過ぎました。子どもたちは新しい環境の中,日々落ち着いて学習に取り組んでおります。先日,新入生歓迎遠足を行いました。今回は,細野小学校を出発して滝又の滝を通り余野の公民館をゴールとする道のりです。遠足の前日にたてわり班が発表され,それぞれのグループが顔合わせをし,当日を迎えました。出発前に私からめあてを伝えました。それは,「よいところを見つけよう」というめあてです。お友だちのよいところを見つけることで,そのお友だちのことがもっと好きになって仲良くなれます。それにはお友だちのことを知らなければなりません。お友だちのことを知ることから,よいところが分かり,絆が深まります。5月は「憲法月間」です。憲法の三つの柱の一つに「基本的人権の尊重」が挙げられています。子どもたちどうしが,お互いのことをよく知り,相手のことを思い,考えることが大切だと思います。見た目や想像で人を判断するのではなく,いろいろな活動を通してさらに仲のよい関係を築いていってほしいと思います。 積小為大(せきしょう いだい)
4月に入って思わぬ寒の戻りで,雪景色になった日もありましたが,陽射しはすっかり春。通勤途中の桜の木も,そろそろ満開の時期を迎えようとしています。新年度が始まりました。保護者・地域の皆様におかれましては,日頃より本校教育にご支援いただいておりますこと改めてお礼申し上げます。また,今年度もこの京北第一小学校で新年度を迎えることができますこと,心より嬉しく思います。
今年度は,8名の新入生を迎え,全校児童69名でのスタートです。来年,令和2年には小中一貫教育校が開校し,本校の子どもたちは新しい学校で学ぶことになります。今まで京北が築いてきた伝統を大切にしながら,さらによりよい教育を目指していく年となります。そのためには,本校の教育理念である「積小為大」の言葉が示すように,日々の努力を積み重ねてこの一年を充実したものにしていかなければなりません。この「積小為大」という言葉は,二宮尊徳という江戸時代末期に活躍した農政(農業政策)家の言葉として知られています。二宮尊徳は,苦労を重ねる中で「積小為大」を実践し,荒れた土地を復興させ,多くの人々の暮らしを豊かなものにしたと伝えられています。昨年度の学校便りでもこの言葉については若干触れましたが,本校の子どもたちも目標に向かって,一つ一つの地道な積み重ねを大切にして取り組んでほしいと思います。 私たち教職員も総力を挙げて学校教育目標の実現に向けて取り組んでまいりたいと思います。皆様のご理解とお力添えをどうぞよろしくお願いいたします。 教育理念 「積小為大」 小さいことの積み重ねこそが,大きなことを生み出す 学校教育目標 「京北地域の主体者として,伝統と文化を受け継ぎ,自らの進路と地域の未来を切り拓いていける子どもの育成 〜言語能力と地域創生力を伸ばす〜」 目指す学校像 「個がかがやき,みんながかがやく学校」 目指す子供像 【知】「自ら学ぶ力」を高める(確かな学力) ○基礎・基本的な知識を有し,その知識を活用・表現する子 ○探究心をもち,問題解決に向けて主体的に取り組む子 【徳】「自ら律する力」を高める(豊かな心) ○京北の自然を愛し,地域・保護者の見守りと温かさを感じ取る子 ○善悪を判断し,人と進んで係わり,コミュニケーションを大切にする子 【体】「自ら健康・安全に努める力」を高める(健やかな身体) ○基本的生活習慣を身につけ,常に健康や安全,運動に関心をもち,実践する子 |
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