最新更新日:2020/03/27 | |
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残暑お見舞い申し上げます
8月25日(金)から前期後半が始まりました。充実した楽しかった夏休みの思い出をいっぱい抱えて子ども達が元気に登校してきました。1ケ月程しか会っていなかったのに,どの子もたくましく成長した感じがします。子どもの成長は,とても早いことをつくづく感じさせられます。学校に勤める私にとって,そのことは大変嬉しいことであり,次なる成長を願うことにつながります。大きな怪我や事故もなく,夏休みを過ごせたことに感謝します。地域・保護者の皆様,ありがとうございました。
さて,今年の夏もほのぼのとする出来事があったかと思うと,心を痛めること,絶対許されないこともたくさん見られました。人の命を軽く感じているような出来事も起こっていました。自分のまわり,京北では,京都ではそのような出来事は決してなかったのですが・・・。世界を見渡せば,今夜の食事がない,住む家がなくなった,家族がばらばらに,などの悲劇が伝わって来ました。子どものうちから,もう一度,平和の大切さ,有難さについて考え,恒久の平和のための行動を起こしていきたいです。まずは自分の周りから,家庭・地域・学校から「平和」について考え,行動したいものです。 そのようなことを考えさせられる今年の夏でした。このような中,嬉しいと感じたことを3つ書きまとめました。1つ目は,本校・周山中学の卒業生が,全国高校野球の甲子園に出場することになったことです。結果は,残念ながら1回戦の壁を突破することは出来ませんでしたが,最後の最後まで全力をつくしたこと,そして,仲間を信じて,チームが一つとなってたたかったことを讃えたいです。11三振を奪った力投に敬意を表します。そして,今後の活躍を祈りたいです。 2つ目は,8月5日(土)のことです。この日は,PTA美化活動と便きょう会が行われました。便きょう会では6年生と6年生の保護者,PTA役員様,そして,便きょう会の会員・ボランティアの方によるトイレ掃除を行います。門川市長様,久保京北自治会長,西山参与様も参加していただきました。1時間程の限られた時間ではありましたが,それぞれが,トイレを美しくする,という目標で汗いっぱいかいて取り組んでくださいました。その後,感想を述べます。その中で,「今までトイレ掃除をしたことがなかったです。これからは家のトイレも掃除したいです。」「なかなか便器に手を入れることが出来ませんでした。しかし,頑張ってやってみると,何だかいい気持ちになりました。」「どうしたら,きれいに磨けるのかをいろいろ教えてもらいました。有難かったです。」6年生の素直な感想に心打たれました。 3つ目は,バスの中での出来事です。5歳ぐらいの女の子とお母さんが乗車してきました。バスは比較的すいていたので,二人はとなり通しの席に座りました。そのあと,女の子がシートの上で,あぐら座りをしようとしました。それを見ていたお母さんが,「行儀が悪い。ここはうちと違うで。」と叱って,それを止めました。女の子は母の注意を聞き,あぐら座りをすることはありませんでした。わずかな出来事ですが,私はとっても嬉しかったのです。バスという公共の場で,どのような行動をとればいいかを母は娘に教えたのです。しつけたのです。家のなかと外でしていいこと,していけないことを教えたのです。家庭で教えること,学校で教えること,それぞれが子どもを育てるという観点で「しつけ」していくことが大切なのです。お母さんのしつけに嬉しさを感じていました。 私にとって,今年の夏も楽しく充実していました。健康が何よりということも感じました。秋はいろいろな取組が目白押しです。子どもにとって何が一番かを考え,それに向けてぶれずに進んでいきたいものです。 |
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