京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2020/03/27
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ホームページでは,学校や地域の様子をお伝えしています  

ありがとうございました

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6月4日(土)午後3時35分,京都京北地方に震度6強の大地震が発生したことを想定して,避難訓練を実施しました。そして,引き続き,保護者の方に,子ども達の安全確認の上,引き渡し訓練を行いました。
特に,一斉の引き渡し訓練は本校初めての取組ですので,事前に教職員は何回も話し合いをして当日を迎えました。
気がかり,心配と考えていたこと。
○保護者の方に,この取組の意図や目的をわかっていただけるか。
○すべてのご家庭からの参加があり,子どもたちがそれぞれの保護者の方に引き渡しがで きるか。
○ご都合・ご用事で引き渡しに参加できないご家庭の子どもをどのように送るか。
○避難訓練の後の整列や,人数の点検に時間がかかりすぎることはないか。
○駐車のスペースが限られているので,駐車及び解散時の混乱は起こらないか。
○雨の場合,体育館で実施するが,移動や,整列などがスムーズに行えるか。
 など,教職員でいろいろ考えました。
幸い,雨も降らず,子ども達もいつも以上に緊張感を持った避難訓練が出来,引き渡し訓練に移行することが出来ました。また,保護者の方には,全家庭参加で,引き渡しの出来ない児童は一人も出ませんでした。しかし,駐車の件,本当に地震が起こったら,保護者の方が学校に到着できるか,いかに,子どもの安全確認を迅速にすすめるか,などの次なる課題は生まれます。しかし,本日,本校初めての取組が保護者の皆様のご協力により,実施できたことを大変うれしく思います。

 休日参観の終礼において,教職員から,「引き渡し訓練にすべてのご家庭が参加された。すごいことです・。今までの学校ではこんなことは出来ません。」などの感想が出ました。この京北第一小学校の保護者様の協力的で,献身的なお姿に敬意を払います。そして,感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。
今後とも学校にご支援・ご協力をお願いいたします。

○ホームページは毎月一回のペースで発行しておりますが,引き渡し訓練のお礼をお伝え したく,臨時号を作成しました。

大人のやる気が子どもに伝わる!?

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空一面の青空,これこそ快晴という日が続いていました。しかし,少しずつ梅雨らしさも感じられるようになって来ました。地域・保護者の皆様におかれましてはお変わりなく,ご健勝にお過ごしのこととお喜び申し上げます。平素は本校教育進展のためにご理解・ご協力を賜り誠にありがとうございます。
さて,子ども達も今年度の学校・担任に慣れ,毎日楽しそうに登校する姿が見られます。その様子に子ども達の成長と,安心を感じています。
校長として手前味噌のお話をすることをお許しください。
今年も,数人の先生の異動がありました。長年,本校を支えていただいた先生が転任・退職となり,一抹の不安と心配を感じていたのも事実です。しかし,4月当初の職員会議(校長が今年度の学校経営方針を説明し,こんな学校にしたいというおもいや,取組について話します)において,今まで以上の活発な話し合いが行われました。今年度着任されて先生から,「このことについてもう少し詳しく聞きたい」「この取組で子ども達はどう変わりましたか」などなど,当たり前の質問・疑問が出されました。これに対して,前から本校に勤務する先生が説明したり,答えたりしました。そのような中で今まで以上に,気持ちの深まりが感じられたのです。今年はちがうな,という気持ちになったのです。一人一人の教職員が,この学校の子ども達にとってどうすることがよりよいかを見つけようとしていると感じたのです。
そして,4月8日を迎え,新しい担任と子ども達の学習が始まりました。まず,職員会議で共通理解したことをやり抜こうとしました。その一例として,今まで,チャイムが鳴ってもなかなか教室に戻らず,学習時間が短くなっていたことがありました。そのことについてはもちろん指導を続けていましたし,現状に満足していたわけではないのです。なかなか成果が上がっていませんでした。しかし,今年は違います。どの教職員も,その指導を真剣にそして,学校を・子どもをもっとよくしたいという気持ちで取り組んでいます。すると,どうでしょう。少しずつチャイムが鳴る前に,駆け足で校舎に向かう姿が見られて来ました。どの学年においてもそんな行動をする子どもが増えてきました。
大人の本気で子どもが動かされているのです,子どもが変わることを感じました。
学校(教職員)が心ひとつに取り組むことで,子どもが変わるのです。この喜びを次に次にと広げていきたいものです。
どうか,本校教育推進にご理解とご協力をお願いします。

憲法月間を迎えるにあたって

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  4月14日から,熊本地方を中心に大地震が発生し,その後も余震が続いています。今回の熊本地震においても,多くの方が亡くなられたり,被害にあわれたりしています。心より哀悼の気持ちをお伝えしたいと思います。
 さて,平素は本校教育進展のためにご理解・ご協力を賜り誠にありがとうございます。4月に入学した一年生もピカピカのランドセルを背負って,元気に登校しています。笑顔いっぱいで登校する姿は,何物にも勝ります。校長としてこの上もない喜びです。引き続き,ご支援をお願いいたします。
 昭和21年11月3日,日本国憲法が公布され,翌22年5月3日より施行されました。5月3日は憲法が施行された日,「憲法記念日」として祝日となっています。また,5月を憲法月間として,憲法について学ぶ,憲法の精神をもう一度見直すなどのいろいろな取組が行われています。本校においても憲法について勉強したり,どのようにすることが大切なのかを考えたりする時間を取っています。
ご承知のように,日本国憲法には三つの原則があります。それは国民主権,基本的人権の尊重,平和主義です。この三つは原則ですのでどれも大切なことには変わりありません。しかし,私は特に国民主権についておもいがあります。
日本国憲法の前文には,「日本国民は正当に選挙された国会における代表者を通じて行動し,われわれ子孫のために・・・」とあります。果たして今,このことが守られているのか,ということを考えたいのです。
 今年の夏から,18歳以上の男女に選挙権を持ちます。このことについて,どうこういうのではありません。マスコミでは,そのことについて特集を組んでいることもあります。
 まず,選挙に行く,一票を投じることが主権者としての義務であり,権利だということをもっと考えないといけないのです。それは選挙権が18歳に下がったからではないのです。半数以上が棄権したり,30%ほどで首長や国会議員が決まったりすることをおかしいと思いませんか。
そして,自分のやるべきことをせずに,「○○が悪いから・・」「○○してくれないから・・・」という声がでるというのはどうでしょうか。まずは,「人のせいにしない」「自分の責任を果たす」ことから始めないといけないと考えます。
 国民主権というのは,政治の中核は国民(自分自身)であって,そのことの成果も責めも自分が責任を持つところから始まります。相手や周りを見ていてはいけないのです。
国民主権の意味をもう一度考え,自分たちの力で自分たちの国をよくしていこうと,新たな一歩を踏み出ことが問われています。
これこそ,憲法に即した教育をしてきたか,どうかが問われます。

新年度を迎えるにあたって

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 花降る里京北に春がやってきました。満開の桜が,子ども達の入学・進級をお祝いしています。地域・保護者の皆様におかれましてはお変わりなくご健勝にお過ごしのこととお喜び申し上げます。平素は本校教育推進にご理解・ご支援を賜り誠にありがとうございます。
 さて,3月末に私と一緒にこの京北第一小学校に入学した子ども達が卒業しました。彼らに卒業証書を渡すことが出来たことはこの上もない喜びです。かわいく腕白という言葉がぴったりあった彼らは,心も身体も成長して母校を巣立っていきました。ご家族・地域の皆様の喜びもひとしおだったとお察しいたします。ご卒業おめでとうございました。
彼らの12年ほどの学びや育ちがこれから中学校で試されます。そして,そのあとは高校でそして,社会で試されます。「人は一人では生きられない」しかし,「それぞれの問題解決は個に任されている」つまり,一番よりよい問題解決方法を選んで,それを実践することが問われます。
 12年ほどの学びと言いましたが,ご家庭でのしつけ,保育所等での保育,そして,小学校における教育,どこをとっても子ども達に関わる大人たちは「よかれ」と思って進めています。しかし,その「よかれ」が結果の出にくいことや,かえって成長を狂わすことになることもあります。だから,子育ては難しいのです。正解はなかなか見つかりません。今,うまくいっていても将来に困ることがあるかも知れません。
 年度の初めに,「二人の先生」の協力を再度お願いしたいと思っております。
 この京北第一小は自然豊かで,校庭も広く,校舎も美しいです。教育環境としては素晴らしいです。地域・保護者の方も学校への応援を絶えずしていただいていることを感じますし,子ども達もそのお蔭で楽しく登校出来ています。しかし,基本的な生活習慣が十分身についているか,どうかと考えてみると課題もあります。そのことは,学校と家庭の協力・理解なしには解決することは出来ないのです。
 次にあげることは,悪いとか,出来ていないというとらえ方ではなく,京北第一の子どもをもっと高める,中学・高校そして将来まで関係していると思って読んでいただけるとありがたいです。
一つ目は「早寝・早起き・朝ごはん」の定着です。特に,睡眠がいろいろなことで少なくなり,小学生にとって十分ではない状態が見られます。「睡眠」は成長期の子ども達にとってなくてはならないものです。【からだや脳の成長を促す】【心や身体の疲れを回復する】【免疫力や抵抗力を高める】などのほかに,重要な役割がたくさんあります。寝不足や深い睡眠がとれない日が続くと,気持ちが不安定になったり,体調をくずしたりすることもあります。どうか,大人中心の,またはゲーム・テレビ中心の生活リズムではなく,子ども達の睡眠の保障をお願いします。
 二つ目は「自分でできることは自分でする」です。1年生は学校に入学して成長した気分になります。保育所などとは違う気分になります。この気持ちを大切にしながら,自分の出来ることを増やしてほしいです。学校では,学習の用意,後片付け,上靴やスリッパの整理整頓,家庭学習・持ち物の点検などが出来るように声かけや,支援を進めます。しかし,すぐには出来ません。だから,大人の点検が必要です。

 まず,先に述べました二つのことがらついて,学校・家庭・地域とともに解決に迎えることをお願いしたいです。
ピカピカの一年生が一日も早く小学校生活に慣れ,楽しい毎日を送れるよう,ご理解とご協力をお願いいたします。

 結びに,98名の全校児童が「かがやく」学校づくりに教職員一丸となって取り組んでまいります。どうぞ今年度もよろしくお願いいたします。

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京都市立京北第一小学校
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