京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2020/03/27
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イルカから学ぶ

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新年明けましておめでとうございます。旧年中は本校教育進展にご理解・ご協力を賜り,誠にありがとうございました。どうぞ本年もよろしくお願いいたします。

去る12月2日(水)に人権旬間の取組の一つとして,京都市水族館の方をお招きし,「イルカってすごい!!」という演題で,ご講演をいただきました。全校児童と保護者の方を対象に,画像を見せながら,イルカの様子や,育ちを詳しくお話しされました。そのあと,質問コーナーもあり,子ども達はいきいきと目を輝かせておりました。低学年には少し難しい内容もありましたが,自分たちのよく知っている動物ですので,意欲的に学習できたと思います。
その中で,私は次のようなことに関心を持ちました。
一つ目は,イルカだけでなく動物は「人を信じる」ということです。だから,イルカは絶対裏切らない,ということです。人は時として,裏切ったり,うそをついたりすることがあります。それが,必要なこともあります。しかし,人以外の動物はそのことを認めません。つまり,うそをついたり,だましたりすることで「信頼関係」が崩れていくのだそうです。一度,くずれた関係はなかなかもとに戻ることはありません。イルカのトレーナーは,それを第一に考えて,イルカとの関係づくりを進めているとのことです。
二つ目は,イルカは集団の中で子育てをしています。時には,自分の母以外からも乳をもらいます。そして,立派に成長したオスはオスの集団に入っていきます。そして,別のメスと交尾し,新しい子孫を残します。
この二つのことを人に置き換えてみるとどうでしょう。子どもがうそをついたり,人をだましたりする。それは・・・。子どもは,生まれた時からうそをついたり,人をだましたりしません。つまり,子育ての中や,育った環境でそのような行動に出るのです。そう思うと,大人が考えないといけないことはないでしょうか。子どもは大人の姿を手本として育ちます。大人の都合で,子どもとの信頼をなくすことがないようにしたいものです。また,成長のことについては,より多くの人との関わりによって育っていく,そして,次の社会にはばたいていくことを感じました。イルカも人も周りに支えられ,助けられて子どもが育つのです。イルカはそのことを感謝しているかどうかはわかりませんが,「人は人によって育つ」「人と関わって育つ」ことを考えさせられました。
イルカのお話を通して,「人の生き方」「人権の大切さ」の一端に触れることが出来たと思います。もっと多くの保護者の方に聞いて頂くことができたら,とふと思いました。次の機会には足をお運びください。
蛇足ながら,クジラとイルカの違いは体長だそうです。5メートルより長いものをクジラと呼ぶことを初めて知りました。

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