最新更新日:2020/03/27 | |
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不易と流行
4月に入り,暖かなかぜに春の訪れを感じます。花ふる里に春がやってきます。京北のさくらが満開になるのももうすぐです。
地域・保護者の皆様にはお変わりなくご健勝にお過ごしのこととお喜び申し上げます。今年度も引き続き,本校教育推進・発展のために,ご理解・ご協力を賜りますようお願い申し上げます。 さて,私も本校に着任して6回目の春を迎えました。新6年生とともに本校での年数を重ねて来ました。思い起こせば,6年前,渡邊前校長先生からバトンを受け取りましたが,右も左もわからぬこの京北において,何をしていいのか,何をしなければならないのか,を絶えず確かめながら毎日を送って参りました。これも子ども達,保護者,地域の皆様そして,教職員に支えられたことのお蔭です。本当にありがたいと感じております。 3月24日の修了式で,過去を反省することは大切だけれど,そのことより新しい明日に向かって,「こんなことをしよう」「これに挑戦しよう」ということをもっと大切にしてほしいという話をしました。この言葉をおきかえて考えてみます。今から,20年前,「京北が京都市に編入される」「栗尾峠にトンネルが通る」「人口減少が止まらない」などを予測された方はどれだけおられるでしょう。私自身,京北で校長をするとは考えに及びません。しかし,これらはすべて現実です。これが時の流れです。その流れの中で,私たちは生きていますし,生きていかなければなりません。明日はどうなるかわからない,ということをよく耳にしますが,子ども達を預かる我々は,子ども達にとって最良または,よりよい選択をしなければなりません。何事においても慎重だけを唱えたり,デメリットだけを伝えたりすることがないようにしたいです。私は,京北の子ども達が京都の町の子と堂々と競い合い,そのよさをしっかり示せるようになってほしいと思います。京北の中だけなく,どんどん活躍の場を広げてほしいと思います。 平成27年度がそんな1年になる。そんな期待を込めて・・・。 |
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