最新更新日:2020/03/27 | |
本日:1
昨日:2 総数:221376 |
大人が「気づき,考え,行動する」こと
東日本大震災から,早三ヶ月が過ぎようとしています。人々の努力により少しずつ復興はすすんでいますが,まだまだ普段の生活に戻るには多くの時間と労力が必要です。「ライフラインが十分ではない,常に不安や恐怖を感じる」という声も聞かれます。
学校が学びの場でなく,避難所としての機能が優先にされています。また,戸外で活動できずに,体育館や廊下での体育学習や部活動も目にします。 幸い本校は,学校が学校としての本来の役割をしています。子どもたちは,素晴らしい環境の中で,しっかり学習しています。広い運動場で思いっきり体を動かすこともできます。本当にありがたいことです。しかし,この日本で,先に述べた惨状の中で生活する子どもたちもいます。 子どもたちに,「人の身になれ」「無関心ではいけない」と常に話をしていますが,実際子どもたちにとって「東日本大震災」はどのように映っているのでしよう。彼らにとって,いや私たちにとって,他人事になっているのでしょうか。 われわれ大人たちが,「自分にできること」を考えて,行動することで,子どもたちに事の大事さを伝えていかなければいけないでしょう。 われわれは,チーム日本の一員なのですから。 二人の先生にとって,この宿題はとても難解で,時間がかかります。しかし,「自分の問題として考える」子どもに育てていかないと,いつも他人任せで,すぐに責任転嫁するようになるでしょう。 どんな環境に置かれても「自分も周りも大切にできる」京北第一の子どもであってほしいものです。 |
|