6年生で社会科の公開授業がありました。室町時代の文化を学習しました。
観阿弥・世阿弥親子が,民衆の猿楽・田楽を芸術性の高い「能楽」に完成させたと資料集は記しています。
観阿弥 世阿弥親子は奈良の興福寺に使えている猿楽・田楽集団の一人でした。
当時日本の文化の中心は京都ですから京都進出の一歩として醍醐で公演を行いました。
いよいよ京都進出だということで,1374年京都公演を行います。その舞台として選んだのが新熊野神社です。
醍醐寺での評判を聞いていた将軍足利義満がおしのびで観阿弥・世阿弥親子の舞台を見に来ていました。
そこで,義満は「これはすばらしい。この芸術を幕府が応援する。」と決意し,二人を京都に呼び寄せました。親子は幕府の保護を受け能楽の芸術性を高め完成させました。
それで,新熊野は能楽発祥の地といわれるようになりました。
そこで,12月3日今熊野小学校体育館で能の公演を行います。片山家を招き本物の舞台です。演目は「舎利」。地域・PTAの方も参加していただけるようにしたいと考えています。詳細が決まりましたらお知らせいたします。