最新更新日:2024/09/20 | |
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保健学習6年:病気の予防7時間目「飲酒の害」
今年度5・6年の保健学習については,兼職発令を受けて養護教諭が担当し,担任とともに実施しています。6年生は,「病気の予防」の単元を11月中旬より始めました。今回は,6時間目「飲酒の害」についてです。喫煙の害同様,体に及ぼす影響や未成年が法律で飲酒することが禁止されている理由などを学習した後,始めてしまうきっかけについて考えました。「(人に)すすめられて」「ことわれなくて」「禁止されるとしてみたくなって」など,好奇心や人から誘われて始めてしまうということに気がつきました。そして,誘われた時,「すいません,飲みません。」と断るにはどうしたらいいか,どう言ったらいいかそれぞれ考えました。
■友だちから,たばこをすすめられたら・・・。 ・ごめんね。悪いけど,私はやらない。 ・誘われても,親に絶対だめって言われているから。 ・法律で決まっているし,1本だけって吸い始めてやめられなく なるんだよ。だから,すわない。 ・すってはいけないものは,いけないから,僕はすわない。 ・長生きしたかったら,すわない方がいいぞ。 ・ちょっと,用事があるしもう帰るわ。(走って逃げる。) ■親戚の人にお酒をすすめられたら ・1ぱいでも禁止されているからばめ。20歳になったらまた誘っ てください。 ・おれ,今,未成年ですし,20歳になったらいっしょに飲みまし ょう。 ・じゃあ,ジュースで乾杯しよう! ・お酒は飲みません。 ・お腹一杯だから,いらない。 きっぱり断ること。でも,人との関係も大切にした断り方。よく考えることができましたね。 かぜの予防:あいうべ体操
先日,京都市総合教育センターで,京都市学校保健会主催「健康教育シンポジウム」が開催されました。その時に,「あいうべ体操」という口の体操が,かぜの予防に役立つと聞きました。その方法を保健委員に紹介したところ,12月の朝会時,全校のみんなでやってみようということになり,早速プレゼンテーション資料を作成し,実施しました。
「あいうべ体操」は,口がいつも開いている・なんとなく疲れやすい・やる気が起こらない・だるいと言った人に効果があると言われています。こういう場合,口呼吸をしているケースが多いのです。口が開いていると,のどを痛めやすく,ウイルスや細菌が直接のどにくっついてしまいます。また,冷たい空気も直接のどや肺を通ってしまいます。 「あいうべ体操」を行うことによって,口周りの筋肉・舌の筋肉を強くすることができます。そのため,無意識に口が開くということが少なくなり,自然と鼻呼吸が出来る効果があると言われています。かぜ予防の一つとして,この冬やってみてはどうでしょうか。 やり方は,1回につき10回,「あ」「い」「う」「べ」と口を大きく動かします。できるだけ,大きな動作でゆっくりと行います。これを,1日3回実施すると効果があるようです。保健委員が驚いたのは,この体操をやる前とやった後で,口の中で舌のあたっている場所が,変わっていることでした。最初,舌の位置が,前歯の付け根あたりにあたっていても,この体操を10回すると,舌は,もっと上(口蓋)にあたります。「すご〜い。」 楽しくできると,続けることが出来ると思います。保健室前にも掲示しています。 最後に,保健委員の言葉より。 「お風呂やトイレで,おうちの人といっしょに思い出したらやってみましょう。」 |
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