最新更新日:2024/09/20 | |
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桜の妖精
土曜日,日曜日と強い風が吹きました。桜の花びらが,まるで雪が降っているかのように乱舞していました。サッカー部の友達が,掃き掃除を進んで行ってくれました。石畳を掃く竹箒の音が清々しく聞こえます。
およそ10分もしないうちに,袋が満杯になるほどの量。プールの水面も花びらで一杯です。淡いピンクの花びらを見ながら,あまんきみこさんが著された「あしたも あそぼうね」というお話を思い起こしました。このお話は,桜の妖精「さくらこ」との出会いをきっかけに,うさぎの「ぴょんこ」とくまの「くうた」が友達になるというストーリーです。一部を抜粋します。 ひろばでは,さくらの はなびらが,おおきな うずを つくって いました。さくらこは,その うずの なかで,てを ふって いました。 「さよなら,また,らいねんね」 やがて,ももいろの うずは,ゆっくりと はるの そらに のぼって いきました。 桜花の季節は,1年のうちわずかです。でも,この季節は大切な出会いも提供してくれます。さあ,明日は着任式,始業式,入学式。 気持ちを新たに,本年度がスタートします。 |
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