最新更新日:2024/09/17 | |
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経験を重ねて・・・
西院幼稚園では,食べることを大事にしています。子どもたちがいろいろな食材に触れ,おいしいと感じること,自然に感謝すること,作ってくれた人にも感謝することなど,子どもたちの心が豊かに成長してくことを願っています。
2学期に,蒸しパンを作って子どもたちと食べました。子どもたちが栽培したさつまいもの入ったお手製の蒸しパンです。(もちろん,衛生面には十分に注意して,調理用具は熱湯消毒するなどしています) 「むしぱん」と聞いて,子どもたちは, 虫のパン・・・・とたじろいだ人もいました。食べてみるとふわふわでほのかに甘く,ほのかに暖かい・・・大好きな食べ物になりました。 3学期,預かり保育のおやつに蒸しパンを作りました。 「美味しかった ありがとう」「この前の蒸しパンとちょっと味が違った?なんでかな・・・」「誰が今日のおやつは蒸しパンにしようって考えてくれたん?」とたくさんの感動をニコニコ顔で職員室に伝えに来た預かり保育の子どもたち。 職員もとても嬉しくなりました。 前回,経験したことが,子どもたちの心に残って,今回もその期待を裏切ることなく,おいしいうれしい経験ができた・・・こうしたことの繰り返しがあって,西院幼稚園の子どもたちは「幼稚園でみんなで食べるものはおいしい!」と思って食べることに意欲的になってきています。 食べることが楽しい,みんなと食べるとおいしいと思えることは,基本の基本ですが,生きていくうえで大事な力になると思っています。 なんでも買えて,なんでもそろう時代に,素朴ですが,子どもと職員が心を込めて作った蒸しパンが子どもたちの心に残り,心を豊かにする・・・子育ての基本を感じる出来事でもありました。 |
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