最新更新日:2024/09/17 | |
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体を動かして遊ぶ・・・バナナ鬼
このところ,厳しい寒さが続いています。登園するときには,口から白い息が出るほどですね。
それでも,お昼ごろになって,お日様が照ってくると「暖かくなってきたので,外で鬼ごっこしまーす。園長先生いいですか」とさくら組の担任がやってきます。私は,上着を着込んで,子どもたちの安全のために公園の出入り口に立っているのです。 担任と子どもたちは「バナナ鬼」を楽しみます。凍り鬼みたいなものですが,捕まるとバナナのように両手を頭の上でまっすぐにして合わせて,鬼以外の友達がタッチして助けてくれるのを待つのです。一回タッチされると片方の手をおろし,また別の友達が2度目のタッチをしてくれて,ようやくまた逃げ出せます。このバナナ鬼は子どもたちの発達のあった面白い遊びです。両手を上げていることで一目見て「捕まった」と分かる,一回のタッチだけでは復活できず,2度目のタッチが必要なことで,友達に助けてもらった,助けに行かなくては・・・という思いが倍増する・・・ということです。 おもしろいな・・・と思ってみている私は,寒さにひたすら耐えていましたが, 担任と子どもたちは「アー 暑い」と上着を脱ぎ,ほっぺたも真っ赤です。子どもたちの新陳代謝のいいことは当たり前ですが,幼稚園の先生の新陳代謝もすごいのです。 こうして子どもと共に体を動かして,その楽しさを一緒に感じてくれる担任の存在は大きいですね。寒いからと言って,室内で遊ぶばかりでなく,外で体を動かすと温かくなって,楽しい!!そんな体験をする貴重な時間です。 そして,体力を使って子どもと一生懸命遊ぶ先生に,感謝です。 |
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