最新更新日:2024/06/14 | |
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高学年 人権月間の取組(6年)
人権月間に取り組んだ6年生の木、学習について紹介します。
6年1組 きもち(感謝)の木 木を作成し終えた後、子どもたちにどのような木になったかを問いました。子どもたちからは、「あたたかい気持ちが溢れている木です!」と答えが返ってきました。誰かに言われたり、言ったりすることで自分たちが成長することを改めて考え、「きもち」と書いて、「感謝」と読む木を作成しました。 6年2組 たくさんの言葉が集まった木を見て、どのような木に成長したのかを考えました。子どもたちからは、「助け愛の木」「送り愛の木」と候補が挙がりました。言葉に込めた思いを考えることを通して、相手意識をもって心を込めて言葉を掛けたり、行動をしたりすることが大事だということから、2組の木は「送り愛の木」と名付けました。 6年3組 3組では、これまでの取組、学年目標に立ち返り、木に名前を付けました。「みんなの気持ちが「輪」になって行事に取り組んできた。」「言葉を掛け合うことで「話」が深まった。」「嬉しい気持ちや感謝の気持ちなど「和」を心掛けてきた。」という思いから「大きなWAの木」としました。 6年生は社会科の中で人権について触れる学習を行います。「町人の文化と新しい学問」という単元で、「学問の発展に1番貢献した人は誰だろう?」という授業に取り組みました。 1伊能忠敬 2杉田玄白 3前田良沢 4本居宣長 5伊能忠敬の弟子 6身分の上で差別されてきた人々 「今の医療につながる医学書を翻訳した杉田玄白ではないか。」「天文学、測量など複数のことを織り交ぜて日本地図を作製した伊能忠敬ではないか。」「日本人の大事な心について研究し、人々の心に影響を与えた本居宣長ではないか。」など、子どもたちはこれまでの学習内容を活用し、討論しました。その中でこれまでの時代においても、文化や芸能を担ってきた身分の上で差別されてきた人こそ1番なのではないか。医学書を作ったのは杉田玄白や前田良沢だけど…解剖したのは身分の上で差別されてきた人々だから、やっぱり1番だろうと意見が出ました。子どもたちはこの学習を通して、これほど社会に貢献してきた人々なのに、顔写真や名前がないことはなぜだろうと違和感を覚えていました。未来をつくる子どもたちにとって大切な考えに触れる1時間となりました。 |
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