最新更新日:2024/08/29 | |
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やっぱり6年生だね 1
修学旅行で二日間,6年生と一緒に過ごしました。旅行の記録は担任の先生が書いてくれているので,ここではこの二日間で私が垣間見た6年生の「ムム,なかなかやるな!」と思ったことなどを書きとめます。
まず,見学先の下調べができているからでしょうか,子どもたちはしおりの書き込み欄にたくさんのメモをとっていました。見学しに行っているわけですから,メモをとるのは当たり前かもしれませんが,これが結構難しいんです。事前の下調べが不十分な状態では,「見たいもの」や「知りたいこと」が定まらず,結局うろうろしただけで,あまり充実感が得られない見学になってしまうことがあります。ましてや今回は修学旅行で一泊するのですから,気持がうわついて「見学」でなく,「観光」の色が強く出ても無理のない状況です。真剣な表情でメモをとる四錦の6年生は,「なかなかやるな!」でしたよ。 毎日,気持のいい朝です。
第四錦林小学校に転任して来て,まず,驚いたことが二つあります。
一つめは,子どもたちの登校時に地域の方々がたくさん通学路に出てくださっているということです。見守り活動そのものは,今ではそんなに珍しいことではありませんが,出てくださっている人数の多さにびっくりしました。「地域の子どもは地域で守る」とよく言われますが,まさにそのスローガンを目に見える形で示していただいています。照る日,曇る日,雨の日,雪の日…。そんなにたやすく続けられるものじゃないと思っています。「毎日,こうして子どもに声をかけるのが楽しみですから」というお声も聞きました。「夏休みなんかの長期の休みは子どもが通らないのでさびしい気がします」ともおっしゃいました。本当にありがとうございます。 二つめは,ほとんどの子が笑顔で,「おはようございます」と挨拶できるということです。もちろん,最初からこんな状態ではなかったと思います。学校では「笑顔で挨拶」を指導していますが,子どもたちのご家族や地域の皆さんの粘り強い働きかけを思わずにはおれません。これもまた「地域の子どもは地域で育てる」を具現化したものだと感じ入っています。毎朝8時過ぎの正門前は,実に気持ちのいいひと時です。まだ「全員が…」というところまでは至っていませんが,人と交わる初めの一歩として,「笑顔で挨拶」の取組は続けていきたいと思っています。 はじめまして 木下正敏です
今年度,第四錦林小学校校長として着任しました木下正敏(きのしたまさとし)です。
前任校は山科区の大宅小学校でした。山科は宅地化が進んだとはいえ,まだ,あちらこちらに田んぼや畑が残るのどかな土地柄で,学校は児童数900人弱の大規模校でしたから,第四錦林小学校の様子とはかなり違います。正直なところ,多少の戸惑いはありますが,一日も早く子どもたちと親しくなり,また,地域にもなじんで,四錦の子の教育に力を尽くしたいと思っています。 どうぞよろしくお願いします。 |
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