京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/07/24
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学校教育目標:自ら考え判断し、自信をもって行動する子を育てる

「東一条ステーション」設立

 昨日,吉田神社参集殿において,「東一条ステーション(仮称)」設立会議が行われました。川端警察署長様のご挨拶,来賓の京都府不眠生活部安心安全まちづくり推進課長様のご挨拶の後,川端警察署副署長さまからの本件の趣旨説明がありました。
 平成16年12月に制定された「京都府犯罪のない安心,安全なまちづくり条例」に基づき,吉田地域の皆様も,警察,左京区役所,地域の自治会などの連携を密にして,安心,安全まちづくりを展開されてきました。
 吉田地域安心安全まちづくり推進委員会(平成17年発足)では,「吉田子ども見守る隊」を結成し,吉田地域の子どもたちの登下校の見守り活動,独居高齢者,高齢者のみの世帯など,見守りが必要と思われる世帯を中心に定期的な訪問活動も行われています。

 しかし,その一方で,川端署管内で起こった刑法認知状況は,年間800〜900件程度あり,その内,東一条交番管内で発生した事案の割合が47.4%(平成21年度)を占めるという状況です。その殆どは,窃盗犯罪で,そのうち,57.4%が自転車窃盗など京都大学構内で発生した事案です。また,自転車事故も多発しています。

 そのように状況を憂慮し,川端警察署から,今後の地域防犯力の向上を図るために,吉田地域を京都大学を含めた吉田地域として捉え,東一条交番を拠点とした「地域の防犯情報の共有化,防犯対策の協議」などを行い,地域ぐるみのネットワークとして,−犯罪のない安心,安全まちづくりリアクションプラン−「東一条ステーション」を設立することが申し入れられ,その会議が昨日行われました。

 会議には,地域代表として,東一条交番連絡協議会委員,吉田学区町内自治連合会,川端地域交通安全活動推進委員協議会,川端防犯推進委員会連絡協議会,川端少年補導委員会,川端暴力犯対策協議会,吉田社会福祉協議会,吉田女性会,吉田学区自主防災会,吉田消防分団,吉田民生児童委員協議会,吉田市政協力委員連絡協議会,吉田地域安心安全まちづくり推進委員会,吉田見守る隊,吉田高齢者交通事故防止モデル地区活動推進委員協議会,吉田交通安全会,吉田寿会連合会,吉田山を美しくする会,吉田母子会,左京区交通安全会連合会,左京区老人クラブ連合会,浄楽学区各種団体連絡協議会,浄楽市政協力委員連絡協議会などの代表の方々が参加されました。

 その他,京都大学,左京消防署,左京区役所まちづくり推進課などの関係者も参会し,全員一致で,趣旨理解,「東一条ステーション」という名称で設立となりました。
 初代代表は吉田学区町内自治連合会長様,副代表は吉田女性会長様,事務局長は川端防犯推進委員東一条支部長様が選出されました。

 このことは,平成22年11月25日(木)の朝日新聞朝刊にも掲載されていますので,ご紹介させていただきます。

観点を決めて授業を設計する!

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 算数科で,今,子どもたちに育成すべきこととは何でしょう。それは,以下の観点の事柄です。
1)算数科の学習への関心,意欲及び算数科を学ぶ態度
2)数学的に,筋道を立てて考える能力
考えをノートにまとめたり記述したりする能力と集団に説得する能力
3)算数科に関する技能(計算,式表示,表やグラフなど)
4)算数科で身に付ける知識(量に関する公式,図形の定義や性質,グラフの見方,かき方など)
 4つの観点がバランスよく身に付けるように,2)から4)のいずれかの観点を決め,日々の授業を実践しています。例えば,1時間の授業を,「計算の仕方を,今までに習得してきた知識,技能を駆使して考える…2)」ことを目指したり,「徹底して,計算技能を正確に身に付ける…3)」ことを目指したりして,1時間の授業を大切に展開しています。
1)については2)から4)のいずれかとセットで授業を設計します。

 第4学年の算数科の授業では,前時に,「わり算では,わる数,わられる数に同じ数をかけても,商は変わらない」という性質を数学的に考え,見いだす授業を展開しました。
 本時は,その逆で,「わり算では,わる数,わられる数を同じ数でわっても,商は変わらない」という性質を数学的に考え,見いだす(数学的に,筋道を立てて考える能力の育成を図る)授業を展開しました。

 そして,今日の学庭学習は,「120÷24の商は,60÷12,30÷6,20÷4の商と同じです。その訳を,わり算の性質を活用して説明しなさい」というものです。
 今日の家庭学習のねらいは,身に付けた性質を活用して,筋道を立てて問題解決するというものです。子どもたちが,しっかりと解決してくれることを願って,明後日を待ちます。

平成22年度 左京区総合防災訓練実施!

 左京区長山内清様を議長とする左京区防災会議では,平成9年度より各防災関係機関と地域の方々との連携の下,左京区総合防災訓練を実施されています。
 本年度は,近衛中学校グラウンドにて,午前9時より自主防災会初動措置訓練が行われました。
 近衛中学校グラウンドに,左京区災害対策本部を設置されるとともに,左京消防署・消防団災害警防本部設置され,訓練が開始されました。
 吉田,川東,聖護院学区民の皆様方が,それぞれの学区自主防災会の方々とともに,安全に非難するとともに,地域住民による初期対応訓練,左京区災害対策本部の設置と運用訓練,訓練協力期間等による応急対策等の訓練に参加されました。
 
 吉田学区の皆様は,簡易水槽を活用したバケツリレーによる消火訓練をされました。 川東学区の皆様は,消火器使用の初期消火訓練,聖護院学区の皆様は,医師会と連携して,簡易な救出活動,応急処置訓練をされました。
 最後には,吉田,川東,聖護院消防分団,消防隊の方々による一斉放水訓練で終了しました。
 この訓練には,左京区社会福祉協議会の皆様,医師会をはじめ,災害ボランティアセンターの皆様等多くの訓練協力関係機関の皆様も参加され,成功裏のうちに終了しました。
 本日,総合防災訓練に参加された300名を超える吉田学区民の皆様,お疲れ様でした。

 山内区長様をはじめ左京区役所の皆様,左京消防署の皆様をはじめ,関係機関の皆様,お疲れ様でした。

 訓練の模様の映像については,近衛中学校教頭吉岡幸男先生が提供してくださいました。

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「小学生への環境学習事業」で学ぶ!

 第4学年では,環境について学習しました。今日は,「小学生への環境学習事業」として,環境について学習しました。

「小学生への環境学習事業」とはどのような事業のことでしょう。
京都には,環境の技術をもち,積極的に,製品開発等で環境問題に取り組む企業が数多くあります。
 理科離れが叫ばれ,創造性等を育成することが,地域基盤社会において,今後,ますます重要になってきます。
 そこで,京都企業の環境技術や環境問題への取組を小学生に紹介し,環境問題への意識付け,環境技術,京都企業に対する関心を深める契機とし,平成14年度から「小学生への環境学習事業」を実施されてきています。
 主催は,京都商工会議所及び環境対策特別委員会で,平成14年では,協力する企業が5社だったのが,今現在24社まで増加しています。
 前回は,第6学年の子どもたちが,株式会社イシダ様のご協力を得て,「環境と計量」をテーマに学習しました。
 今日は,第4学年の子どもたちが,LEDのローム,クリスマスイルミネーションで美しく飾るローム株式会社様のご協力で,「電気の上手な使い方〜回路を使って考えよう〜」をテーマに,LEDを使って省エネについて学習しました。
 子どもたちの感想にも,その学習の楽しさや地球規模の環境保全,身近な環境対策について考えさせられるなどの記述が多くありました。

 貴重な学習を経験させてくださいました株式会社イシダ様,ローム株式会社様をはじめ,講師をしてくださった皆様に厚くお礼申しあげます。


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考える力を育てる授業を仕組む(第4学年) −その2−

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 今日は,子どもの発言を通して,除法(わり算)の性質を導くという学習を展開しました。
C1:僕は,1の3つの式からわる数2を2倍すると4となり3倍すると6となります。わられる数4を2倍すると8となり,3倍すると12となります。このようなときは,商は変わりません。
C2:2×2=4で,2×4=8で,2×6=12となります。
T :C1さんの考えを,もう少しはっきりとさそう。
C3,C4と発言が続き,PP1の場合は,わる数を2倍,3倍とすると,わられる数も2倍,3倍とすれば,商は変わらないことを見事に導きました。
PP2,PP3では,わる数,わられる数をともに,10倍,100倍しても,商は変わらないことを導きました。さらに,わる数,わられる数をともに,2倍,3倍,10倍,100倍しても商が変わらないことをまとめました。
 最後には,数を限定せずに,わる数,わられる数に同じ数をかけても,商は変わらないことを導いたのです。

 子どもたちは,互いの考えは共通しているけれど,専門用語をしっかりと使って明確に表現するまでには至っていない傾向が強いといえます。この時間は,自らの考えを,専門用語を自ら使い,相手を説得し合うことを重視する学習を展開し,個々の子どもたちが,考えを鮮明にすることをねらいとしましたが,ほぼ実現したと確信します。
 
 ある子どもの変容は,ア)からイ)に変わることから分かります。
ア)6÷2にそれぞれ0を1つ,2つつけても,商は変わらない。
イ)6÷2=2。わる数2,わられる数6をともに,10倍,100倍しても,商は変わらない。

 考えを育てる授業を,これからも意図的に仕組むことで,子どもたちが学んだ知識及び技能を活用して,「考えることの面白さ」,「考えたことを説明し共感的理解を得られる楽しさ」を感じてくれることを強く願っています。

 授業を終えた後の挨拶,「感謝の気持ちを込めて挨拶する」というめあてがあります。子どもたちは,子ども同士,子どもと教師とが,互いに認め合う気持ちで挨拶をしています。褒めてやってください。

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珠算の醍醐味を味わう!(第2学年)

 3週間ぶりに,第2学年の珠算学習を参観しました。
 今日は,なんと「378×3」という(3けた)×(2けた)の学習をしています。

 学校の算数科の授業では,「かけ算九九」を終え,日常生活の中で様々な問題に対して,かけ算を活用して解決する学習を行っています。
 勿論,(2けた,3けた)×(1けた)のような学習はしておりません。

 しかし,珠算では,378×3を計算し,1134というように,積が4けたになる場合を学習しています。
 子どもたちは,数が拡張しても抵抗なく記しています。

 京都珠算連盟の中村先生,水間先生ありがとうございます。

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手話の大切さを学ぶ!

 京都市教育委員会のご協力を得て,京都市聴覚言語障害センターから講師,コーディネーターの方々をお招きでき,手話の大切さについて学ぶことができました。

 第3学年では,「総合的な学習の時間」に,福祉と健康をテーマに,地域の人々と共生することを目指し,共生という視点で,様々な課題を見いだし,今ある力で,解決に 向けた取組を進めています。
 今日は,その学習の一環として,手話を学びました。
まず,人と接する基本である「挨拶」について,手話を取り入れた挨拶の仕方を学びました。
・おはようございます。
・こんにちは。
・こんばんは。
・おやすみなさい。
・ありがとうございます。
等,人との出会いと交流に必要な挨拶の仕方です。
 その後,指文字や名前の紹介など手話を交えて話すことを学びました。

 初めて経験する多くの子どもたちにとって,手話の大切さと学ぶことの喜びをしっかりと学んだことと思います。
 これから様々な人々と出会うなかで,手話が必要なときが必ずおとずれます。そのときに,この経験が少しでも価値あるものと実感してくれることを願っております。

 京都市聴覚言語障害センターから来られた講師の先生,コーディネーターの方には,子どもたちに優しくお教えいただき,厚くお礼申しあげます。本当にありがとうございました。

 

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顔の表情が違う!朝ランニングにて

 顔の表情が昨日とまったく違う子どもたちがいます。今日の周回の数を明確にするために,同じ速度でできる限り早い走法で走る姿があります。今日から,しっかりと記録し,「昨日より今日,今日より明日」を目指す心が感じられます。頑張って,続けてほしい!
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考える力を育てる授業を仕組む!(第4学年)

 今日の授業では,除法(わり算)の性質の有無を,幾つかの事例から,自力で判断し,仮にあるなら,筋道を立ててどのような性質があるのかを考える授業でした。 
 授業で大切なのは,自力で考え表現する力と性質の有無を,集団の力,説明し合う(表現し合う)力の両方が大切です。

 しかし,…。今日は,除法(わり算)の計算技能を問うテストをした後にその授業を行ったので,自力で考える学習までで終了しました。
明日は,集団の力で,互いの考えを受け止めたり,よりよい表現の仕方でまとめあげたりする練り上げの場です。明日の授業が楽しみです。

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朝ランニングで,立てた目標(周回の数)を超えていこう!

 「朝ランニングで,同じ速度で何周を走っているか」と聞きました。
 子どもたちは,「みんなが走るから走り続ける」という意識が強いようです。
 子どもの意識は,マンネリ状況にあるのではと心配でした。
 マンネリ状況の姿とは,明確な目標を設定せず,ただ活動するという姿といっても過言ではありません。

 第4学年の担任の先生は,「すべての活動で,しっかりと目標をもち,その実現に向かって最善を尽くす子ども」を目指しています。
 子どもたちに,次のように語りました。

 「友だちのペースに合わせるのではなく,今の自分は,周回コースを何周走り続けられるのかを,まずは知ることが大切です。仮に,8周走る脚力があることを知ったとします。次の日には,8周と5mでもいい,10mでもいいから,同じ速度で,走る距離を伸ばすという目標を立てて取り組みましょう」と,…。

 その話を聞く姿勢は,正に,聞き入るというものでした。子どもたちの話を聞く姿勢から,明日からの朝ランニングが楽しみです。

 担任も私も,必ず,昨日よりも今日,今日より明日,周回コースで,より長く走り続ける強い意志を期待するとともに,明日の朝ランニングからは記録をしっかりと残し,記録表から,自分自身の成長する姿に気付き喜びを感じてほしいと願っています。

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