京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/07/24
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学校教育目標:自ら考え判断し、自信をもって行動する子を育てる

「ふれあい集会」で,ねらうこととは,…

 今日の朝刊に,各新聞社は,一斉に学習到達度OECD調査の結果を報道しました。
 経済協力開発機構(OECD)は,昨日,7日に世界65カ国,地域の15歳の生徒約47万人が参加した2009年の学習到達度調査(PISA調査)の結果を公表しました。その結果の報道です。
 このPISA調査は,2000年から3年ごとに,行っています。世界で同じ問題を出題してその結果を,参加したそれぞれ国が,他国と比較しながら,学習到達度状況について分析し課題を明確にしていくための調査です。

 読解力,数学的リテラシー,科学的リテラシーなどの分野の能力を調査する問題で,基礎的基本的な知識や技能を活用して,思考し,判断し,表現して問題解決する能力や情報に対して,自己の考えを明確に表現する能力などの資質が問われるのです。

 その国際比較で,それぞれの結果の日本国の順位が掲載されていました。
 読解力が「15位から8位に」と見出し。しかし,最下位層の割合は,前回と変わらず,多く解消されたとはいえない状況といえます。

 読解力とは,「聞いて,読んで,話して,知って,考えて,書いて,まとめる」という総合的な能力であると勝手な解釈かもしれませんが,私はそのように考えています。

 ですから,読解力は国語科で育成するものではなく,各教科でも育成すべき能力ですから,同じことを繰り返して述べますが,「聞いて,読んで,話して,知って,考えて,書いて,まとめる」活動を推進するように,先生方に助言してきました。

 本日,第1,2校時に,全校集会「人権ふれあい集会」を実施しました。
 この集会のねらいは,人権に関わる問題に積極的に取り組み,人権意識を高めることとともに,私の言う読解力を育成することにあります。

 人権をテーマに,各学年が取り組んできたことを語る集会です。記述した文章やメモを読むのではありません。記述した文章を暗記して発表するのではありません。

 テーマについて「聞いて,読んで,話して,知って,考えて,書いて,まとめる」という活動を通して学習してきたことを整理して,自分の言葉で,全校の子どもたちに伝えるという集会です。
 この趣旨で「ふれあい集会」を実施したのは,実は,昨年度からです。
 「読解力の育成を目指す全校集会である」と自負しています。


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第17回左京南支部小学校「大文字駅伝」大会予選会にて

 午後2時30分から,左京南支部小学校「大文字駅伝」大会予選会が実施されました。
 この予選会は,鴨川河川敷の北大路橋から出雲路橋の周回コース(1周1,750m)で,1チーム男女各7名の14名(控え選手男女各2名含む)で構成し,10周を、襷を繋いで競争します。
 第25回京都市小学校「大文字駅伝」大会の出場校を決める大切な予選会です。この予選会で,左京区南支部からは上位3カ校が本選に出場できます。

 午後2時50分,左京南支部の13カ校が,一斉にスタートしました。本校の選手も頑張りましたが,10位という結果でした。

 この予選会で,代表として参加する子どもたちに,代表に選ばれなかった友だちの分まで,個々が力を出し切り,襷を繋いで,優勝目指して練習の成果を出してくれること,そして,予選会に関係する方々への「感謝の気持ち」を忘れないでほしいと願っています。
例えば,
1)この予選会のために,学校医の先生が,寒さが堪える河川敷で,子どもたちの健康を見守るために最初から最後まで待機していただいていること。
2)京都市教育委員会の先生方が応援に駆け付けてくださっていること。
3)支部体育主任会の先生方が,当日までの企画,連絡調整,準備をしてくださって本日の予選会が実施できること。
4)支部養護教育研究会の養護の先生方が,当日のために待機してくださっていること。
5)自主役員,自主整理員として当日の進行をお世話してくださっていること。
6)予選会に,保護者や地域の方々が応援してくださっていること。
など,一つの競技には,多くの人々が関わっているのです。

 このように,多くの方々のご協力とご厚意のもとで,予選会が行われていることを理解してほしいのです。

 人間は,決して一人では生きていけません。協力し合って,協調し合って,自らを律して生きていきます。この予選会も,その一つであることを,この大会に参加して,駅伝の意義とともにみんなに支えられて生きていることを認識して,社会を形成する人格を広げ深めてほしいと願う次第です。

学力

 学校だよりでは,11月号から,「平成23年4月1日から新しい学習指導要領による教育がはじまります」を特集し,4回シリーズとして紹介していきます。
 学力向上に向けて,各学校では,以下に示す(1),(2),(3)に最善を尽くし,取り組みます。
(1)基礎的,基本的な知識及び技能を確実に習得させる
(2)思考力,判断力,表現力を育成させる
(3)学ぶ意欲を高め,主体的に学ぶ態度を養わせる
 では,これから目指す教育は,どのように,習得させ,能力を育成させ,態度を形成させるのでしょうか。
 その教育活動の内容や方法については,子ども,家庭,地域の実情に応じて構想する各学校長の示す具体的方策に任されています。

 本校では,各教科で,「記録,説明,批評,論述,討論」などの言語活動を通して,指導していきます。また,ICT機器を効率よく活用して,学力の向上を実現させていきます。

 また,1時間の授業では,ア〜エオの問題解決的な学習を展開することを基本としています。
ア.本時の課題を明確に捉えさせる。
イ.課題を解決するための問題に,個々が取り組む。
・ノートに,問題と予想される結果,結果に至るための基になる知識,技能を想起し,結果と結果を導く考えを記述する。…記録,説明
ウ.小集団(グループ)や集団で,結果や結果に至る考えについて共感的に批判的に話し合い,価値ある交流をする。…批評,論述,討論
エ.自分の学習観を振り返る。

 今日の第4学年の授業の様子です。イの子どもたちが記述している内容を紹介します。
 これからの課題は,どの学年もそうですが,ウです。


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京都学びの街生き方探究館で「キャリア教育」を学ぶ(第5学年)

 京都市では,第5学年で,総合的な学習の時間で,事前学習,体験学習,事後学習を合わせて,約20時間京都スチューデントシティ学習を実施しています。
 そのねらいは,日常生活と経済の仕組み,社会の関わりについて理解させ,よき企業者として,また,よき消費者として京の伝統文化や産業,環境保全について基本的なことを認識させることと,これらの学習を通して,職業観,勤労観を養うことにあります。
 アメリカン航空,井筒八つ橋,京都銀行,京都新聞社,京つけもの西利,区役所,KDDI,セコム,西陣織会館,富士ゼロックス,松下電器産業,ローソン(五十音順)の実際の企業等が,店を出しています。

 子どもたちは,自分の希望する企業等に就労し,企業の精神,お客様への真心込めた接待の仕方等を学び,経済の流れ等を消費する側に立って学びました。

 お店で,子どもが店員として行き届かないところがあれば,実際の企業の方は,容赦なく厳しい指導をされていました。でも,それらの子どもたちに感想を聞きますと,「とても楽しかった。もう一度行きたい」という声が圧倒的でした。

 本日,子どもたちのために,保護者ボランティアとして,第5学年の5名もの保護者の方に参加していただき,厚くお礼申しあげます。本当にありがとうございました。

 また,本日,子どもたちのために,貴重な経験をさせてくださいました各企業等の皆様,京都まなびの街生き方探究館の皆様に,心より感謝申しあげます。本当にありがとうございました。

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四錦タイム(仮称)

 四錦タイム(仮称)とは,日常生活を営むうえで,自分の行動を通して,考えさせられたこと,経験したこと,調べたことなどを説明したり,報告したりして,言語活動を充実させるとともに,話し手は自分の成長を自覚する,聞き手は,話し手の思いを受け止めながら,ときには批判的に,ときには共感的に聞くというねらいをもった全校集会のことです。この集会は,新学習指導要領の趣旨である「言語活動の充実」を配慮した取組で,昨年度から行っています。

 今日は,第2学年1組,3組,第3学年2組の子どもたちが,日常における自分の経験から,様々な視点で,語りました。
 第2学年1組の子どもは,学習発表会を通して,よき思い出として感傷的に語りました。 
 第2学年3組の子どもは,自らPPを操作しながら,支部なかよし運動会で取り組んだことを,準備体操から最後のフォークダンスまでしっかりと説明しました。
 第3学年2組の子どもは,ヤクルト工場見学で身に付けた知識をしっかりと報告しました。

 どの学年とも,「語る」ことを目指し,全校集団に向かって自分を出し切った全校集会でした。

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人権朝会

「人権について考える」をテーマに,人権朝会のお話をいたしました。
人権デーが発足した背景,その目的,また,人権週間の期間と目的及び第62回人権週間の啓発活動目標「みんなで築こう人権の世紀〜考えよう 相手の気持ち 育てよう 思いやりの心〜」について話しました。
 そして,今なお続く,女性,障害のある人,同和地区の人々,外国人などに対する問題に対して,人権週間の期間では,各地域で強調事項を掲げて啓発活動を展開していることも知らせました。
 最後に,「相手の気持ちを考えること,思いやりの心で接すること」を受け止め,行動することの尊さを,訴えました。

 全学年の子どもたちが,お話のすべてを理解することは難しいと思います。しかし,幾つかの話を記憶にとどめ,他者への関わりについて自分の言動を振り返ってくれることと期待しています。

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平成22年度 左京区社会福祉大会が開催

 11月26日(金)の午後2時より,グランドプリンスホテル京都で,京都市左京区社会福祉協議会主催,左京区役所後援による「左京区社会福祉大会」が開催されました。
 社会福祉協議会は,高齢者支援,子ども支援,障害者支援を中心に活動され,地域の皆様が互いに共生し合い,住みよい町づくりを目指して,日々お取組されています。
 この社会福祉大会の式典で,地域などの社会福祉に大いに貢献されてこられた方々の功労者表彰式がありました。
 この吉田学区からも,社会福祉協議会役員,民生委員,児童委員,老人福祉員をはじめ8名もの方々が受賞されました。

 その後,「ここから発信。左京福祉のまちづくりプラン」をテーマとしたシンポジウムがあり,パネラーの方々が,高齢者,子ども,障害のある方々への支援を通した「まちづくり」を視点に,実践報告され,会場の参会者とともに,熱のある意見交流がなされました。
 この大会の帰りに見た宝ヶ池の紅葉がとても美しく感じました。

 吉田社会福祉協議会の皆様,心よりお祝い申しあげますとともに,これからも,よろしくお願い申しあげます。

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子どもの学ぶ姿勢が素晴らしい!(第2学年,珠算学習)

 毎週金曜日は,子どもたちが楽しみにしている「珠算学習」です。
 
 はじめに,ドリル「筆算と珠算のかけ橋」のかけ算に挑戦します。そのプリントは,実は,わり算の学習の布石となっています。
 
 その後,14級〜16級の子どもたちは,自学で,問題に挑戦していきます。今日から17級,または,今17級の子どもたちを対象に,珠の入れ方を指導してくださいました。今までは,4+8のように,10の位に1つ珠を入れて1の位から2つ珠を払うという珠の入れ方から,新たな入れ方を学びます。5+6のように,1の位に珠を1つ入れ,5の珠を払って,10の位に1つ珠を入れるという入れ方です。あとは,6+7のように類推的な考え方(思考)を働かせて,それに類する問題に取り組んでいきます。

 子どもたちの「学ぶ姿勢」がいい。中村先生も水間先生も,「9月と比べて姿勢が大変よくなった」と校長室でおっしゃっておりました。

 今日,久しぶりに参観して,「すごい。学ぶ姿勢が素晴らしい。できる自分,わかる自分に自信を深め,学ぶ意欲が態度に表れている」と痛感しました。
 中村先生,水間先生,本当に感謝申しあげます。ありがとうございます。

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子どもの学ぶ姿勢が素晴らしい!(第3学年)

 第3学年の前の廊下を通りますと,音がまったくしないのです。教室に入ると,学校の校訓にしたい言葉が掲示されていました。

 授業では,国語科の学習で,国語辞典のひき方を学習していました。黙々と子どもたちが,自ら学習を進めています。

 新学習指導要領の趣旨である「生きる力」を育成するための学力の3要素である「基礎,基本の確実な習得」と「学ぶ意欲」が感じられる素晴らしい学習態度でした。
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研究部会(算数部会)に願うこと!

 本日の研究部会は,来る2月10日(木)の研究発表会に向けて,評価規準の作成及び評価の方法について共通理解を図りました。
 授業をすすめるなかで,児童がねらいを実現する姿を,「概ね満足できる」状況と判断されるもの(B規準)とし,ねらいを実現できなかったら,「努力を要する」状況と判断されるもの(C規準)とすること,ねらいを実現し,更なる深まりや広がり,高まりが見られる姿ならば,「十分満足できる」状況と判断されるもの(A規準)として設定することを再確認しました。

 授業のねらいを実現させるために,学習展開を具体的に構想し,自分の力で問題解決を目指す場で,躓きが見られる児童には,個に応じた手立てを如何に打つか,また,知的葛藤する場を設け,ねらいが実現する場をどこに設定し,どのような姿ならば,B規準と判断するのかを大切にして,今後,指導者が再構想していきます。

 本校では,単元を次の3点に留意して教材研究をしています。
1)基礎的,基本的な知識及び技能とは
2)活用する,探究する学習活動を通して,培う思考力,表現力とは
3)学ぶ意欲とは
 特に,2)では,数学的に考える方法の一つである推論する力の育成に研究の力点を置き,実績をあげています。
 そして,1)〜3)の視点で,単元を捉え,指導と評価の計画をしっかりと立て,1時間の授業のねらいと評価規準を明確にし,評価の方法(見取り)をどのように行うのかをしっかりと吟味します。
 児童が,素朴な疑問に触れ,解決すべき問題として受け止め,解決に必要な知識や技能を導き,推論を通して,筋道を立てて考え表現する学習を通して,学ぶ意欲を喚起するように授業設計します。

 年齢を問わず,すべての教員がそれぞれの視点で教材を捉え,児童の心に残る授業を展開してくれることを願っています。

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