京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/05/29
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学校教育目標:自ら考え判断し、自信をもって行動する子を育てる

珠算学習(第2学年)ではぐくまれる力とは,…

 今日は,中村,水間先生(京都珠算振興会)による珠算学習の時間です。
 子どもたちは,珠算学習をとっても楽しみにしています。その訳は,自分の能力が確実に育成されていることを自覚できるからです。
 実は,45分間の珠算学習で,心を休める暇はありません。限られた時間との勝負なのです。最初の2分間は,10のひき算60問,次の5分間はかけ算100問,そして,算盤を使って,かけ算を行います。その学習が終わると,5口,6口の読み上げ算で,答えを求められます。このように,45分間をフルタイムで活動するのです。

 今日のメインの学習であるかけ算の問題は,2桁×1桁,3桁×1桁,4桁×1桁,5桁×1桁のかけ算です。子どもたちは,意欲的に取り組んでいました。

 1週間に1時間だけの珠算学習ですが,盛りたくさんの内容です。しかし,子どもたちは歯を食いしばって取り組んでいます。
 先生を信頼し切って,「学ぶ意欲」,「集中力」,「記憶力」,「思考力」,「直観力」,「正しい姿勢」などの能力や態度を確実に身に付けています。

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横浜国立大学 教育人間科学部 教授 石田 淳一先生が来校!

 日本の算数教育の方向性を決められる大学の先生方のお一人である石田 淳一先生が来校され,本校の目指す算数教育の授業設計について,指導をしてくださいました。

 学ぶことが多々あり,子どもたちの言語活動の充実を図る授業設計に大いに参考になりました。先生,本当にありがとうございました。

 詳しくは,明日,研究部から発信します。

本校の研究発表会のことで問合せなどが,…

 研究発表会の公開授業の指導案の推敲が,最終段階に入りました。

 教育同人社から,本校の研究内容を,自社のH.Pの掲載させてほしいとの依頼がありました。
 共同通信社から,新学習指導要領の実施に向けて,本校の研究内容を具体的に教えてほしいと問い合わせがあり,以下のように伝えました。
1)本校の研究の特色は,新学習指導要領の趣旨を踏まえ,学力の3要素を如何にはぐくむことを目指して3年前から取り組んできたこと。
2)数学的な考え方(思考力)をはぐくむことを第一義に考え,思考力と表現力とは補完関係にあることから,記述することを重要視して実践してきたこと。
3)方法としての数学的な考え方を育成する授業設計の確立を目指してきたこと。
4)学習指導要領が変わると,評価規準,評価の方法も変わるので「評価規準の在り方及び評価の方法」の研究を進めてきたこと。特に,内面の活動である「思考力,判断力」の評価規準の在り方と評価の方法の在り方を対象としたこと。
5)集団思考(伝え合う学習活動)の場の在り方を整理してきたこと。
6)思考力の育成に有効に機能するICT機器の活用の在り方を考えてきたこと。
7)子どもの負担過重のないように,発展的な学習を推進すること。
8)知識及び技能の確実な習得と算数的活動,思考力,判断力の育成と算数的活動の在り方について深めること。

珠算学習で,集中力・記憶力・計算力が驚くほど育成されている!(第2学年)

 子どもの「珠算学習」の様子を参観することがとても楽しみです。
 京都珠算振興会の中村先生と水間先生のご指導で,子どもたちの急速な成長を実感できるからです。

 中村先生が,5口,6口の2桁のたし算,ひき算が入り混じる読み上げ算を指導しておられました。「願いましては,43円なり11円なり,…,引いて34円では」と5,6回計算しなければなりません。
 読み上げられる時間は,1問につき,4秒から5秒です。この学習は,大変困難です。子どもたちは,聞いて,珠をはじきますが,先生は,次の数を読み上げられています。当然,珠のはじきは遅れます。子どもたちは,次々と読み上げられる数を記憶し,記憶を辿りながら,指で連続して珠をはじき,結果を出すのです。しかし,読み上げられて,1,2秒で結果を出した子どもが,半数はいました。
 1桁の読み上げ算は,もっとすごいです。中村先生は,7口,8口を5秒くらいで読み上げます。子どもたちは,当然,読み上げられる速度で,珠をはじくことはできませんから,遅れても,読み上げられた数字を記憶し,たしたり引いたりして2秒遅れで結果を出している子どもも6割ほどいます。

 9月からはじめて,まだ,5ヶ月弱で週1回だけの「珠算学習」ですが,子どもたちは,中村先生,水間先生の指導にしっかりと付いていきます。

 珠算学習のよさは,集中力・暗記力が育成されるところにあります。ちなみに,本校の第2学年の子どもたちは,かけ算の九九はできて当たり前で,3桁,4桁×1桁の計算も殆どの子どもが通過しています。
 したがって,3月までに,第3学年ではじめて習うわり算を,この学年で教わります。

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活用する子どもの姿を見た!そして,感動する子どもを見た!第4学年の授業から

 今日の算数科の授業は,分数の加減の計算の仕方を考えることをねらいとして授業を設計しました。5分の3+5分の4,6分の5−6分の4の和や差を,自ら図などに表し,説明する授業でした。

 以前に,6分の4とは,6分の1×4と表すことができることを,乗法の意味(基準量の幾つ分)から,発展的な学習で取りあげていました。

 何と,その知識を活用して,和や差を求めている子どもがいました。分数の積は,第5学年の内容ですが,既習事項(第2学年)を活用して,分数を積の形に表せることを発展的に取りあげただけです。
 しかし,それを知識として身に付け,活用して和や差を考えていたのです。

 集団思考の場では,数直線を用いて,それぞれの量を表し,基本単位(5分の1,6分の1)を基に,幾つ分かで求めることができることを確認し合いました。その後,分数を積で表して説明した子どもを意図的指名しました。

 多くの子どもは,その解決方法に感動し,ノートによさとして書き記していました。
 勿論,私も,担任の先生も,本当に感動しましたし,その考えをノートに記述する子どもにも感動しました。

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珠算学習(第2学年)

 まず,かけ算九九の問題60問に取り組みます。速い子どもで,1分20秒で仕上げました。次に,10のひき算問題88題に取り組み,速い子どもは,1分7秒で仕上げました。
 その後,2桁×1桁,3桁×1桁,4桁×1桁の珠算と続きます。
 子どもたちは,幸せです。
 中村先生,水間先生の優しくも厳しい指導で,子どもは質の高い学習を通して,しっかりと成長しています。

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地震避難訓練

 本日は,震度5強の地震が発生するという想定で訓練を行いました。
 子どもたちには,いざ地震が起こったときに,自分の力で震災から安全に身を守り,安全な場所に避難すること,教職員は,子どもを災害から守り,校舎内の逃げ遅れる子どもがいないかの確認,安全な場所の誘導,2次災害を防ぐための火災発生状況の確認など,自分の居場所から,適切な判断の基に行動することを目標として訓練を行いました。

 今までの避難訓練は,教職員が,子どもたちに指示して安全な場所に誘導するという形式的なものでした。実際に地震が起こったときには,通用しません。
安全を守るためには,とっさの判断,行動が必要ですし,教職員の指示を待つのでは,身を守ることができるとは言い難いです。
 子どもも,教職員も危機感をもち,行動することを目指しました。

 今回は,社会福祉協議会の方々が中心に運営されている「すこやか学級」の方々も,訓練に参加されました。

 左京消防署の4人の方々が,校舎内外の子どもや教職員の言動を観察された結果に基づき,子どもたちにご指導されました。
 また,午後4時には,再度,来校していただき,教職員に講評してくださり,本日の訓練の成果と課題を明らかにすることができました。

 左京消防署の皆様,本当にありがとうございました。今後とも,よろしくご支援,ご協力のほどをお願い申しあげます。


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本校の算数科学習PART3(第4学年)分数のよさに気付く

 今日は,分数の授業を担任の先生とともに行いました。具体的には,1mのものさしを一人1本ずつ手渡し,1mを3等分した一つ分の長さを,整数で表し切れるだろうかという学習課題でした。
 子どもたちと展開した学習内容は以下の通りでした。
1)まず,1m=100cmと考える。
2)次に,3等分するから,30cmの長さを3本とる。
3)そして,残りの長さが10cmだから,3cmの長さを3本とる。
4)さらに,残りの長さが1cm=10mmと考えて,3mmの長さを3本とる。
5)最後に,1mm残るが,それを3等分することは,小数の範囲になり,整数の範囲では表し切れない。
6)整数では表しきれない量を,分数で表すことができるよさに気付き,分数の意味を知る。

 今日の家庭学習は,「学習の振り返り」です。子どもたちは,分数のよさに気付く内容を記述してくれることを期待しています。

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本校の算数科学習PART2(第4学年)数学的に考えるN0.2

 1月13日に行った算数科の授業は,「仮に,ある事柄が正しいと考えて推理すると,矛盾が生じ,その事柄が正しくないとして,推理を働かせて問題解決する」ことをねらいとして学習しました。

 これも,特定課題に関する調査問題をもとに学習として仕組みました。 

 授業の終末に記述した子どもの「学習の振り返り」を紹介します。


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本校の算数科学習PART1(第4学年)数学的に考えるN0.1

 1月12日に行った算数科の授業は,「数学的に考える方法を身に付ける」ことをねらいとした学習内容でした。 

 この学習は,特定の課題に関する調査に出題された問題の中の一つをアレンジしたものです。
 特定課題に関する調査とは,国(文部科学省,国立教育政策研究所)が,小学校第4学年から中学校第3学年を対象として,平成17年2月17日(中学校第3学年同年1月25日実施)行った調査です。

 平成15年10月7日,中央教育審議会答申「初等中等教育における当面の教育課程及び指導の充実・改善方策について」において以下のように提言されました。
○従来から実施してきた「教育課程実施状況調査」では把握が難しい内容について調査研究を行い,今後の教育課程や学校における指導の改善に資するものである。

  さて,算数,数学科の調査問題は,「日常事象の考察に算数,数学を生かすこと」,「発展的,創造的に考えること」,「数学的に考えること」等が身に付いているかを調査し考察することをねらいとして作成されました。

 全国学力,学習状況調査のもとになった調査問題であり,記述式の問題をはじめて登場させたのも,この調査でした。

 担任と私は,ピラミッド問題の学習を,子どもたちとともに仕組みました。そして,「学習の振り返り」を家庭学習として出しました。子どもたちのノートには,「数学的に考える方法」が,根付いてきています。

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