京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/06/27
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学校教育目標:自ら考え判断し、自信をもって行動する子を育てる

本校の研究(数学的思考力の育成)の成果が確実に出ている!

第4学年2組で,昨日行った授業です。
1)課題「四捨五入しておよその数を求め,その範囲にある数の個数を考える」
2)問題「四捨五入して150になる最小の数と最大の数を求めよう。全て何個あるか」
3)ねらい 
・問題の結果を,算数的活動を通してすべての子どもが導く。
・一の位を四捨五入する事例から,共通性を導く。(帰納的な考え方)
・発展的に,十の位を四捨五入した事例,百の位を四捨五入した事例から,千の位,万の位を四捨五入した場合の範囲にある数の個数を導く。(類推的な考え方)

 本校では,単に,四捨五入の問題を解くことをねらっているのではなく,1時間の授業で,帰納,類推,演繹という論理的な思考力をはぐくむ授業を目指して研究に取り組んでいます。
 第4学年の子どもたちは,数学的な考え方を知らず知らずのうちに,確実に身に付けていました。

 私は,「私たちの研究の方向性や具体的方策に誤りはなかった」と自負しています。

 今年度,全国学力学習状況調査の算数科B問題(主として知識や技能を活用し思考して問題を解決する問題)の正答率が,全国のそれより,圧倒的に高かったことが,本校の研究の成果を証明しています。

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思考力・表現力を育成する授業が成立する!PART2

 第3学年2組では,意図的に「数学的な考え方の一つである推論」を仕組む授業でした。
 思考力(算数科では判断力は思考力に含まれている)と表現力は,表裏一体ですから,思考し表現する,表現することで思考を深めるという授業でした。
 ある図形の定義を,推論する場を設定して証明する,勿論,算数的活動を通しての授業でした。
 すべての子どもが,授業に参加し,評価規準を「おおむね満足できる」と判断できる状況でした。まさに,本校の研究の対象である数学的に考える能力の育成を図ることができる授業でした。

 視察に来られた先生方は,納得して帰られたと確信しております。私の自己満足でしょうか。

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思考力・表現力を育成する授業が成立する!PART1

 第4学年2組では,協力指導体制で授業を組織しています。

 子どもが考えを繋ぐことで,「考え方の共有・深化・統合・発展」する授業を参観していただきました。
 子どもが,課題解決に向けて,結果と結果に至る過程を述べます。その考えに対して,聞き手の集団が,話し手にハンドサインで,同調か異論かはたまた理解できないのか,或いは質問かを意思表示します。そして,話し手が,場の空気を読んで相互指名をしていきます。
 子どもの発言には,「○○がいいと考えます。仮に,〜考えると,〜なるからです。」,「□□がいいと考えます。もし,〜とすれば,〜となるからです」というように,聞き手に分かりやすく考えを伝えるものがありました。
 「仮に」とか「もし」とかいう論理を活用する子どもがいました。素晴らしい発言です。
 今日は,すべての子どもが発言しました。そして,子どものために用意した副教材を使用しなくてよい授業が展開できました。

 子どもたちが創り出した授業は,他の都道府県の先生が参観に来られても,絶賛されたと自負します。

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本校の研究を問い直す!

 早朝より,鳥取県境港市から4名の研究主任などの先生方が,新学習指導要領の総則に記載されている学力の3要素を如何に培うかという視点で,視察に来られました。
 私からは,3要素をはぐくむための本校独自の研究内容,評価規準の作成に係る留意すべき事項,確かな学力を保障する授業設計などをプレゼンしました。そして,第4学年2組,第3学年1組の授業を参観していただきました。その後,子どもの学力を把握するための客観的な分析の在り方について協議しました。

 本校の特色ある学校づくりについて,研究という視点でお話をさせていただきましたが,先生方の真摯な受け止めに嬉しく思うとともに,新たな切実な課題も見いだすことができました。鳥取県境港市から来られた先生方に感謝申しあげます。本当に,ありがとうございました。

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鳥取県より学校の視察に来られます

 明日は,鳥取県から4名の先生方が,新教育課程の趣旨を踏まえた学力向上に向けた本校の算数科の研究とその取組について視察に来られます。
 今回,中学年の算数科の授業参観(第3学年1組,第4学年2組)をしていただき,本校の研究についての説明をします。
 
 明日は,数と計算領域における「言語活動の充実」を図る算数科の授業(第4学年)と図形領域における「論理的思考力の育成」を図る算数科の授業(第3学年)を公開をします。
 子どもたちが,「自ら課題を見付け,自ら学び,自ら考え,主体的に解決し合う」授業を目指して,頑張ってほしいと願っております。

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上村 淳之先生をお迎えして

 今日の3,4校時は,京都市学校歴史博物館長の上村淳之先生をお迎えし,先生には「絵の起こり」から日本画「花鳥画」まで幅広くお話を子どもたちにしていただきました。
 文化庁の主催である,「子ども,夢・アート・アカデミー」事業に応募し,上村先生のご講演が叶いました。
 この事業は,美術,芸術,音楽などの最高峰の芸術家である日本芸術院会員の方々がゆかりのある小・中・高等学校を訪問し,自らの体験に基づいた講話をしていただくという事業です。子どもたちに文化芸術活動の素晴らしさや夢を持って生きることの大切さを伝え,豊かな心や感性を有する文化継承者の育成をその趣旨とされた事業です。
 
 上村先生は,まず,絵の起源についてお話をされました。そして,絵を描くということは,自分が美しい世界,このような世界に住みたいと思う世界を表すことというお話をしてくださいました。
 また,西洋画と全く異にする東アジアの絵画のスタイルを日本が守り育ててきたことなどのお話,花鳥画はその花,鳥と同じ世界に視線をもって描かれていること,花鳥画は,美しい,綺麗だというおもいや心を描いていることなどを,パワーポイントなどを使って説明してくださいました。
 さらに,生物多様性についてもお話をされ,自然の中で,生物は互いに連携していることや,互いに尊重し合いながら自然の世界を守り共生していることを訴えておられました。
 僅か,1時間20分のご講演でしたが,あっという間の1時間20分でした。子どもたちからの質問には,分かりやすく丁寧に応対してくださいました。
 
 上村淳之先生,本当にご多忙の中を,ご講演していただき,あつくお礼申しあげます。本当にありがとうございました。

 上村淳之先生のご紹介をさせていただきます。
 上村松園様がご祖母様,松篁様がお父様という親子三代続いての芸術院会員であらせられ,お父様と同様に花鳥画を描かれておられます。
 上村淳之先生は,昭和8年4月12日にお生まれになり,京都市の旧竹間小学校,旧第一中学校,京都府立鴨沂高等学校をそれぞれご卒業後,京都市立美術学校(現京都市立芸術大学)専攻科を修了されました。先生にお聞きすると,修了後,すぐに講師として大学で教えておられたそうです。昭和55年創画会賞受賞,翌年創画会会員,昭和59年には,京都市立芸術大学教授,平成4年京都府文化功労賞受賞,平成6年松伯美術館長にご着任,平成7年日本芸術院受賞,平成9年京都芸術大学美術学部長,平成11年〜16年京都市芸術大学副学長を歴任されました。平成17年京都市学校歴史博物館長にご着任され,現在に至っておられます。
 その間,全日本学士会アカデミア賞を受賞され,平成22年には,平城京第一次大極殿壁画の制作にもあたられました。
先生をご紹介させていただきました。

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80周年記念式典実行委員会役員会がありました

 本日,午前9時より,役員会が開催されました。

 総務募金部より,本日の議事の方向付けがなされ,その後,同窓会長様からのご挨拶がありました。
 総務部より,現段階における募金金額の紹介,用途及び各部における予算要求受入等のご説明がありました。

 記念式典部から,平成23年(2011年)6月4日(土)に行われる記念式典を3部構成等のご説明がありました。

 記念行事部から,体育館整備,四錦小のキャラクター(吉田区民夏祭りの折に,四錦小のキャラクターの投票結果),四錦小図書室整備などのご説明がありました。
 
 記念誌広報部から,リーフレット構成についてご説明がありました。

 各部からの進捗状況について確認し合いました。

 早いもので,昨年の6月6日(土)に発足した実行委員会も,1年と3ヶ月が過ぎました。その間,各部での部会開催や具現化に向けたお取組等,本当にご苦労様です。


子どもの成長を見守る(環境づくり編)その2

 第4学年のある学級で,3校時に,算数科の授業に教室に入りました。

 何と,全く,ゴミが落ちていません。子どもたちも,教室を美しくしようという意識が芽生えたのかな?
 
 さて,昨日は,放課後に清掃して帰るように,こちらから6人の子どもたちを指名し依頼しました。
 今日は,自主的に,何人もの子どもたちが清掃すると申し出ました。
 その中から,女子3人,男子3人の計6人にお願いしました。

 何と,教卓を移動させてまで,掃き掃除は勿論,拭き掃除も頑張っていたと教頭先生から聞かされました。私たちも,夜に,教室を見回りましたが,本当に見違えるほど,美しくなっていました。

 さらに,発展的に,学校を美しくしようという意識がさらに芽生えることを願っております。

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珠算学習(第2学年)

 珠算をはじめて,4回目です。多くの子どもが,今日から繰り上がりのあるたし算(19級,18級)を学習しました。
 例えば,4+8の繰り上がりのあるたし算は,算数科では第1学年の学習内容です。
 普段の算数科の授業では,4+8=4+(6+2)=(4+6)+2=10+2という計算技能を最終的に身に付けさせます。つまり,たされる数4に何をたすと10になるかを考えて,たす数を6と2に分解して計算技能としてまとめる訳です。
 
 算盤の場合は,少し異なります。4+8の場合,すでに,1の位の1だまを4つ使っています。8をどのようにたすのでしょう。十の位の1だまを1つ入れ,たし過ぎますから,1の位から4を引くという操作をします。子どもたちは,苦戦していますが中村,水間先生方の個別の指導で,クリアしていきます。これから,1年間続きますので,漸次身に付けてくれることを期待しております。

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防犯訓練〜不審者が侵入〜その2

 詳細を述べます。
 9時55分に,川端警察署から,「地域の方からの通報で,不審者が西門の塀を乗り越えて侵入した」との連絡があり,直ぐに,子どもの安全確保のため,本館,北校舎を,担任外の教職員で巡視活動を行います。
 川端警察署の方々のご協力で,不審者役をしていただき,本館3階をうろつく不審者を9時57分に発見しました。

 まずは,声をかけて,教室には侵入させない複数体制をとり,子どもと隔離させます。その間に,迅速に職員室に連絡,緊急放送を流し,安全な場所に子どもを避難誘導するように指示するとともに警察に連絡します。
 次に,不審者への第2次対応で,不審者を取り巻く教職員を増やし,子どもに近付かせない体制を確立させます。
 そして,子どもたちが安全に避難し終えたら,不審者を本館から運動場などに出さないよう本館の出入り口を施錠するという訓練でした。

 この学校では,はじめての試みでした。避難をしはじめ,安全確認のための人員点呼が終了したのは,10時04分で,4分30秒かかりました。

 川端警察署の方々,吉田見守る隊の方々から,この訓練のおもみなど,自分の身は自分で守ることの大切さについてご高話をいただきました。

 この訓練を実施し,様々な課題を見付けることができました。教職員は,危機管理意識をしっかりともち,子どもたちの安心・安全な学校に指定かなければならないと痛感しました。

 本日,貴重な時間を,本校の防犯避難訓練にご協力を賜りました川端警察署並びに吉田見守る隊の方々に,厚くお礼申しあげます。本当にありがとうございました。


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