京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/06/01
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学校教育目標:自ら考え判断し、自信をもって行動する子を育てる

第5学年研究授業で,新たな研究の方向性が見付かる!

 10月28日に,第5学年の担任が,研究授業に向けて,日々取り組んできた成果を公開してくれました。
 この日は,比治山大学の教授がお見えになり,以前から,本校に来たいとおっしゃっておりましたが,なかなか日程が合わず,やっと,28日に,参観及び助言に来られました。
 直方体,立方体の学習を終えて,子どもたちの「図形の学習はしたけれど,かさの大きさはどうなのかなあ?」と発展的に学習を進めたいという願いから,体積(第6学年で学習する内容)についてもふれる授業を設定しました。
 「体積1辺1cmの立方体が1cm3」であることを知らせ,1cm3の立方体の積み木で,いろいろな大きさの形づくりや決まった大きさ(8m3)の体積と表面積の関係を2時間程学習したあと,研究授業の日に,次のような課題を提示しました。
 「A4版の大きさの紙(縦の長さが210mm,横の長さが297mmと規格されている)を6つの面に切って,最も体積が最大となる直方体の縦,横,高さを求めよう。余りの面が出てもよいこととする」という課題です。
 小集団活動を通して,子どもたちは,試行錯誤を繰り返しながらも,集団討議しながらも,45分間を,算数的活動を通して,結果を見出す努力をしていました。残念ながら,正解するグループはなかったのですが,数理的に考える授業でした。
 日常生活で使う素材を生かすというこの発展的な学習の在り方が,今後の算数教育の方向性と一致していくであろうとその教授の教えがありました。子どもたちに,感謝です。

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脳の働きは,メディアの刺激を受けるか?

 視覚,聴覚に訴えるメディア,そのメディアは刺激に満ちています。ですから,脳に刺激を与えると思いがちですが,そうではありません。
 脳の前頭葉に前頭前野があります。前頭前野は,考える,人の気持ちを推し測る,積極性を生み出す,我慢する,悪い行いを阻止するなど人としての正しい判断をする部分です。
 活字を読んでいるときには,前頭前野がよく働きますが,テレビゲームをしているときは,ほとんど働きません。また,同じ本でも,携帯電話やパソコンの画面を通して読むと,ほとんど働かないことが分かりました。
 前頭前野が育たなければ,正しい判断の基で人間らしい行動ができなくなるということです。
 子どもの脳は,必要な時期に必要な刺激を与えると素晴らしくよく育ちます。人間らしい行動をさせる前頭前野を刺激するには,「読み・書き・そろばん」と人と直接触れて関わり合うことがよいのです。まさに,充実する学校生活を送ることを通して,前頭前野が育つのです。
 よりよい学校生活を過ごすには,生活リズムを正しくする必要があります。生活リズムとは,起床時刻,就寝時刻,3度の食事の時刻等,毎日繰り返す周期を意味します。
 この生活リズムを高めることで,学校生活に余裕とゆとりができます。そのためには,早起きをすることが大切です。実は,人間の体には,セロトニンというホルモンがあり,起床後に,分泌されます。このホルモンは,気分を穏やかに安定させるホルモンで,朝日を浴びると働きが高まります。早起きすることで,セロトニンがより一層分泌されますから,精神的にゆとりができます。
 また,脳が活性化するには,起床してから3時間かかるともいわれています。
 早起きすることで,学校生活に,精神的にも時間的にもゆとりができます。そして,脳を活性化して,人間として立派な人格を形成していきます。
 ですから,これから「早起き運動」を展開していく予定です。
 子どもたちに,例え,10分でもよいから,早起きをしてくれることを願っています。<参考文献:朝学にチャレンジ>

総合的な学習の時間 テーマ 風と人間,風と地球 第5学年

 うちわグループは,NPO風の代表,池田先生から「ソロモン諸島」についてご講義を受け,うちわを寄付していただきために,自分は何ができるかを考えました。そして,ポスターを作成し,地域の回覧板に掲示していただくように頼むとのことです。
 私は,もっと地域から拡げて,お世話になっている出町商店街や近くの大型商業施設に依頼すればと担任とも相談中です。
 モビルグループは,微風にも風に反応する面白さを追究することよりも,土台づくりに関心が行き過ぎた傾向にあり,軌道修正をしなければならないという状況です。担任の踏ん張りに期待したいです。
 風力発電グループは,難しい製作に挑戦しています。風を受けて,動力に変える正確な作業が要求されます。それぞれ,進捗状況は異なりますが,再来週には,各グループの発表ができる見込みです。この活動を通して,環境の何を学ぶのかが大切です。

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学習発表会の練習

 第1学年,第2学年とも,学習発表会の練習に取り組んでいます。第1学年では,体育館の舞台を使って合同で学習していました。声を大きく出すこと,静かに待機していることなど,厳しく指導を受けていました。
 第2学年も,教室で,合同で学習していました。特に,自分の役になり切るための動作をどうするのかを先生から指導を受けていました。
 子どもたちが,学習発表会で,どのように役柄を演じるのかが楽しみです。

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総合的な学習の時間 テーマは仮称「環境と水」第4学年

 今日から,水に関わる学習が始まります。まずは,総合的な学習の時間とは,どのような時間なのかを理解し,水から連想して,様々な課題を見いだしていく第一歩の時間です。
 今日は,担任の先生をはじめ,教頭先生も参加して学習を進めています。この学習で,学び方を身に付けることや問題解決能力をはぐくむことをしっかりとねらっていきたいと考えています。

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第3学年 国語科の授業 物語的文章で,自分の読解を見つめる子ども

 丁寧な板書,子どもの思考に沿った学習の流れ,とても,素晴らしい展開でした。
 子どもたちに付けなければならない力は,「国語科への関心,意欲,態度」,「話す,聞く」,「書く」,「読む」そして「言語事項」です。
 特に,今日の授業では,「読む技術」を身に付けるのではなく,心の残った主人公の言動について,主人公の心情に触れるとともに,自分と対比させ,自身を振り返ることをねらいとして授業が仕組まれていました。子どもたちには,少し難しかったかもしれません。

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土曜学習で,マン・ツー・マン指導

 新型インフルエンザの感染者数が,全国的に急増し,生命までも奪うという悲しい事態が起こっています。左京区も,今,流行っています。十分に注意をしていきたいです。
 そのような中で,今日の土曜学習には,4名の子どもたちが参加しました。
 6名の学生ボランティアの方々が指導に来ていただきました。本校の土曜学習は,自学自習の態度を養うことを目指して行っています。
 算数科の分数の問題に取り組む子ども,算数科の図形学習に取り組む子ども,漢字の書き取りに取り組む子どもなど様々ですが,何と,マン・ツー・マンの指導を受けています。本当に,分からない内容で困っていたりや解決への壁にぶつかったりしたときに,直ぐに助言を受けることができ,子どもたちもとても喜んでいました。学習を終えた子どもは,ボランティアの方とお話をして,ひとときを楽しんでいました。
 今日の土曜学習に参加した子どもたちは,ラッキーでした。
 今,私は,土曜学習の在り方について考えています。子どもたちにとって,日本語について,算数について,学習内容を深めることができる学習の場にしたいと…。


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新型インフルエンザ対策は,まずは,うがいと手洗い!

 新型インフルエンザの感染が急増しています。十分に,お気を付けください。
 保護者の皆様,地域の皆様のインフルエンザへの衛生管理,本当にご苦労様です。
 A型インフルエンザは,楽しく活動しているかと思いきや,急に発熱して38度を越し,体が急激にしんどくなるとのことです。
 「感染」とは,病原体が体内に侵入することです。「感染症」とは,病原体の感染によって起きる病気です。
 インフルエンザウィルスはどこから侵入するのでしょう。
粘膜が危ない!消化管では「咽頭」,呼吸器では,「喉頭」と「鼻」,眼では,「結膜」から侵入します。つまり,「首から上(眼,鼻,口)」から,感染するのです。
手指が危ない!ドアの引き手やノブ,手すりなどに病原体が付着しています。それらに触れると手指に病原菌が付着します。手指を目,鼻,口に触れさせると,「感染」します。
 学校では,できる限りを尽くして,ドアの引き手や手すりなどを定期的に何回も,消毒しています。
 粘膜を保護するためにはうがいが必要です。手指を保護するために石鹸による手洗いが必要です。
 手洗いの効果は,手首も含めて,石鹸(界面活性剤)で手洗いし流水すると,次のような効果があります。
ア 15秒間,手洗いすると,細菌は10分の1に減ります。
イ 30秒間,手洗いすると,細菌は100分の1に減ります。
ウ 60秒間,手洗いすると,細菌は1000分の1に減ります。
 是非,手洗いとうがいの励行をして,インフルエンザから守りましょう。空気の換気も大切です。

「視点の導入による発想の転換」の授業を公開する!

 今日,6校時に,第6学年2組で,新たな仮説を基に研究授業を行いました。
 法的拘束力のある学習指導要領は,最低基準ですから,本校では,子どもに負担過重とならないことを前提に,その学年に示された内容を発展させる学習を,常から考えています。
 今日は,三角柱等の既習の求積方法を基に,円柱の体積を求積する学習です。視点を導入することによって,子どもたちが発想を転換して,納得して求積できたかを検証しました。
 今までに,推論する力を授業で意図的に仕組み,育成してきましたが,今日の授業では,子ども自ら,思考を進める過程で,推論(「if…,then…」思考や帰納的な考え方)を活用し,結果を導く子どもがいました。
 本校の課題は,集団による練り上げです。

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後期の授業参観,懇談会(第4学年から第6学年)が行われる!

 後期に入り,上学年を対象にしたはじめての参観,懇談です。第6校時に参観です。
授業終了後に懇談会です。
 第4学年から第6学年の各学級の授業の様子を参観して,子どもたちが成長してきていることを紹介します。
 第4学年では,算数科の学習で,計算を工夫してすることを目指し,授業が展開されました。集団の力で,課題を解決する習慣が定着しつつあります。子どもの数学的アイデアが紹介される授業でした。
 第5学年では,社会科の学習で,日本の工業について課題を見いだす学習でした。「しっかりと聞き,自分の考えを創造する」という態度が形成されつつあります。
 第6学年では,総合的な学習の時間で,子どもたちが,平和について考えたこと,調べたことを発表する授業でした。小集団毎にまとめた内容をプレゼンテーションしています。「プレゼンテーション力」が形成されています。
 昨日,今日と授業を参観して,私が採用5年目に,全国的に研究で知られる学校に異動したときの諸先輩から学んだことを思い出しました。
私が,授業を公開したときに先生方から,指導された言葉です。
1 教師の立つ位置が間違っている。
2 板書の意味が分かっていない。
3 教師主導の授業では,子どもに思考力,想像力,創造力は付かない。
4 教育における子ども主体の学習活動の必要性について答えろ。
5 創造教育を推進する我校に来るべき教員ではなかった。
 1〜5の事項は,序の口で,それ以上に,私の授業に否定的な意見が出されたのです。このような厳しい指導は,「子どもを変える」ことができる教師に育てたいという思いがあったからでしょう。
 子どもが成就感,充実感を味わい,自ら学ぼうとする授業を展開していなかったこと,自己満足で,子どもの願いなど受け止めた授業ではなかったことを思い出しています。よく,諸先輩の先生方に言われました。「教員ではなく教師になれ!」と!
 若年,中堅教員の先生がもっともっと,授業力を高めていくために,関わらなければならないと反省しています。
 教師の授業力が,子どもを変えるのです。そして,子どもが変われば,学校が変わります。子どもを変える,真の教師を育てなければと決意を新たにしています。

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