京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/06/03
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学校教育目標:自ら考え判断し、自信をもって行動する子を育てる

海を越えて,心をつなぐ

 今日,午後4時30分に,「日英学校間交流学習」説明会に,指導教諭とともに参加しました。
 本校は,京都市教育委員会のご支援のお陰で,京都市において,ブリティッシュ・カウンシル(英国の公的な国際文化交流機関)による「日英学校間交流学習」の学校として,次年度から活動していくことができるようになりました。
 日本と英国との様々な機関や団体と協力しながら,教育,英語学習,科学,算数や数学,芸術などの幅広い分野で,英国ウォーリック州の学校と文化の交流活動を実施してまいります。従来の限られた回数による交流とは異なり,継続して交流をする点にあります。
 子どもたちの学習成果を,英国に発信し,互いの国のよき伝統や生活習慣を知ることを通して,心をつなぐことが主たるねらいです。
 教科学習での記録や手紙,作品などを送ったり,授業の様子や日常学校生活の様子をビデオに収録したりして,日本の文化を再認識するとともに,英国の文化に触れて,親しむなどのグローバルな視点で取り組み,国際感覚を磨くとともに,常に,交流する英国のお友達を意識して活動するよいう取組です。
 国語科の作文指導でも,読み手を意識して書く能力を育てることが重要であるといわれているように,自分たちの活動の目的をより一層明確にしたり,活動の様子をどのように相手に伝えるかを考えたりする能力が要求されます。
 そして,この取組が,グローバル社会への第一歩を踏み出す契機となることを願っています。さて,具体的に,どの学年で行うかは,珠算の取組と同様,発達の段階に応じて,十分に検討して実践していきます。

毛筆と板書事項

 最近,P.Cが普及し,学校においてもコンピュータ教室があり,情報教育が推進される中で,第1学年の子どもたちから,ICT機器に触れる機会が多くなってきました。
そして,文章を手書きで書くことが少なくなりつつある現状です。
 小学校では,第3学年から毛筆による書写の時間がはじまります。授業における目標は,基礎的な筆使い(始筆,送筆,終筆)の習得と硬筆と関連させながら,点画,文字,など書く力の向上を図ることにあります。
 しかし,日常生活の中で,毛筆で書かれたものが利用されたり,活用されたりする場面を見ることが少なくなってきています。
 毛筆のよさは,筆の流れであり,書いた人の心が表れます。
 本校では,板書事項で,毛筆で書いたフラッシュカードを常としています。毎時間の授業で用いる掲示物すべてを,毛筆で,…とまではなかなかできないのが現状ですが,
できる限り,板書事項で使う掲示物には,毛筆で作成するように心掛けています。
 もちろん,マジックのよさもあります。毛筆で示した掲示物は,やはり,書いた人の温かさ,ぬくもりが感じられます。

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珠算学習(そろばん)の導入に向けて

 昨日,京都珠算振興会の指導の先生と某私立小学校が取り入れている珠算学習(そろばん)の導入について協議及び検討をいたしました。
 実は,私は,7年前に,前任校で珠算学習を導入いたしました。単に,そろばんを使って「計算力」を高めることだけが目的ではありません。
 珠算学習を展開することにより,子どもの様々な能力の育成や態度の形成が期待できます。前任校では,現に,子どもたちの多くが以下の示す能力が伸び,態度が養われました。ただし,珠算の専門家の先生の指導によって,効果が上がったのです。
 従いまして,専門家の先生が主として指導し,担任は,個々の子どもの支援をしたり適切に評価したりすることが主な役割となって,授業を進めていきます。そうすることによって,様々な効果が表れます。
 さて,その効果とは,どのようなものでしょう。
1学習の姿勢を正すことができ,数字をきちんと書く態度が養われます。
2集中力がつきます。
3個別学習の学習形態をとりますから,自学的な学習です。「自ら学習を進めなければならない」という義務感とともに,追究持続力が育ちます。
4算盤を使うことで,脳の前頭葉が活性化され,記憶力,創造力が培われます。
5珠算の読み上げ算や読み上げ暗算は,耳に入った情報を脳が理解してそろばんの玉をはじくため,脳への伝達回路の活性化が図られ,英語などの外国語のリスニングの上達に役立ちます。
6計算力(筆算,暗算)が確実につきます。
 しかし,「自ら進んで珠算に取り組む子ども」の成長は早いですが,そうでない場合は,それらの価値は皆無に等しいです。
 次年度から,珠算振興会のご協力で,珠算学習を展開していく方向でカリキュラムを考えています。
 珠算を始める学年については,1,2学年を考えています。次年度も,新学習指導要領の移行措置期間で,授業時間数を確保することがとても厳しいのです。しかし,何とか1学年だけでも,珠算学習を編成できないかと今検討中です。

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吉田節分祭のパトロールを終えて

 節分祭の発祥の地である吉田神楽岡町の吉田神社は,本校の校区にあります。
 今日は,古いお札やお守りを燃やす巨大な「火炉(かろ)」に,節分から立春へと暦が移るのに合わせて,午後11時に火炉祭があります。火炉は,高さ5メートル、直径5メートルあり,かごのような形をしていて,節分祭中に,参拝者が持参した旧い神札が積み上げられていきます。
 午後11時に,火炉に浄火を点火されると,凄まじい勢いで焼え上がります。
 境内には,地域の吉田少年補導委員会詰所があり,地域の青少年の健全な育成に向けて,この節分祭のために詰めておられます。また,吉田消防分団詰所もあり,火災予防に向けて応援体制をとっておられます。また,吉田防犯推進委員会の方々も,大勢の参拝者が,火炉祭の防犯や怪我のないように,安全のために働かれています。
 この祭りは,地域の方々が陰で支えるお祭りでもあります。
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算数科の授業を,体育館で…?

 今日は,第4学年は,体育館で,算数科の授業をしました。来る2月12日(金)研究発表会で行う授業の予行練習のためです。
 研究会当日は,500名を越える参加者が来られ,本校教職員と参加者とが,一つの公開授業を参観し,合同で研究協議会を行います。500名の参会者が,一つの授業を参観するためには,体育館で授業をする必要があるのです。
 子どもたちは,最初は,名前を呼ばれたときの返事や発言の声が小さかったのですが,徐々に大きくなり,体育館の隅々まで聞こえる大きな声を発する子どもたちが増えてきました。
 全国の先生方に,自分を発揮する機会として受け止め,自分の考えをしっかりと伝え切ることを願っています。一歩でも成長してくれることを願って!

 500人以上の参観者が,子どもたちの学習に向かう真剣な姿を見てもらうために,舞台の上のスクリーンに授業の様子が映し出せるように,京都高度技術研究所の校内LANサポーターのご協力を得て,セットもして試しました。


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吉田神社の節分祭

 2月2日から4日までは,約30万人の人々が訪れる吉田神社の節分祭です。
 1日の昼頃から,東大路東一条交差点(京都大学正門前)から吉田神社への沿道や境内に,約700から800もの屋台のお店が並び,その準備が始まります。お店の仕込みや材料を運搬する車が道を往来するから大変危険です。
 そのために,2月1日の下校時から4日の朝の登校時まで,本校の教職員は,子どもの安全確保のために,吉田神社の沿道で,集団登下校する子どもを引率したり見守ったりしています。

 今日は,境内で,午後6時より,節分の行事として「鬼やらい」(追儺式)がありました。この行事は,平安時代の初期から宮中で行われてきたのを,古式に則って,伝承されてきたものです。
 玄衣朱裳の衣装姿の黄金の四つ目の仮面をかぶった方相氏が,陰陽師祭文を奏し,童を連れ,松明を持った紳子とともに,大暴れをする赤,青,黄の3匹の疫鬼を追い払います。
 そして,逃げ出す鳥居の方向に向かって桃の弓で葦の矢を放ち,人々の不幸を除いて幸福と平和な生活を祈願するという神事なのです。
 実は,その童や紳子に,本校の子どもたちも登場していました。この行事に参加する子どもたちは,生き生きと輝いていました。頑張る子どもたちに拍手!

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研究発表会に向けて

 今日も,教職員が遅くまで残り,研究発表会の公開する授業の指導計画と具体的なねらい及びその1時間の展開について,A4版10ページ前後にまとめた学習指導案を印刷及び各学年で帳合をしました。
 今週の金曜日に,研究の概要,指導案を1冊に合本します。
 この作業は大変ですが,子どもの学力を高めるための職務です。本校の教員は,しっかりと自覚して作業を行っています。
 また,紹介しますが…。ある大学の先生からのEmailです。
 「去る11月22日(日)の東京における清水静海先生との「新算数科の考え方と授業展開」座談会では大変お世話になりました。ありがとうございました。その際、貴校の研究発表会の案内を頂戴いたしました。当日の2月12日(金)は、終日、授業(講義)が入っていましたが、授業変更等で対応し、午後からだけですが、参加できる見通しになりました。午後からだけですが、参加させていただきたいと思います」
 Emailでの本校の研究発表会の参加申込には,温かいお言葉が多数寄せられております。これら,本校に寄せられる言葉を,教職員にも紹介して,この研究発表会を,「子どもの学力を培う教育の在り方」について他の都道府県の先生方と学び合う機会として受け止め,しっかりと提言し,自校の子どもたちに,学んだことは確実に還元するという決意を新たにいたしました。


第四錦林小学校創立80周年記念事業実行委員会にて

 本日,実行委員会が開催されました。各部会からの進捗状況などが報告されました。
 総務募金部では,周年記念式典を,平成23年6月4日(土)に実施する旨と募金活動については,この4月に,各町内会長の改選があり,第1回の総会にてお願いする方向で考えているとのことです。
 記念誌部会では,地域の皆様に読んでいただけるコンパクトでインパクトのあるものを考えておられます。
 その他,名簿部会,記念事業部会などからの報告が続き,その後,協議がなされました。
 吉田学区町内自治連合会々長様から,この周年事業を契機として,家庭,地域がより一層,絆を深めるとともに,学校への協力を図っていく旨をお話くださいました。
 本当に,地域の教育力の高さに,感心させられるとともに感謝の気持ちでいっぱいです。

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100冊読破は103人 「めざせ100冊!読書マラソン」運動展開中

 本校の子どもの在籍数は289人です。今日現在で,読んだ本の冊数が100を越えている子どもは103人です。その大半が,第1学年〜第3学年の子どもたちです。
 上学年になるほど,読書の種類も増え,長文が多くなってきているからでしょう。
 読破した冊数に限らず,本校の子どもたちは,読書が好きです。朝の読書活動の時間帯の教室は,本当に静かです。先生とともに読書することを楽しんでいます。
 活字を追い,ページをめくる音が微かに聞こえる空間。ほんの僅かな時間でも,子どもたちにとっては,充実している時間帯です。

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研究発表会用CD−R 700枚コピー完了

 2月12日(金)は,本校の研究発表会です。
 本校では,昨年度から,研究冊子を作成しておりません。研究に関わっての論文,研究仮説,具体的な授業などを研究紀要としてCD−Rにまとめています。このCD−Rは,本校の研究発表会に参加していただいた参会者の方々にお渡しすることを基本としています。
 具体的には,国の施策の動向,算数科でこれから培うべき能力,研究仮説,検証,具体的な指導案,研究授業で用いたプレゼンテーションソフト,外国語活動,総合的な学習の時間(福祉と健康<認知症>,環境<風>),思考力を育てるICT機器の有効な活用など,今年度,本校で取り組んだ研究の成果を記録として集録しています。
 700枚ものCD−Rの複写ができたのは,京都市情報化推進総合センターの方々の温かいご支援のお陰です。本当にありがとうございました。
 本校で,研究発表会が開催できるのも,本校の教職員に限らず,保護者,地域の皆様のご理解並びに本市教育委員会の多くの方々のご好意やご協力の賜と感謝申しあげます。

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3/6 土曜学習・サタデースクール

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