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最新更新日:2024/07/24 |
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花背余談 8
八桝の夜はかつて教室として使っていた2階の部屋に畳を敷いて寝ます。山の小学校ですから,教室と言ってもかなりミニサイズです。さらに布団ではなくシュラフ(寝袋)を使います。これも初体験という子が多かったようです。
階段や廊下などの石造りの部分はびっしり水滴が付いています。湿度何パーセントかは分かりませんが,びっくりするくらいの湿気なんです。後日,担当者に聞くと,「この辺では大体いつもこんな感じですよ」ということでした。トイレは1階にしかなく,しかも一旦校舎から出て,すのこ板の渡り廊下の向こう側なもんですから,いちいち大変です。 学校の校舎以外に周辺に建物・民家は見当たりません。私たちのいるここ以外は漆黒の闇です。その闇の中に雨音が聞こえます。 朝はいつものように6時起床です。小雨が降っています。今日のメインは,この5日間のメインでもある登山です。またまた判断が悩ましいところですが,登山までにはまだ時間があります。雨があがってくれるのをひたすら祈るのみです。(実は小雨でも行くと決めていました。ただ昨夜の雨が山道をどのくらい緩くしているかが心配でした) 10時にバスが来ます。私たちを登山口まで運んでくれるバスです。10時までに朝ごはんを済ませて,荷物整理もして,使った場所の掃除もして…。わぁ〜時間がありません。「みんな,急ぎなさーい」 結果,バスを少し待たせることになってしまいました。あれっ!気がつけば雨があがっていました。 |
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