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最新更新日:2024/07/24 |
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花背余談 7
川原から少し歩いた所に廃校になった八桝小学校があります。今夜はここで泊まります。そして,ここの名物がドラム缶風呂。校舎の裏手にすだれで囲ってドラム缶風呂が二つ置いてあります。熱いお湯を入れて水着のまま入ります。ドラム缶一つに一人ですから,一人が入っていられる時間はそんなにたくさん取れません。
お湯が熱くて入りにくそうにしている子もいましたが,川で冷えた体が温まってきて,多くの子の表情が「極楽…極楽…」でした。「もう出たくなーい」という子もいて大好評でした。ドラム缶風呂なんて,そうそう経験できるもんじゃありませんよね。 風呂上りの運動場。山の家の担当者から野外炊事の説明がありました。こんなことを言ったら叱られそうですが,この説明が丁寧すぎて長いんです。初めはちゃんと目を開けて聞いていた子どもたちもいつの間にか目がトローン。体が温まったことも影響したんでしょうが,おそらく5日間のうちで,一番動きが鈍かった瞬間ではないかと思います。 初めてみる時計型ストーブ。これをかまどにして煮炊きするというのですからワクワクします。ところが,担当者の説明通りやっているつもりなのに薪の火がよく消えるんです。煙ばっかり出てそれはもう大変でした。子どもたちと煙に包まれていると,このまま燻製にされてしまうんじゃないかなと思うほどでした。 食材を切る係の子どもたちののんびりした仕事ぶりは変わりません。ただ,みんなで仲良くやってるなという印象は強く受けました。 メニューは白ご飯と具だくさん豚汁。たっぷり時間をかけてようやく完成。「いただきます」の頃にはもう薄暗くなり始めていました。それに小雨もぱらつき始めていました。ご飯も上手に炊けてるし,豚汁も美味しいし,何よりそれぞれの班で仲良く協力する姿がたくさん見られたことがうれしい2回目の野外炊事でした。 ![]() ![]() ![]() |
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