最新更新日:2024/09/20 | |
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1平方キロメートルの広さ
第4学年2組の子どもたちに,1平方キロメートルの大きさについて豊かな感覚をもち知識として実感して理解する学習を展開しました。
1平方キロメートルの矩形に近いコースを散策しました。具体的には,以下のコースを歩きます。 1)百万遍を起点に,東大路通りを南下し,東山丸太町まで歩く。 2)東山丸太町から丸太町通りを東に向かって天王町まで歩く。 3)天王町から白川通りを北上し,白川今出川まで歩く。 4)白川今出川を西に向かって百万遍まで歩く。 1)〜4)の周回コースを1周して,できた空間が,ほぼ1平方キロメートルといえます。このコースを歩くことで,そのなかの面積は,想像をはるかに超える大きさであることを実感したようです。 子どもたちは,1列に並んで,黙々と歩き通しました。 教科用図書だけで,1平方キロメートルの大きさを実感して理解し,感覚を豊かにすることはできません。 今日の学習では,「歩き疲れた」という経験が,周囲の中にある空間の広さを実感させ,豊かな感覚として身に付くと考えています。 また,4キロメートルを69分で歩き切りました。子どもたちは,「1キロメートルの歩く速さは,17分15秒」と驚いていました。 子どもの足で,1キロメートルを歩く速さは,平均17分(第3学年の子ども)といわれています。 子どもたちも,実感して理解できたし,高学年で学習する速度の学習に生きて働く学習活動でもありました。 今日は,楽しい学習でした。 いつまでも,担任の先生とともに,「1平方キロメートルの学習」の記憶が残っていてくれることを願っています。 |
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