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最新更新日:2024/06/14 |
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道徳の時間で
昨日,人権教育に視点から,第4学年2組の道徳の時間の授業をもとに,京都市総合教育センター指導主事前田学先生をお迎えし,人権教育研修会を行いまいた。
人権教育の4側面の視点から,授業を検証しました。 1)人権としての教育…すべての子どもに実質的な平等を保障する教育を推進する 2)人権を通じての教育…すべての子どもがかけがえのない存在として認め合える学習集団づくりを推進する 3)人権についての教育…人権について認識を深め,人権にかかわって主体的に行動できるように人権感覚など諸能力はぐくむ教育を推進する 4)人権のための教育…人権を守り,すべての人を尊重する生き方ができる子どもの育成を図る 教師と子どもとの信頼関係のもとに,子どもの発言する意図を,聞き手の子どもがしっかりと受け止めている,すべての子どもに存在感があり,心の居場所が感じられていること,すべての子どもが,自分のおもいや考えを発言し,互いに伝え合うことができていること,人権に対する認識を育てる指導であることなどから,この学級の子どもたちは,人権感覚を豊かにし,素晴らしい学習集団を形成していると判断しました。 授業も,子供同士が意見を繋いで,まさに,おもいや考えを膨らませるとともに,共感的理解を成し得ていました。集団思考を重視した授業設計も,目指す四錦教育そのものでした。 1年間,真摯に,そして,地道に取り組んできた成果が出た授業でした。 指導主事の前田先生からは,道徳の時間として,専門的な立場から,以下の内容について,丁寧に指導していただきました。 1)主題名と道徳的価値について 2)人権に対する認識を育てる道徳の時間の在り方 3)道徳の時間における知的葛藤の場の設定について 道徳の時間の授業設計に新たな課題を見いだすことができました。 ![]() ![]() ![]() |
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