京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2022/03/25
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静原に関わる全ての皆様,無事に閉校式を終えることができました。ありがとうございました。

伝統文化体験と国際理解教育

 京都市の小中学校では,歴史都市京都の伝統や文化,芸術,産業等への理解を深め,その素晴らしさを伝えて行こうとする心情や態度を育てるために,「学校茶道」の推進・伝統文化体験事業・伝統工芸体験事業を行っています。
 本校でも,京都市教育委員会より茶道道具の配分を受け,茶道体験教室を行っています。静原小学校の卒業生である室井(旧姓 辻)さんのご指導により,冬季休業中に茶道体験教室を実施しています。また,1月に実施される「新年の集い」では,町内の高齢者の方々に茶道でお接待を行っています。また,今年度は,夏季休業中にNPO京都文化企画室の西川 充様のご指導により,茶道体験教室を実施することができました。低学年の児童には,少し難しかった「ふくささばき」も学ぶことができました。その様子は,KBS京都放送のニュースで放送されました。
伝統文化体験事業では,「邦楽体験教室」・「書道教室」・「太鼓教室」などを実施しています。「邦楽体験教室」は,毎年1月に実施される「新年の集い」に邦楽家の中川 廣山さんをお招きし,琴・尺八・三味線などの演奏を鑑賞しています。「書道教室」は,毎年6年生が卒業前に,地域の藤村 典主様のご指導により,大きな筆での書道を体験させていただいています。「太鼓教室」は,プロの太鼓奏者である平 浩之様のご指導により,和太鼓の演奏について学習しています。練習の成果は学芸会で発表していただいています。
伝統産業体験事業では,昨年度は,金箔工芸体験を行いました。毎年,京焼の絵付け,漆器の絵付けを体験しています。「伝統文化体験事業」や「伝統産業体験教室」を通して,日本の伝統文化や伝統工芸の中心である京都の素晴らしさを体験していってほしいと思っています。
 国際理解教育では,昨年度は「スペイン体験教室」を実施しました。森田兄弟が住んでいたスペインについて,子どもたちの興味が高かったために実施しました。スペインから留学生を講師に招き,スペインについての学習やスペインの一般的な家庭料理である「パエリエ」作りにチャレンジしました。今年度は,「ベラルーシ体験教室」実施しました。東ヨーロッパのベラルーシ出身の京都大学大学院生であるアブラギモヴッチ・ユリアさんを講師にお招きし,「湖の国,ベラルーシ」についての説明をしていただき,ベラルーシの一般的な家庭料理であるである「オリビィエ・サラダ」や「ジャガイモのお焼き,ドラニキ」を作って,ベラルーシ料理を味わうことができました。
 日本の小学校では,5・6年生が,年間35時間,外国語活動を学習し,英語でコミュニケーションする意欲や態度を育成しています。指導形態としては,学級担任とALT(外国語指導助手・外国人)との2人での指導と学級担任のみの指導とがあります。ALTと学級担任との協力指導は,年間10時間程度です。残りの25時間は,学級担任のみで指導しています。小学校で外国語活動に取り組むことにより,中学校に進学した時の英語科学習に対する意欲が高まるという効果が出ています。子どもたちが,世界に羽ばたくためのコミュニケーションの道具として外国語活動の充実を今後も図っていきたいと考えています。

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