京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2022/03/25
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静原に関わる全ての皆様,無事に閉校式を終えることができました。ありがとうございました。

国立若狭湾青少年自然の家

 本校は,5・6年生で,隔年で長期宿泊自然体験事業と修学旅行を実施している。昨年度まで,長期宿泊自然体験事業を京都府立青少年海洋センター(マリーンピア)で実施していましたが,来年度より教育委員会のお勧めにより,国立若狭湾青少年自然の家(以下若狭自然の家)を利用する予定をしています。
 若狭自然の家は,福井県小浜市田烏区大浜にあります。静原小学校からの行き方は,以下の通りです。
静原小学校⇒(京都バス52分)⇒北大路⇒(地下鉄15分)⇒京都駅⇒(JR湖西線51分)⇒近江今津⇒(JRバス40分)⇒JR上中駅⇒(タクシー20分)⇒若狭自然の家
 若狭自然の家では,次のような活動ができます。(「若狭自然の家」利用ガイドより)
「カッター」…海原に力を合わせて漕ぎだします。12本のオール(櫂)をそれぞれ一人で操作し,人力で進みます。(若狭自然の家職員が指導,活動時期「年間」)
「スノーケリング」…マスク,スノーケル,フィンを着けて,ゆったり若狭湾を回遊します。いろんな生き物がいる海の世界を楽しみながら,安全に対する意識も高められます。(若狭自然の家職員が指導,活動時期「5月〜11月」)
「シーカヤック」…2名で協力して漕いで会場を移動します。海から見える陸の風景や,間近に見える海中の世界を楽しむことができます。
(若狭自然の家職員が指導,活動時期「5月〜11月」)
「水泳」…水泳エリアは施設の前に広がる美しい大浜海岸にあります。エリア内にはいかだも浮かんでいますので,深い所でも安心して泳ぐことができます。
(活動時期「6月下旬〜9月上旬」)
「磯釣り」…長さ3mほどの竹ざおに仕掛けやエサを自分でつけ,若狭湾の魚を釣り上げます。釣った魚は海に戻します。(活動時期「4月〜11月」)
「磯観察・磯遊び」…島の越や多目的桟橋,赤石の浜の岩場を利用して,箱メガネ等により磯の生き物を観察します。環境教育などの総合的な学習の教材にもなります。
(活動時期「年間」)
「ボート」…3人用の手漕ぎボートです。海上から若狭の自然を眺めることができます。
(活動時期「4月〜11月」)
「グラスボート」…2人乗りの船底に窓が付いた海中観察用ボートです。その窓からはきれいな魚や海草を見ることができます。(活動時期「4月〜11月」)
「カヌー」…3人乗りのカナディアンカヌーを,パドルを使って協力して漕ぎます。海上からの景色を楽しめます。(活動時期「4月〜11月」)
「大だらい」…昔,漁に使用されていたという大だらい(2人乗り)を経験できます。
(活動時期「4月〜11月」)
「組立式いかだ」…フロート(浮き)や丸太をロープで固定していかだ(8〜12人乗り)を組み,海に浮かべます。(活動時期「4月〜11月」)

取組の継続を通して充実した夏休みに

 7月20日(土)より33日間の夏休みを迎えます。長い夏休みを充実したものにするために,学校では,以下のような取組を行います。取組の継続を通して,夏休みが子どもたちにとって充実したものになることを願っています。
*課外学習会を行い,学習内容の確実な定着を図ります
  図書室で,全学年一緒に課外学習会を行います。1名の教員が,子どもたちの指導に当たります。学級の夏休みの課題,自分の問題集,読書の本,読書ノートを持たせてください。夏休み中も学習や読書を継続して,学習内容の確実な定着を図っていきます。
*チャレンジ事業で多様な体験をします
 「自転車安全教室」[7/22(月)9:00〜下鴨警察署],「静原川水質調査会」[7/23(火)9:00〜湖北野鳥センター植田 潤先生],「草木染め教室」[7/24(水)10:00〜静原女性会],「サイエンス教室」[7/25(木)10:00竹森 浩先生],「フラワーアレンジメント教室」[7/26(金)10:00〜花育教室指導者],「社会見学〜琵琶湖博物館〜」[7/28(日)8:37〜17:26],「読み聞かせ教室」[7/29(月)9:00〜田中 直子先生],「環境学習会」[7/29(月)10:30〜島津製作所],「読み聞かせ教室」[7/30(火)10:00〜田中 直子先生],「美しい静原を絵にする会(写生会)」[7/31(水)9:00〜静原神社周辺],「小学生マンガ教室」[8/1(木)9:00〜12:00京都精華大学マンガ学部],「国際交流〜ベラルーシ〜」[8/2(金)10:00〜船戸 潤子先生],「夏のお菓子パティシエ教室」[8/5(月)9:00〜武藤先生],「見学学習〜大阪国際空港〜」[8/6(火)8:04〜15:30],「かかし作り」[8/7(水)9:00〜静原学校運営協議会],「読み聞かせ教室」[8/8(木)10:00〜田中 直子先生], 「読み聞かせ教室」[8/9(金)10:00〜田中 直子先生],「便きょう会」[8/10(土)7:30〜京都掃除に学ぶ便きょう会],「飯盒炊爨教室」[8/19(月)10:00〜],「アニマルアート(京都市動物園での写生会)」[8/20(火)8:35〜15:30],「小学生落語教室」[8/21(水)10:00〜京都産業大学落語クラブ「落語長屋」]
*水泳能力の向上を目指して水泳教室を行います
  夏休中に16回の水泳学習会(午後1時〜午後2時30分)を行います。2名の教員が指導に当たります。水泳の練習は,夏にしかできません。水泳学習会に参加して,水泳能力の向上を図っていただきたいと思います。水泳学習会では,毎回,水泳能力検定を行います。
*親子で取り組む自由研究
  親子で自由研究に取り組み,夏休みの良い思い出を作っていただきたいと思います。後日配布させていただきます「夏休自由研究ヒント集」を使って,お子たちと何に取り組むのかを相談して,取組を早くスタートさせてください。親子で取り組む自由研究は,子どもたちが親になった時の良き思い出としてよみがえってくると思います。夏休み明けには,「夏休自由研究作品展」の開催を予定しています。親子での力作をお待ちしています。
*家庭学習・家庭読書の継続
  夏休み中,お子たちの家庭学習・家庭読書への支援をよろしくお願いします。問題集や親子読書を続けて行ってください。家庭学習や家庭読書が習慣化されれば,子どもたちの学力を支える基盤がよりしっかりしたものになります。

「あたりまえだけど とても大切なこと」

 ロン・クラーク著「みんなのためのルールブック」(草思社刊)には,当たり前だけど,とても大切なことが書かれています。この本には,アメリカの小学校で,学習や行動に問題を抱える児童の多い学校での実践例が書かれています。本を読んでみると,人間関係に関わる内容(コミュニケーション・スキル),学習習慣に関わる細かな内容,社会性や生き方に関わるものがほとんどです。子どもたちの規範意識を高める取組を考えていく上で,とても参考になる本です。
1(人間関係)「大人の質問には礼儀正しく応えよう」
2(人間関係)「相手の目を見て話そう」
3(人間関係)「誰かが素晴らしいことをしたら拍手しよう」
4(人間関係)「人の意見や考え方を尊重しよう」
5(人間関係)「勝っても自慢しない,負けても怒ったりしない」
6(人間関係)「誰かに質問されたら,おかえしの質問をしよう」
7(生活習慣)「口をふさいで咳やくしゃみをしよう」
8(人間関係)「何かを貰ったら,3秒以内にお礼を言おう」
9(人間関係)「もらったプレゼントには文句は言わない」
10(人間関係)「意外な親切でびっくりさせよう」
11(人間関係)「人の成績はいいふらさない」
12(学習習慣)「授業中は,人が読んでいるところを目で追う」
13(学習習慣)「質問には完全な文章で答えよう」
14(人間関係)「自分からご褒美を欲しがってはいけない」
15(学習習慣)「宿題は必ず提出しよう」
16(学習習慣)「授業の準備は素早くしよう」
17(生活習慣)「整理整頓しよう」
18(学習習慣)「宿題に文句を言わない」
19(学習習慣)「代わりの先生が来た時も礼儀正しくしよう」
20(学習習慣)「授業中に許可なく席を立たない」
21(人間関係)「先生にあいさつしよう」
22(人間関係)「お客様を歓迎しよう」
23(人間関係)「誰であれ,仲間外れにしない」
24(人間関係)「叱られている人の方を見ない」
25(学習習慣)「宿題が良く分からない時は質問しよう」
26(生活習慣)「後片付けをしよう」
27(社会性)「バスに乗ったら,大人しく座っていよう」
28(人間関係)「人の名前をしっかり覚えよう」
29(生活習慣)「食べ物を欲張って取らない」
30(人間関係)「誰かが何かを落としたら,拾ってあげよう」
31(人間関係)「次の人のためにドアを押さえていよう」
32(人間関係)「誰かとぶつかったらあやまろう」
33(社会性)「公共の建物に入る時はおしゃべりをしない」
34(人間関係)「訪問先では何かをほめよう」
35(社会性)「集会ではおしゃべりをしない」
36(人間関係)「電話の対応はきちんとしよう」
37(人間関係)「お世話になった人にはお礼を言おう」
38(社会性)「エスカレーターでは左(右)側に立とう」
39(社会性)「全員で廊下を歩く時にはおしゃべりをしない」
40(社会性)「横入りをしてはいけない」
41(社会性)「映画館では絶対におしゃべりをしない」
42(社会性)「学校に<○○>を持ってきてはいけない」
43(人間関係)「もし,いじめられたら先生に知らせよう」
44(生き方)「信じるもののために立ち上がろう」
45(生き方)「前向きに生きて,人生を楽しもう」
46(生き方)「したいことがあるなら,やってみよう」
47(生き方)「間違いを受け入れよう」
48(生き方)「いつも正直でいよう」
49(生き方)「現在を楽しもう」
50(生き方)「君のなれる最も素晴らしい人間になれ」
 ロン・クラーク(Ron Clark)は,アメリカ合衆国のノース・カロライナ州出身で,大学を卒業後,各地を冒険旅行したのち,1995年から小学校の教師となりました。学習や問題を抱える生徒の多い学校,中でもハーレムの周辺校から優秀児を輩出し,目覚ましい成果を上げました。2001年,28歳の時,ディズニー社主催「全米最優秀教師賞」を受賞。毎年,受け持ちの生徒に教えるルールをまとめた本は,全米でベストセラーになりました。現在は,アトランタに住み,各地で講演活動等を行っています。
 本に書かれている50のルールは,どれも当たり前ですが,とても大切なことです。これらのルールを私達大人は子どもたちにきちんと教えているでしょうか。大きくなるに従って学習するルールもありますが,学校や家庭できちんと教えていくことが大切だと思います。ルールを教えていくことにより,子どもたちは,人間関係をうまく結ぶ方法を学び,生き方を学んでいくのだと思います。50のルールを教えることにより,人を思いやる心や自分を大切にする心を育てることができるのだと思います。学校や家庭で子どもたちに,当たり前だけどとても大切なことを教えていくことが,今,求められていると思います。

平成25年度 重 点 取 組

学校教育目標 「家庭・地域とはぐくむ,確かな学力,豊かな心,健やかな体」
〜人権教育を基盤として,一人一人の児童を徹底的に大切にした学校経営を行う〜

●児童の学力保障に全力で取り組みます
1学習指導が一人一人に届くための学習支援について研究・実践を教職員全員で行いま
す。
2新聞が児童にとって身近なものとなり,また,学習教材となるように教職員全員で研究・
実践を行い,児童の言語能力を向上させ,コミュニケーション力を育成します。
3漢字力・計算力の向上を図るために,漢字練習・計算練習の帯時間を設定して,継続して
取り組みます。
4珠算教育を通して,児童の計算力の向上を図ります。(3・4・5年)
5調べ学習において,図書館を積極的に活用し,探究的な学習態度を育成します。
6児童の自学自習・家庭学習の習慣化のために,家庭と協力して取り組みます。
7放課後・長期休業中・休業土曜日の課外学習等の取組を通して,学習内容の確実な理
解・定着を図ります。
8家庭と協力して,規律ある生活習慣を形成します。学校のきまりを守ることを教職員全
員で指導することを通して,規範意識を高め,学習規律の確立を図ります。

●食農教育の取組を通して,児童の健やかな心身を育成します
 *低学年・・・サツマイモの栽培・観察・収穫・調理を行います
 *中学年・・・ジャガイモの栽培・観察・収穫・調理を行います
 *高学年・・・賀茂ナスの栽培・観察・収穫・調理を行います
 *全学年・・・大根の栽培・観察・収穫・調理を行います

●人権学習を通して,児童の人権意識の向上を図ります
 *毎月,テーマを設けて,学年ごとに人権について学習します。
 *12月6日(金) 「盲導犬についての学習会」を実施します(関西盲導犬協会)

●学校評価により,学校目標の具現化に向けた取組の見直しを行い,目指す子ども像の保
護者・地域との共有化を図ります

●児童の学力向上のための学校づくりに地域ぐるみで取り組む
*地域ぐるみの体験活動(農業体験・林業体験)
*地域ぐるみの読書活動(地域の方による読み聞かせ)
*地域ぐるみの安全・福祉・スポーツ活動(見守り隊・毎月の声かけ運動・
高齢者の方々との交流・七彩の風との交流・合同運動会等)

食農教育の取組

静原小学校では,地域の田畑で作物を育て,できた収穫物を調理しておいしくいただく「食農教育」の取組を継続して行っています。地域の方にご指導をいただき,地域の田をお借りし,もち米を栽培したり,地域の畑をお借りし,夏野菜・サツマイモ・玉ねぎ・じゃがいも等の野菜を栽培したりしてきました。
昨年度までは,田と畑の両方の取組をしてきましたが,今年度からは,取組を畑に絞って行うことになりました。昨年度までの田の取組では,地域や保護者の皆さまのご協力をいただき,田植えや稲刈りを行ってきました。今日まで,地域や保護者の皆さまのご協力により,子どもたちは貴重な体験活動ができたことを喜ぶと共にとても感謝しています。しかし,もち米づくりの準備は,ほとんどを地域や保護者の方にしていただき,子どもたちは,田植えと稲刈りを体験していました。
作物の栽培・収穫のすべての作業を子どもたちが体験することにより,子どもたちは,農業の難しさや苦労,素晴らしさを知ることができるのではないかと考え,今年度は,子どもたちが,畑の畝づくりから収穫まで行うことにより,野菜が収穫できた時の喜びは,とても大きいのではないかと期待しています。
 食農教育の活動内容としては,低学年は,サツマイモの栽培・観察・収穫・調理を行います。中学年は,じゃがいもの栽培・観察・収穫・調理を行います。高学年は,賀茂ナスの栽培・観察・収穫・調理を行います。サツマイモは,低学年以外の中学年や高学年も栽培し,収穫・調理を行います。どの学年も畑の畝づくり・栽培・観察・調理の体験活動を絵や新聞などに表し,1年の終わりには,食農体験の取組を,1冊の本にすることを予定しています。
 昨年度までは,夏野菜だけを栽培していましたが,今年度から,夏野菜が終わった後,冬野菜の栽培も行います。今年度は,全校で大根を栽培・観察・収穫・調理することを予定しています。冬野菜の栽培活動においても,活動したことを絵や新聞にしていきます。
 子どもたちの農業体験を行っていくうえで,農業に詳しい地域の方にご指導をいただき,畑の畝づくり,栽培・収穫を行っていきます。自分達が育てている野菜について,図書館の本で詳しく調べたり,育て方について地域の方にインタビューを行ったりするなど,多様な学習活動を行っていきたいと考えています。
 収穫したサツマイモ・じゃがいも・賀茂ナスを材料にした料理についても,図書館の本を使って調べ,その中から,一番作ってみたい料理に挑戦していきたいと思います。
 子どもたちが育てて収穫したサツマイモ・じゃがいも・賀茂ナスを,ご家庭でも是非調理をしていただいて,子どもたちと共に,食を楽しんでいただければ,子どもたちも大変喜ぶと思います。野菜を栽培・観察・収穫・調理を通して,子どもたちの生きる力が育てていきたいと考えています。

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