最新更新日:2024/06/13 | |
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31日(木)学校の様子
少し雨が降っています。桜の花は,二分咲きといったところでしょうか。
5日の統合式,8日の始業式・入学式のころには,きっと満開の花を咲かせていることでしょう。楽しみです。 昨年の今頃の桜の様子 2年前の桜の様子 中学校の国語科で「言葉の力」という教材と出会われた方がたくさんおられると思います。 京都の嵯峨に住む染織家志村ふくみさんがなんとも美しい桜色に染まった糸で織った着物を筆者の大岡氏に見せられたときのこと。その「淡いようでいて,しかも燃えるような強さを内に秘め,はなやかで,しかも深く落ち着いている色」に目を奪われた筆者 大岡氏は 志村氏に「この色は何から取り出したんですか」 と尋ねます。すると志村氏は「桜からです。」という答えがかえってきます。 だれもが桜の「花びら」を煮詰めて色を取り出したものだろうと思いがちですが,実際は桜の皮から取り出した色だったとのことです。そこから大岡氏は,桜の花びら一枚一枚を,言葉の一語一語ととらえなおす中で,一語一語のささやかな言葉の,ささやかさそのものの大きな意味を実感することの大切さや,美しい言葉・正しい言葉について所感を述べています。 この作品のとらえ方によっては,桜の木が「全身で春のピンク色」に色づこうとしている例えが,「今を大切にすること」「一生懸命に生きることの意味」を伝えてくれているようにも感じます。 |
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