最新更新日:2024/09/24 | |
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自分で自分の行動に〇つけをする力を
今日(16日)の京都新聞の読者の投書欄に「危険潜むスマホ 怖さ知る」との題名で,奈良市在住の高校生の投書が掲載されていました。そこには,自身の高校生活で見聞きしたトラブル等を記しながら感じたことを綴り,以下の文面で締めくくられていました。
「スマホには無限の可能性があり,それを意味あるものにするためにも,私たちは正しく有効な使い方に徹するべきです。それが現代を生き抜く術ではないでしょうか。」 本校では,コンピュータ室を中間休みや昼休みに開放しています。できることは「タブレットドリル」と「タイピング練習」の2種類としています。教員がずっと同席できないこともありますが,教員がついていなくても,きっと正しく楽しく活用してくれることを信じて開放しています。 ただ,やろうと思えば,タブレットはネットに常時つながっているので学習に関係ないことを調べることもできます。画面の表示やアイコンの大きさ,配置なども,変えようと思えば簡単に変えることができます。その中で,とても残念なことではありますが,先週,残念な使い方をしていると思われるWeb履歴が残されていました。 タブレットをツールとして使いこなすためには,慣れが必要ですし,最低限のフィルタリング対策などは施した上でできるだけ自由度が高い方がよいと考えています。ただ,ハードにいくら制限をかけようとも,「使い手」が使い方を間違えると,せっかくのタブレットが活きることなく,場合によっては使用を停止せざるを得ない状況になりかねません。年度末にはGIGAスクール構想に伴い,【学習用のタブレットPCを,一人1台ずつ貸出しをする予定】です。子どもたちがタブレットを使って,学習の質を高めたり幅を広げたりするなど,いろいろなことにチャレンジしてほしいと願っています。 冒頭に「スマホには無限の可能性があり,それを意味あるものにするためにも,私たちは正しく有効な使い方に徹するべきです。」という高校生の投書を紹介しました。 子どもたちには,よりよい使い方ができるように,一つ一つの活用場面において「自分で自分の行動に〇つけをする」こと,すなわち「自らを律する(自律)」ことを心がけてほしいと思います。そのことが,スマホやタブレットを使って「現代を生き抜く術」にもつながることでもあるでしょう。 子どもたちの可能性を信じ,子どもたちの未来に期待をしています。 写真は,昼休みにタブレットドリルに取り組んでいる1年生の様子です。 |
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