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最新更新日:2024/06/25 |
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14日(水)4年社会見学
わたしたちの生活に欠かすことのできない水道の原水は,琵琶湖から疏水によって運ばれています。今日は4年生が,琵琶湖から京都まで,どのようなルートで水が流れているのかを調べるために,社会見学に行きました。
第3代京都府知事となった北垣国道は,東京遷都以降,京都に活力を呼び戻すために,琵琶湖疏水の建設を提案しました。これは,疏水の水力で新しい工場をおこし,舟で物資の行き来を盛んにしようという計画でした。 第1トンネルは長さが2,436メートルもあり,難しい工事が続きました。わが国で初めて竪坑利用による工法を採用し,れんが,材木も直営で生産し,ほとんど人力だけで工事をしたそうです。着工から5年後の明治23年に完成し,水力発電のおかげで,新しい工場が生まれました。また路面電車も走り出し京都は活力を取り戻しました。 それから20年後,さらに豊かな水を求めて第2疏水が建設され,同時に水道と市営電車を開業したことで,今日の京都のまちづくりの基礎ができあがったとのことです。 琵琶湖疏水は今も京都に琵琶湖の水を供給し続けています。 ![]() ![]() ![]() |
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