最新更新日:2024/09/24 | |
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剥げないメッキ
第2回定期テストの1週間前になりました。試験勉強の計画はできているでしょうか。試験勉強は、これまでにしてきた普段の家庭での勉強に加えてするもの。試験前だけの勉強ではすぐにメッキは剥がれます。メッキと言えば、かつて私の恩師が「普通のメッキはすぐに剥がれるけれども、剥がれないメッキになったらどうだろう。金や銀、銅という代物(しろもの)は美しいけれども剥げないメッキも同じように美しい」と言われたことを思い出します。剥げないように何度も何度も上塗りをして自分をつくれ、という意味で言われていました。勉強は「自分をつくる」ことに直接つながります。それには、毎日の努力が必要です。クラブで試合前にちょっときびしい練習をしてみても試合では通用しないのは誰もがわかっている事です。勉強もおなじです。毎日の勉強に加え試験に備えての勉強をしてくれることを期待しています。
元気語録
書店の店頭にならんでいた「利他のすすめ」というタイトルの本に目がとまり購入し読みました。チョークを製造する日本理化学工業という会社を引き継いだ社長(現会長)大山泰弘氏が執筆した本です。この日本理化学工業の従業員の70%以上は身体障害者で構成され、利益も十分にあげ仕事に対する社員の満足感も十分に獲得されていると書かれていました。しかしここまでの業績と社員に幸福感を獲得してもらうには多くの課題を乗り越えなければならなかったとあります。課題克服は、上手くいかない理由を他人の所為にせず、自分を見直すことから始まると述べられ、人の為、社会の為に働く事が労働であり、人の幸せであるという価値へのご自身の変容が述懐されています。最近の「個の尊重」や「キャリア教育」等の教育観に他人(ひと)の為に、社会の為に自身の個性を活かすという視点をもつことの大切さをあらためて感じました。
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