最新更新日:2024/06/13 | |
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「遊び」もいじめと判断
滋賀県の中学校でおこったいじめによる自殺問題に司法判断が下ったことを京都新聞が掲載しました。タイトルは「遊びもいじめと判断」となっています。記事は「大津家庭裁判所は決定で、良好な友人関係がいじめにエスカレートしていったと判断した。じゃんけんで負ければ『罰ゲーム』を受ける遊びでも行為の悪質性やいじめを受けた男子生徒の苦痛を考慮し、非行事実として認定した。・・・」と記されています。「遊びのつもり」という加害者側の論理はその遊びが度の過ぎた場合は通用しないことに釘をさした格好となっています。学校や地域で児童生徒が遊んでいる風景のなかでトラブルとなるケースは少なからずあるのではないかと思います。記事は「教師が、『いじめじゃないか』と目を光らせるよう、警鐘を鳴らしたといえる。」と結んでいます。子ども同志が共に過ごす機会が多い学校。その学校はトラブルが発生しやすい環境にあります。現在各学校ではいじめ防止に向けて「いじめ防止基本方針」を作成している最中です。学校としていじめのおきない学校づくりやいじめが発生した際の素早い具体的な取組には家庭、地域のいじめ問題に向けたご理解とご協力が不可欠であることをあらためていじめ防止基本方針作成に関わりながら思った次第です。
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