最新更新日:2024/04/02 | |
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バトンを繋ぐ
バトンを繋ぐ
挨拶が遅くなり申し訳ありません。 令和2年4月1日より,加藤剛男前校長の後を受け,京都市立伏見工業高等学校校長を拝命いたしました 高崎利明 と申します。 入学式,始業式が終わり生徒の顔を見ることができ,いよいよ学校のスタートだと思っていたのですが,始業式の翌日から臨時休業になりました。全世界が戦っている難局の解決に向かって,子供たちを守ることを最優先に考え,できる限りの対応をしていきたいと思います。残念ではありますが,平常の教育活動はもう少し後になります。 働きながら学ぶことから始まった夜間定時制高校ではありますが,時代の流れとともに生徒の雰囲気も変わり,これから求められる定時制高校の姿が変わってきました。 これまでの定時制教育を最前線で担ってきた,西京高校定時制,本校が合併し新しい定時制高校に生まれ変わる時がやってきました。来年度開校する京都奏和高校が両校のこれまでの実績を担っていくこととなります。 伏見工業高校の入学式は今年で最後でした。四年後には閉校となり「伏見工」の名前はなくなってしまいます。 私の仕事は母校でもあり,また教員として長年勤めてきた「伏見工」から「奏和」へ確実にバトンを繋ぐことだと思っています。 京都市教育委員会がこれまでの集大成と位置付けている京都奏和高校に伏見工業高校の良き文化を繋げ,奏和の取り組みを構築しスムーズな引継ができるように,そして最後の伏見工業高校が輝いて閉校できるように,重責ではありますが,私の使命だと思い緊張感をもって臨んでいきます。 どうぞ,よろしくお願いいたします。 令和2年4月1日 京都市立伏見工業高等学校 校 長 高 崎 利 明 |
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