最新更新日:2024/09/25 | |
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暑い日が続いています
もうすぐ7月に入ります。子どもたちは毎日水泳学習に取り組んだり休み時間には、外で元気よく遊んだりと、汗をかきながら楽しく過ごしています。
6月 全校朝会
6月の全校朝会では、校長先生が、今年度大切にしている「あいさつ」と「話を聞く」の2点について話した後に、絵本「ええところ」(著者:くすのき しげのり)の読み聞かせがありました。小学1年のあいちゃんは、背が低くて足もおそくて「100点なんか1回もとったことがない」。「わたしって、ええところひとつもないなあ」とともちゃんに言うと…。揺れ動く子どもの気持ちに寄り添い、思いやりと自己肯定感を育てる物語です。小さな子どもたちにとって、大人が思うよりもずっと大切でよりどころとなるのが「自己肯定感」。この物語を読んでいてわかるのは、自分の「ええところ」を見つけ出すのと同じくらい、人の「ええところ」を見つけ出せることが、どれだけ大事なことかということです。あいちゃんとともちゃんの心の込もったやりとりには、大人も多くのことを教えられている気がします。
おうちでも、ぜひ絵本の読み聞かせを親子で楽しんでみてください。大好きな人に読んでもらえることが、子どもの一番の喜びです。ことばを耳で聞きながら、絵を見ることで、想像がどんどん広がります。読んであげなくては、などと思わず、大人の方も子どもにもどって、いっしょに楽しんでみてください。喜びを共有することで、親子の深いつながりが生まれ、子どもの心の安定につながります。くり返し楽しんだ絵本は、一生忘れません。豊かなことばや感性を育み、成長の力になってくれます。親子で絵本を楽しめるのは、一生のうちでも、数年というほんの短い時間です。その時間は人生の土台作りの時期でもあります。どうぞ、たっぷり絵本をお楽しみください。 |
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