最新更新日:2024/09/20 | |
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夏の花今回のお花は「姫蒲」「ヒオウギ」「ケイトウ」「ハンゲショウ」です。 「姫蒲」の雄花は,咲くと黄色い粉のようになって落ちます。この粉は「傷薬」として昔から使われてきました。「因幡の白うさぎ」のお話で,うさぎが使った傷薬がこれです。 「ヒオウギ」は葉が扇の形に広がり,平安時代から使われている「ひおうぎ」という,ヒノキの薄い板で扇の形を作ったものに似ているので,この名前がつきました。京都の祇園祭,大阪の天神祭には必ず生けられる関西ならではのいけばなです。 投げ入れにしたお花が「ハンゲショウ」です。花が終わると白い葉は普通の緑色になります。不思議ですね。 今回は鈴木先生に「姫蒲」の葉は長さを活かしたまま,茎の長さだけを切るという技を教えて頂きました。苦戦しましたが頑張りました。花と花の間に空気が吹き抜ける様にイメージして生けました。 |
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