最新更新日:2024/09/19 | |
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平成28年度京都市立高等学校合同アクティブ・ラーニング型授業実践研修会(2)
10月4日(火)6・7限
2・3年生の理系生徒を対象とした理科の研究授業を行いました。今回,授業の関係で参加できなかった2年生教育みらい科の理系生徒以外の理系生徒50名以上が,学年や学科を超えて一堂に会して受ける特別授業です。 授業の題材は「放射線の基本的な性質と霧箱による放射線の観察」です。6限は,高エネルギー加速器研究機構からお招きした佐藤皓名誉教授が,素粒子物理学と加速器科学の最前線のお話を背景に,放射線の基本的な性質について講義を行いました。7限は,本校教員の指導のもと,生徒一人一人が放射線観測装置である「霧箱」を作製し(写真上,中),グループで協働して放射線の飛跡の観察を行いました(写真下)。 放射線について,生徒は関心があり言葉としては知っていますが,そのことについて学ぶ機会は多くありません。本校では,この特別授業を通して,できるだけ多くの生徒にこれからの国民的教養として,放射線の基本的な性質や生命体(遺伝子)に与える影響について正しく理解するとともに,放射線が様々な分野で人類の生活を豊かにするために利用されていることも理解してほしいと考えています。 今回の授業では,日ごろ物理を履修していない生徒も含めて,自分の手で霧箱をつくり,ランタンのマントルや教室の埃から出る放射線の飛跡を観察することで,放射線が身近に存在していることや,生命体に与える影響は放射線の量が問題であることを,実感をもって確かめることができました。 ご講演,ご指導いただきました佐藤皓先生,本当にありがとうございました。 平成28年度京都市立高等学校合同アクティブ・ラーニング型授業実践研修会
10月4日(火) 7限
生徒の家庭学習時間確保と進路実現,授業の質の確保と向上のためのアクティブ・ラーニングの推進を目的に,国語,社会,数学,理解,英語と「総合的な学習の時間」の研究授業・公開授業・研究協議を開催いたしました。 この研修会は京都市立高校校長会が主催し,9月4日(月)に京都工学院高校で第1回を開催し,今回はその第2回で,京都市立高校校長会をはじめ,京都市立高等学校,京都市立中学校,京都市教育委員会から多数のご参加をいただきました。 塔南高校では,「主体的学習者の育成を期した授業の実践」を研究テーマに,『学び合い』やポスター発表会,グループ学習,研究機関と連携した異学年合同授業など,様々な形態で授業を展開し,生徒たちも主体的・協働的・能動的に授業に取り組んでいました。 授業後の研究協議では,ポストイットを使ったり,授業風景を撮影したビデオを見ながら授業の振り返りを行うなど,よりよい授業実践に向けて活発な意見交換を行いました。 指導助言を頂きました総合教育センター指導主事の皆さま,参加いただいた先生方,本当にありがとうございました。 写真上:【世界史A】黒船が日本に来航した理由についてグループで考え た理由をポスター発表している様子 写真中:【数学II】三角関数の値を分担して計算し三角関数のグラフを作 成している様子 写真下:【コミュニケーション英語II】幼少期の自分の写真についてペア の相手に英語で説明している様子 |
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